このページは各号中の「知られざる世界」へのジャンプと、本コミック書き下ろしの第13話を集録しています。
このコミックスに集録されている「宇宙戦艦ヤマト知られざる世界」は、彼の偉大なる、その名も高き正義のヤマトファンクラブ「波動」の機関誌「波動」に掲載されていたものです。以前より、このマンガをコミック化にという声が会員内外より高まっていたもので、この程、会誌掲載分+書き下ろし1話でヤマトの全26話の半分13話をもって、コミックス第1巻として発行することとなりました。
我が波動が誇る専属マンガ家、鬼才ジュラ姫が全身全霊を傾けた、鬼気あふれる迫力、ペーソスギャグで、本年度ベストセラーはもちろん、手塚賞に芥川賞、ついでにノーベル賞も確実ではないかと確信できるものであると思うような気がしないでもありません。
是非、親族一同に学校の先生、会社の同僚および通行人の方にも見せて、買うように薦めていただければと、切なる思いで、編集部一同に代わりましてお願い申し上げます。
個人のコミックスなどおこがましくもありますが、喜びいさんで・・いえ、ハジを忍んで発行させていただきました。今日まで無事連載できましたのもひとえにみなさまの暖かい励ましのおかげと感謝しております。今後もよろしくお願いしたいわぁ。
・第1話
・第2話
・第3話
・第4話
・第5話
・第6話
・第7話
・第8話
・第9話
・第10話
・第11話
・第12話
・第13話 ・・・特別描き下ろし
「知られざる世界」について ジュラ談
なぜ「知られざる世界」などという題名がついているのかと言うと、テレビでやっているのは後でできた英雄達の美談をたたえた話であって、みんなの知らない現実はこういう話しであった。−というつもりで描いたものなのです。「知られざる世界」というより、「知られざる現実」又は、「実態」という感じですが、それでは露骨なのとゴロが悪いので、「知られざる世界」にしたのです。ともかく、古代や沖田さんの本音はこうだったりして・・なんて考えたりして楽しく描かせてもらいました。
「地球よヤマトよ永遠に」について ジュラ談
波動の会誌Vol.2からVol4までに連載したものです。「ヤマトよ永遠に」と題名が似ているし、内容も変だなと思われた方も多いでしょうが、これを描いたのがパート1が終わって、「さらば」の企画もまだ上がっていなかった頃なのです。パート1の後を私なりに考えてみた作品なのです。前編の2ページは元々鉄筆のガリ版刷りで原稿が残っていなかったため、できるだけ元の原稿に忠実に描き直しました。ギャグ落ちにしていますが、私なりにパート1のその後を真面目に考えた話で、わりと気に入っています。新たな敵にちょっかいを出す前に、しなければならないことがたくさんあるんじゃないですか。ねー古代君。