第五回タイとの交流授業案   タイのみんなはどう思う?(道徳)                                           宇治市立南小倉小学校 4年 1999.12.3

 

はじめに  いよいよ、交流も最後となりました。9月から今まで言語による交流を中心とせず、小学生レベルで出来る国際交流というテーマを追いかけて取り組んできました。全く言葉に頼らない交流というのは限界がありますし、それだけに難しいと思っていますが、また一方で言葉に頼りすぎると別の難しさもでてくると思っています。今回は「道徳」ということで、全然使わないわけではありませんが、言葉に頼りすぎないでお互いの思いや考えを知り合うということができるかな、と少し意識しつつ、「道徳の授業は出来る」という一面を追求してみたいと思います。もっとも心配なことは時間内に終わることが出来るかな?ということです。  

 

1.主な活動内容 道徳の授業「オオカミとゾウ」(原文は光村の「見こみ違い」) (道徳教材「オオカミとぞう」に対する意見交流・9月に植えた植物の成長状況交流。交流のまとめとさようなら)   

 

2.実施日・教室 12月9日(木)  なかよしルーム 11:30〜  ( タイ 9:30〜)    

 

3.接続前 約10分−−−−−11:30〜  

@学習内容(その日にすること)を確認しておく。  

A準備物(名札、授業で使うもの、資料、写真、カードなど)を確認しておく。  

Bあいさつを確認しておく。(サワディカップ)  

 

4.接続(交流開始) −−−−−−−11:40〜  

@.大きな声で挨拶をする。  

A.覚えよう日本語(タイ語)−−−「ありがとう」という言葉を大きな声でみんなで言う。          その後、タイの言葉を教えてもらう。さあ、どんな言葉かな?聞いたら大きな声で復唱して覚える。  

B.「友達になったよ」のコーナー  話す人は家族構成や自分の趣味、将来の夢などだけでなく、相手への質問(例えば、今好きな人はいますか?一番好きなテレビ番組は何ですかなど)各1分程度でやりとりできるようにしておく。3人くらいを予定。       

 

C.タイのみんなはどう思う?

・*あらかじめ(本時前に)タイ・日本とも「オオカミとゾウ」のビデオを見て、意見交流をしておく。児童それぞれは、各自意見を持ち、この授業に臨む(初発の感想、授業後の感想など記入しておく)。  
1.ビデオ視聴「オオカミとゾウ」4〜5分   ・あらかじめ用意していたタイ語のビデオを日本側から上映し、双方で観る。   ・こちらでは子供たちに訳を解説しながら視聴させる。
2.タイと日本でオオカミとゾウを劇化して表現する。(予め、希望者による劇練習をしておく)   ・オオカミ・ゾウについての思い・解釈の違いによる表現の差異が表れるかもしれない。
・・お互いに劇を見合うことで、改めてオオカミとゾウの言葉や行動について考えを深める。    

.オオカミとゾウのとった行動について考えを発表する。

・先ず、考えを発表する端緒とするため、「ゾウ」のとった行動について  「ゾウの行動は正しい」と思うか「ゾウの行動は過剰」だと思うかをタイと日本で挙手してもらう。 次に、 ・まず日本の方から意見(日本での統一した意見ではない個人の意見)を伝え、  タイの子供たちにそれについての考えや感想を聞く。−−−通訳必要。 ・発表は言葉ばかりでなく、オオカミやゾウの面、カードなどを使ってする。 *お互いの思いや考えを出来るだけ交流しあいたい。

 

4.「オオカミとゾウ」についてのまとめをする。       

@ 植物交流、9月に植えた6種類の種のうち、タイのひまわりだけが成長したので、その写真を見せる。    

 

5.さようならの挨拶

・今までありがとう。チューカンマイ!手を振って、さようなら。またいつか会える日を楽しみにして・・・

5.回線切断  

6.まとめ    −−−−−−−−12:15〜12:20  

交流した感想を出し合う。  時間があればその場で、アンケートに記入。  教室に帰る。