業務日誌〜日記帳(02年8月分)
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2002年8月2日
挨拶状の印刷が仕上がってくる。ただ、先週PCを飛ばした関係上、住所録も一部飛んでいる。復旧せねば・・・
3日
今更ながらFC01.COMの「水月」を開始。まずは最初に登場したキャラ、主人公専属メイド(汗)の「琴ノ宮雪」を狙う。元ネタは荘子の「胡蝶の夢」だとは思うが、どこまでが夢でどこまでが現実か、はっきりしない書かれ方をしている。いや、主人公が記憶喪失である時点で、この話が「現実」を舞台にしているのかどうかすら怪しい。どうにも1回では消化不良である。全キャラクリアしてから、もう一度やり直すとしよう。
4日
昨日に引き続き「水月」。タイトルの由来は多分「水面に映った月影」だと思うのだが、ひょっとして「みぞおち」の意味もかけているのではないか、と、ふと思ってしまった。
いや、花梨の拳や蹴りが、面白いように庄一の水月に決まるのである。ちなみに2人目に狙ったのは幼馴染みの「宮代花梨」。今年イチオシのヒロインになるのではないか、と思う。なんせ、エッチシーンのシナリオ読んで、爆笑させてもらったのは久々なのだ。こんな事はエルフの「ドラゴンナイト」シリーズ以来である。もっとも、エルフはウケを狙って笑わせているのだが、水月は極めて自然な流れで笑わせてくれる。そういう意味では前例がないと言えるかも知れない。PCでこのテのゲームに抵抗がない方は、女性の方も含めて、プレイしてみることをお勧めする。
5日
水月、3人目の和泉をあっさりクリア。まあ、スクール水着で眼鏡っ子でドジっ子でつるぺたという、そのすぢ狙いのキャラなのだが、生憎と私自身はその属性のどれも持ち合わせてはいない。シナリオ的にも花梨シナリオの補完でしかなく、面白みには欠けた。
6日
水月、4人目、おそらく作り手側が真のヒロインとして定めたであろう牧野那波に行く。非常に難解なシナリオである。デジタルノベルの真骨頂というところか。まさに「胡蝶の夢」を地で行っている。那波シナリオをやっていて、花梨シナリオ、雪シナリオの消化不良だった部分に関する記述がある事に気付いた。この3人は、ロリ3人をクリアした後でやり直す必要があるだろう。
7日
水月、アリス・マリア・鈴蘭の「ロリ3人組」をプレイ。しかし、よくソフ倫通ったものである。鈴蘭なんざ、まるっきり小学生だ。アリス・マリアは、CGはともかく、文章的にはかなり成熟しているからまあ許容範囲なのだが・・・。だが、アリスシナリオには、那波シナリオ、いや、「水月」の世界そのものに触れた記述があった。全員をクリアするに至り、全体像がおぼろげに把握できたような気がする。
8日
那波シナリオを再度プレイ。水月の元ネタだが、個人的には荘子の「胡蝶の夢」そのものではなく、「うる星やつら」のような気がしないでもない。こいつの映画は全部で5作あるのだが、2作目「ビューティフル・ドリーマー」はまさしく「胡蝶の夢」を題材にした物であり、4作目「ラム・ザ・フォーエバー」は「街が見る夢」をテーマとしている。そして「水月」の世界は、「ナナミ」という神様、つまり「那波町」という町そのものが見ている夢の上での出来事なのだろう。勿論、町の夢とは普通の人間にとっては「現実」に他ならないのだが(「フォーエバー」でもそうだった)。そして、夢には自分自身が登場人物として現れる事もままあるが、当然夢の中の「自分」と現実世界の「自分」は同時には存在し得ない。しかし、「ナナミ」と「那波」が、ある意味同時に存在してしまった事で、世界そのものに揺らぎが生じた。それが、「水月」という物語を形作っているのだ。
私にはそう思える。
9日
今日から夏休みなのをいいことに、雪シナリオ、花梨シナリオを一気に再プレイ。那波シナリオを理解してしまえば、花梨シナリオを理解するのは容易であった。そして、花梨シナリオを理解して初めて、雪シナリオを理解する事が出来た。雪とは、実在の人間ではない。記憶喪失の主人公を自己防衛させるべく、昔の「約束」に従ってナナミ様が遣わせた存在。遠い昔に主人公が愛した、風船ウサギの「意識」にナナミ様が人形(ヒトガタ)を与えし存在。その存在意義は、「主人公透矢の頭を撫でてあげる存在であること」ただ一点である。だから雪シナリオで透矢が「雪に保護される存在」ではなく、「雪を保護する存在」にならんとした途端、雪は消えてしまった。花梨シナリオで花梨が透矢の心の拠り所になった途端、やはり雪は消えてしまった。但し、忘れ切る事は流石に出来なかったようではあるが。アリス・マリア・和泉シナリオにおいても基本的には同じである。例外は「現在」しか見ていない、鈴蘭シナリオと那波シナリオ。透矢自身が宙ぶらりんな位置にいるがために、雪は存在しつづけることが出来た。
