Caprisoft Player Ver2.01Windows95用


 このソフトは、Waveファイル、MIDIファイルなどを再生するものです。MCIデバイスとして再生できるものなら、このソフトで再生することができます。CDのようにトラックとして管理でき、MDのように名前を付けることも可能です。


Caprisoft Player を起動する

 起動するとこのような画面になります。左側のスクロールバーは、トラックを変更するものです。これを動かすと、その上に表示されている「Track no:」の表示が変わります。


曲の登録

 このままでは何もできないので、曲を一曲登録してみましょう。右クリックをして、「曲の追加」を選びます。するとファイルの選択画面が表示されるので、MidiやWaveファイルなどを選んでください。「ファイルの種類」の欄を「すべてのファイル」とすることで、MidiやWaveファイル以外のものも選択できます。また、ShiftやCtrlキーを使って複数個選択することも可能です。

 OKを押すと、リストで今選択したファイル名が表示されます。ここでPlayを押すとこの曲が聞けます。そして曲の再生が止まると、次の曲がある場合は次の曲が再生されます。

 ウィンドウには、再生中の曲(ファイル名)が表示されています。その右には、時間が表示されています。この時間をクリックすると、残り時間の表示に変わります。


トラックにタイトルを付ける

 このプログラムは、ウィンドウサイズを変更することが可能で、下に広げると、トラックリストが現れます。リストの中にはファイル名が表示されていますが、これに曲名を入力することによって、それ以降このファイルには、入力した曲名が関連付けられます。

 もとのファイル名を知りたい、または変更したい時は、「曲名」の右側にある、「ファイル名」の欄を見てください。

 また、トラックの数字の書いてあるところをドラッグすると、曲の順序を入れ替えられます。トラックは、50まで登録可能です。

 作ったトラックリストを保存したい時は、Saveボタン,またはポップアップメニューの「曲名リストを保存する」を選んで、自分の決めたファイル名で登録してください。拡張子は.mlfになります。

 登録したリストを開くには、Openボタン,またはポップアップメニューの「曲名リストを開く」を選んでロードしてください。


その他

 一曲再生が終わると、次の曲を自動的に再生しますが、そのトラックの「ファイル名」の欄がないと、そこで止まってしまいます。そこで、Repeatをチェックしておくと、止まらないでTrack:1から再生しようとします。

 下部にあるスクロールバーは、再生位置を現わします。これをスクロールすると、再生位置を変える事ができます。つまみをつかんでいる最中は、再生されません。

 .MLFファイルにこのソフトを関連付けると、次からは保存したMLFファイルをダブルクリックするだけで、このソフトが起動し、自動的にそのファイルを読むようになります。

 再生中に、トラックを変えるスクロールバーを移動しても、現在のトラックは移動しません。別のトラックを聞きたい場合は、一度再生を停止してからトラックを変えることになります。

 単純なソフトなので、そのほか細々としたことは自分で実際に使ってみれば分かると思います。ただ単に、作者がドキュメントを書くのを面度臭がってるだけなのですが。(^^;

このソフトはフリーソフトです。

このソフトによって受けたいかなる損害の責任も、作者は負わないものとします。ただし、使いにくい点などは、言って頂ければできる限り直したいと思いますので、よろしくお願いします。

toshio-k@music.club.or.jp(小出 俊夫)