Windows95 (4.00.950a) IBM ThinkPad701C, 486DX4 75MHz, 16MB-RAM
もし右のような画面が表示されたときは、OKを押して続行してください。画面左のリストは、転送元ファイル/フォルダを決めるウィンドウです。初期状態では"A:\"の内容が表示されています。現在のフォルダの位置を変えるには、上に表示されている"A:\"の文字をダブルクリックします。すると以下のような画面が表示され、現在のフォルダ位置を変える事ができます。
そして次に転送先のフォルダを決めます。これも同じく右のリストの上にある"A:\"の文字をダブルクリックして転送先のフォルダを決めます。
次に、転送先にコピーしたいファイル/フォルダをマウスをクリックして選択します。また、キーボードの矢印キーとスペースキーでも選択できます。選択をしたら、リストの上の虫眼鏡のアイコンをクリックします。すると、どのファイルが更新が必要であるかを自動的に検索し、右のウィンドウに結果を表示します。
ここで、いくつかのアイコンが出てきますが、それぞれは以下の意味を持っています。
もし更新対象から除外したいファイルやフォルダがあれば、マウスをクリックして選択を解除します。するとそのファイルやフォルダは処理されなくなります。ただし、黄色の「?」マークのファイルは、選択しようとしまいと処理はされません。
除外したいものを設定したら、いよいよ更新をします。更新は右のリストの上にある、ファイルに二つの矢印が付いたアイコンをクリックします。するとファイルのアクセスが始まり、ウィンドウ下部のステータスバーに進行状況が表示されます。
結果として、もしファイルのアクセスエラーなどで更新されていないファイルなどがあった場合は、まだ異なるファイルを表示します。処理対象から除外した場合も、処理はされないので当然の事ながら、まだ異なるファイルとして表示されます。
「確認の表示」グループには、ファイルの処理中に確認を出したい処理を指定します。上の画面の設定では、フォルダを削除するときに削除しても良いか確認を求めてきます。
「自動選択」グループには、処理するファイルをリストアップするときに、自動的に選択するファイルを設定します。上の画面の設定では、すべてのファイルを選択状態にします。ただし、黄色の「?」マークのファイルは、いつでも自動選択されません。
「削除ファイルはごみ箱へ捨てる」をチェックすると、削除するファイルやフォルダをごみ箱へ捨てます。ただし、フロッピーディスクやネットワークドライブなど、ごみ箱へ捨てられないものもありますので注意してください(Windowsの仕様です)。
「簡易経過表示」をチェックすると、処理中はウィンドウ下部のステータスバーに状況を表示するだけになります。チェックをはずすと、時間のかかる処理をする場合(大きなファイルのコピーやフォルダのコピーなど)は、エクスプローラのようにアニメーションをするウィンドウを表示します。
またこれだけではなく、設定した転送元、転送先フォルダ名、ウィンドウの位置やサイズ、二つのリストの境界の位置はレジストリの「HKEY_CURRENT_USER\Software\Caprisoft\Sync」に保存され、次回起動時に復元されます。