日記帳の一般公開中止について
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 日頃から、このロクに内容の無いページをご覧頂いていた方には深くお礼申し上げます。
 しかし、この度、いくつかの理由より、「業務日誌(日記帳)」の一般公開を無期限中止させて頂くことと致しました。これは私自身としても大変不本意なことではあります。しかし、そうしなければ実生活での私が不利益を蒙りかねない状況に陥る可能性がある、との判断からこの処置に踏み切ったものです。

 一般公開中止の理由の1つとしては、この日記がWebコンテンツとしてではなく、プリントアウトされた印刷物として、私の知らないところで、特定多数の間で流通しはじめている、という事実を、複数の関係者から耳にしたからです。まあ、そもそもWebサーバー上にパスワードをかけずに置いた以上、オンラインで不特定多数の目に触れる、ということは覚悟の上でした。しかし、これが印刷物として、私の職場関係者の間で流れ始めた、ということになると話は変わってきます。
 元来、このページは、僕が実生活とはある程度離れた存在として、換言すれば一種の別人格として、実生活での愚痴やら出来事を、徒然なるまま書き綴っていこう、という趣旨でした。ある種の別人格としてならば、実生活で面と向かっては言えなかった事も書ける訳です。そして、それを、実生活の「僕」をある程度知っている人や、プロフィールから「僕」をある程度想像できる方が目にした時、ニヤリとしてもらえればいい、その程度の認識だったわけです。ですから、このページの執筆者は、僕であって「僕」ではない、つまり、本名ではなくFeldlotosとして識別して貰いたかった訳です。そして、そのために署名があり、ハンドルネームといったものが存在しているわけです。「僕」とFeldは「=」ではなく「≒」なんですよ。
 ところが、前記のようにプリントアウトが職場で流れ始めた。「僕」とFeldをイコールで結びつけた人の手によって、「僕」の知らないところで。これは大変危険なことです。Feldとは、私の全人格のある部分を強調し、ある部分は抑えた存在です。何度も言うようですが「僕」そのものではありえない。だが、Feldの言動を「僕」の言動であるとして、事情を知らない人々の目にさらされる・・・これは私の意図しないことであり、私としては面白くないわけです。私の意図としては、このページはあくまでインターネット上のコンテンツの1つでしかなく、現実の「僕」が直接接しうる世界に持ち込まれたくはないのです。

 もう1つの理由は、私の職場とは別の場所でですが、やはりHP上で職場の内情を書き綴っていた方が、懲戒処分を受けた、という未確認情報を、複数の筋から耳にしたことです。もっとも、彼の場合は実名での記述があったため、マトモに守秘義務違反ではあるとのことですが。しかし、先に挙げたような行為に及ぶ方がいらっしゃる以上、万が一の場合、その責任は「僕」にかかってきます。仮想人格であるFeldに責任能力はありませんからね。その責任が対人関係の悪化なのか、法に基づく処分なのか、それはわかりませんが、その可能性が将来発生しうる以上、その芽は今のうちに摘んでおかねばならない、ということです。

 さて、今後の対応ですが、このまま公開中止にするか、差し障りの無い内容のみを書き綴って再開するかはまだ決めていません。ただ、これまでに書き連ねた内容を検閲して修正版を上げることだけはしません。修正された日記なぞ、もはや日記とは言えませんから。また、この場で好き放題を書き綴ることが私のストレス発散の1つでもあったことから、差し障りの無い内容のみを書くことにどれほどの意味があるのか、とも思いますので、恐らくこのまま消えていくのだと思います。

2000年11月28日 Feldlotos
 暫定的に日記の一般公開を中止して2週間経ちました。その間、数人の友人、知人より貴重なご意見を頂戴いたしました。ありがとうございます。
 自分で想像していなかった事は、昔のトップページに直リンクされているケースが現実に存在したことです。ネタをバラしてしまうと、トップページの挙動を変更することで日記に飛べなくしていたのですが、変更前のページに直接飛ばれてしまうと、何も変化が無い、ということですね。
 当然ながらこれでは一般公開中止の目的を達成したとは言えません。従いまして、本日をもって、旧トップページをも変更いたしました。
 但し、旧トップページを削除することは当然リンク切れを引き起こしますので、ちょっとした細工を施してあります。これによって、こちらが意図したトップページへの誘導が自動的になされることになります。つまり、事実上の公開終了ということです。
 さて、今後ですが・・・「毎日の出来事」ではなく、「何かあった場合の出来事」を不定期に書き連ねて行く形で、近いうちに再開しようと思います。書くだけは書いて、アップの段階で自己検閲して編集する、という事ですね。これで自分の「書く」という欲求と、守秘義務を両立できる・・・かな?
追記 2000年12月10日

<この対応にある種の疑問を感じた方、およびWestside関係者(元投稿者を含む)の方へ>


 色々と悩んだ結果、2001年当初からの日記の公開を再開することにしました。スタイルとしては、とりあえず書き溜め、ヤバそうな個所は削除してから公開、という方式です。
 今のところ欠けた日付はありませんが、将来日記の日付の間隔が開いた場合は、「書けない事があったんだ」と納得してください。
 これ以前の日記の再公開予定はありません。やらないことに決めました。
記 2001年2月7日


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