【痔の手術】
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【セブ島の子供達を学校へ】



  • File No.103【痔の手術】


    先日、の手術のお見舞いに行ってきたのですが、肛門科のナース達って若い方が多いですね。自分が入院した場合を考えると、ちょっと恥ずかしいかなと一瞬思ったのですが、患者さんにしてみればそんな場合ではありません。最近では産後に痔(脱こう)を患う若い方も多く、肛門科には多くの女性の方々も入院しておりました。

    痔の手術の場合、たいてい1週間〜10日で退院の様です。コミニュティーサロンにはいつも多くの患者さんが集い、同じ苦しみを味わってきた連帯感か、女性も男性も術後の肛門談義に花が咲いておりました。その輪の中に私もおじゃまさせて頂き、詳しくレポートして来ましたのでご報告いたします。

    まず入院してオペ前日の朝に、抗生剤と麻酔のテストをして肛門部の毛を剃ります。午後3時に、水の下剤125ミリリットルを飲みます。午後6時に座薬2個を肛門に挿入し、夕食は病室でとります。7時に下剤と胃腸薬3錠を服用し、オペに備えます。

    オペ当日は、早朝5時半頃に座薬2個を挿入し、その後で浣腸をします。浣腸で腸内をキレイにした後でシャワー。いよいよ術着に着替えます。8時に点滴を開始し、排尿を済ませた後は筋肉注射を待ちます。S状結腸の内視鏡検査のある場合は、浣腸後に便がでたらナースに見せます。

    オペは殆どの方が下半身麻酔。うつぶせ寝でアプローチする様です。所要時間はだいたい30分〜60分で終わるそうです。オペ後は、5時間後に水とスープが与えられ、10時間後に軽い食事が摂れるという事です。その際に痛み止めを内服します。術後は安静を保ち、10時間はベットで尿も出しますが、その後はトイレに行けるそうです。トイレでの注意としては、和式はダメで、様式トイレでも15分以上は座らない様にとの事でした。

    患者さんにインタビューを試みたところ、やはり術後は肛門の締まりが良くないので、生理用のナプキンをお尻に当てるのですが、男性の患者さんの場合、どうやって使ったら良いのかわからず「ズレ防止のテープがキンタマについて痛かった」とか「60過ぎてナプキンをするとは・・・」「わしゃ二枚重ねじゃよ」というご感想?をいただきました(笑)。

     


    『特別付録』−【あんどさんの手術の思い出】

     

     

    手術の思い出といえば。

     

    2度目の手術の時だったかしら?

     

    手術後、全身麻酔から目覚める時でした。

    ナース「YYさん、YYさん。わかりますか?わかる?」

    「・・・たい。・・・たい・・・・・・」

    ナース「え?なに?痛いの?どこが痛いの?」

    「・・・し・・たい・・・・・したい・・・

    ナースしたい?なにをしたいの?」
    (心配げに見守る夫や実家の母、弟たち)←だったらしい。

    「う、う、・・う、・・・・」

    「う、・・・・うん●が  したい・・・」

    ナース「えぇっ?う●こが、って。だって浣腸したんだよ。
    ほんとにしたいのぉ?」

    「・・・●んこがしたい・・・」
    (その後もうわごとは続く)

    ナース「・・・・・・・・ふ、婦長ぉ〜〜〜」

    だったそうです。はい。

    (94年12/8浜松医大にて。執刀医S教授)

     

     


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