たぶん完全に理解するためには、あと1度プレイしなければならないだろう。デジタルノベルの中では、一番元を取った存在と言えるかもしれない。
10日
父親の還暦を祝うべく札幌へ帰省。今回は空路を使うことにした。が、運悪く座席はプロペラのすぐ横。45分の間、爆音に悩まされる事となった(涙)
11日
父親の還暦祝いに札幌グランドホテルでお食事。中華を食したが、まあまあ、というところか。本場横浜には、やはり及ばなかった。
12日
少々遅ればせながら、転居のお知らせのハガキを出す。たかが郵便代だが、150枚近く出すとなかなか馬鹿に出来ない。結構痛い出費であった。
13日
お盆なので小樽へ墓参りに。ただ、体調不良も手伝って、あまり面白くない1日であった。
14日
ツクモで外付けLVD−SCSIケースを発見。展示品特価で相場の半値以下であったため、即GET。ついでにTualatin-Celeron1.4GHzやら、DELTAの350W電源やら、ADAPTECのUSB2-FireWireコンボボードやらまで衝動買い。う〜む(^^;
15日
自宅へ帰宅。空港まで送ってくれた父親が、妙に年齢を取って見えたのは気のせいだろうか?
16日
ADSL8Mが開通。実効速度が1.6Mと、距離2.9Kmにしては善戦している。それと並行して、DirectX8 For NEC98のバージョンアップに着手。cab版の8.1b対応だけではなく、「パッチプログラム」から「書き換えプログラム」へと進化すべく、Cでのコーディングに挑む。とりあえず何とかなりそうな感触である。
17日
Rv20のITF書き換えについに成功する。わけあってハンドルは伏せるが、M氏とS氏からの助言が無ければもっとてこずっていただろう。まったくもって感謝である。
18日
Rv20のためのパーツを少し買い足す。今日はFET用のヒートシンクと、サービスコンセント類似の働きをするテーブルタップを購入。USBのバスパワーに連動し、タップ自身の電源のON/OFFをやってくれるという優れモノである。電源換装によってサービスコンセントを失った我がRvには願ってもないものだ。だが、ヒートシンク整形のための金ノコを買い忘れる。やっぱりどこか抜けている・・・
19日
久しぶりにHP更新である。DirectX8 For NEC98を1から組み直したものをアップ、また日記も更新。某氏から「更新はまだか」とメールが来たせいもあるのだが(笑)
23日
決議と研修の挨拶回りに追われる。小さい署だと挨拶する相手も少なかったが、大きいところだとそうもいかない。やれやれ。
24日
空路で札幌へ。が、全日空の不手際のおかげで危うく乗り遅れるところであった。自動チェックイン機3台の内、2台が死んでいるにもかかわらず、窓口要員を増員していないのだ。当然チェックイン手続きが滞り、空港職員の誘導で廊下と滑走路をダッシュする羽目になった。ったく、いい加減にせぇよ。
25日
ヨドバシやらビックやらをうろつく。USB2.0が使えるようになる以上、DVDを導入せねば(笑)下見で一日が暮れる。
26日
本日は移動日。だが、ちょっとした手続きをする必要があり、街中に出なければならなかった。その帰り、(ちゃんと5時を回ってから)、駅前をぶらつく。注文しておいたSCSIの2GIGAMOドライブを回収、ついでに格安のSCSI外付けケースをツクモで発見、衝動買い。その勢いでラトックのATAPI→USB2.0変換ケースやらプレクのDVDコンボドライブやら、GeForce4MX460搭載カードやらをゲット。ダンボール2箱を持ち帰るのは流石に辛かった(笑)
27日
今日から研修である。が、転課・交流者と新人を一緒くたに研修するのはちと無茶じゃないか?退屈もいいところである。ひたすら眠い。最前列だから寝れなかったが。
28日
昨日に同じ。何とかしてくれい(;_;)/
29日
うがぁ、退屈だ、暴れてぇ・・・最早これは拷問だぞぉ(泣)
30日
最終日に至ってやっと研修のレベルが上がった。ようやく退屈しないで済む。初めからこのレベルであってくれたら・・・
31日
訪希深と会う。色々なブツのやり取りやら立替分の精算やら、いろいろあったが楽しかった。やはり旧友は良いものである。


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