TRAP86
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高速CPU環境でのFM音源の不具合を回避するためのTSRです。

§はじめに

 現在、PC−98シリーズではCPUアクセラレータや下駄等を利用して、高速なCPUに換装することは、このWindows全盛の時代においては半ば必須とも言える状況になっています。
 しかし、PC−98シリーズの最大の強みはDOS時代の過去の遺産にあると言えましょう。
 ただ、過去に作られたゲームの中には、現在のような高速環境での動作を想定していないため、FM音源ドライバが充分なウェイトを確保していないものがあります。この結果、音が変になったり、最悪の場合には動作しない、といったことがあるのです。
 VMM486などの非純正メモリマネージャを利用すれば、FMTRAPなどの、ウェイト付加プログラムは存在します。しかし、僕の知る限り、純正のメモリマネージャである、EMM386用のウェイト付加プログラムは存在しません。
 それなら、ということで作ってみたのがこのプログラムです。

§対象環境

 NEC PC-9821シリーズ上で動作する、MS-DOS6.2。
 FM音源ボードPC-9801-86をターゲットにしています。

§更新履歴
   Ver0.06 01-03-01 暫定公開。



§お願い

 このソフトは現在α版の扱いであり、今回アップしたのは利用者に情報収集をお願いしたいためでもあります。
 依頼の詳しい内容はアーカイブに同梱の「WISH.TXT」に記載してありますが、可能な限りメールまたは掲示板でのフィードバックをお願い致します。
 なお、勝手ながら試験中のため、無断転載はご遠慮願います。


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