【カレンダー】
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  • File No.75【カレンダー】

    12月の3日というと 、カレンダーの日だそうです、年末のご挨拶にカレンダーを送るところが多いので、これから年の瀬はカレンダーをいっぱい貰って、その中から来年使うカレンダーを吟味するご家庭も多いかと思います。

    私のところでは、予定欄にたくさん書き込めて、余分な絵などが入っていない実用的なものを、いつもデスクの前に貼り付けております、本日丁度、いつもの人が「来年もよろしく」と、カレンダーを持ってきてくれました。そういえば先日その会社におじゃました時に、事務所のカレンダーボードに「−−−得意先などに配付するカレンダーや手帳等を営業及び関係部署に配布」と書いてありましたっけ。

    そういえば年賀状も そろそろ準備しておかないとなりませんね。筆記用具で有名なパイロットのアンケート調査によると、最近では5通に1通の割合でパソコンやワープロを使った年賀状になって来ている様です。ちなみに年賀状に使う筆記用具の1位は「サインペン」2位が「ボールペン」3位が「パソコンやワープロ」で、去年3位だった「筆ペン」が4位に転落しました。やはりコンピューターの普及と、ソフトの手軽さ低価格、それに印刷に近い(印刷だけど)クオリティーで自分のオリジナルの年賀状が作れるということが結果となって現れたのでしょう。私のところでは、パソコンで作るのも面倒なので、結局、家族みんなで撮った「これが今年の一枚です」という写真を、写真屋さんで年賀状にして頂いてます。(笑)インターネットもかなり普及して来ていますから、来年は電子メールでの年賀状も増えそうです。あとは年末恒例の「大晦日カウントダウン・チャット」とかも増えて、どこの回線もサーバーも「パンク」なんてことになりそうですね。(笑)

    そうそう、忘れていました、12/3は奇術の日でもあり、これは「掛け声のワン・ツー・スリーにちなんで」なんだそうです。「日本奇術協会」というところが決めたそうなんですが、この年の瀬の忙しい時に奇術はちょっと影が薄いですね。東京タワーや通天閣を一瞬にして、クリスマスツリーに変えちゃうなんてマジックを披露すれば、「12月3日は奇術の日なんだぜ」と評判になること間違いなしなんですけどね。検討を祈ります。・・・あ、ワン・ツー・スリーにちなんでだったら、1月23日でもいいじゃんか。(笑)

    それでは「カレンダーの日」は、なんで12月3日なのでしょう?。気になったので調べてみましたら、データパルという本に、1872年の事、当時日本では明治5年の12月3日から「太陽暦」を採用し、明治5年の12月3日が、ナント!明治6年の1月1日になっちゃったのだそうです。これには明治の人達もビックリしたでしょうね、さあ!これから暮れの慌ただしい月が始まろうかという矢先に、いきなり明けましておめでとう!ですからね。(笑)

    現在のカレンダーはこの日から始まったという訳でして、多分これが「カレンダーの日」とした理由ではないかと思われます。もっと他に理由が有るんじゃないかなぁ〜?と、思われる方は、カレンダーの日を決めた全国団扇扇子カレンダー協議会(03-3962-5454)までお問い合わせください。(笑)

    それでは太陽暦って何? と、調べましたら広辞苑では「地球が太陽の周囲を一公転する時間を一年とする暦・すなわち一回帰年を時の単位とする暦。代表的なものはグレゴリウス暦で、三六五日を一年と定め、四年ごとに閏日を置き、一○○年ごとに閏日を省き、また、四○○年ごとに閏日を省くことをやめる」と書いてありました。くそぉ〜!ぜんぜんわからんぞぉ〜!と、さらに調べましたら、池田書店の「数字の事典」にいろいろと書いてありました。一年を365日と決めたのは古代エジプト人で、これをエジプト歴と申します。しかし一年の時間を日数にしますと、365日と0.2422日で、キッチリ365日にならなかった、0.2422日余ってしまうのですね。

    するってーと100年で24日以上もズレてしまうので、紀元前46年にエジプト歴をローマ帝国に導入したユリウス・シーザーは4年に1度、1日長くして閏年を作り、エジプト暦を改良しユリウス歴を作りました。しかしそれでもキッチリではなく、4年に1度閏年を入れると11分14秒加えすぎになってしまうので、1600年以上も使っている内に2週間近くズレてしまい、復活祭の日がズレるのが問題になって1582年に法王グレゴリウス13世が新しいカレンダーを作りました。これがグレゴリオ歴で西暦年が100の倍数になる年の閏年をなくし、調整のため400の倍数になる年は閏年のままにするという、現在使われいてるカレンダーです。そうすると今度の西暦2000年は閏年ですね。

    最近では、 それでも地球が太陽を一回公転する時間が一定ではないことが判り、月の引力や、それによって起こる潮の満ち引き。他の惑星の引力の影響や、地震や風(たぶんジェット気流)までが影響して、1日に1000分の1秒単位で誤差が出るので数年に一度、2分の1秒以上ズレた時には、大晦日の深夜に1秒足す事になったそうです。これが「閏秒」。その他、6月30日も閏秒を補正する日になっているということです。なるほど、地震や風で遅れるのは電車だけでな無かったのですね。・・・わはは、電車と地球を比べてはいけませんな。(笑)

    カレンダー(暦)といえば、 よく日付のところに「大安」とか「仏滅」とか書いてありますよね。今ではそんなに気にしなくなりましたが車の納車や家を建てる時などは、やはり「大安がいいな」なんて気になったりするものでございます。これは「六曜(ろくよう)」というもので、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の順に並びます(ふ〜ん、そうだったのか)。そして月の最初の日の六曜は決まっているのだそうで、1月と7月の1日は先勝。2月と8月の1日は友引。3月9月は先負、4月10月は仏滅、5月11月は大安、6月12月は赤口と、出だしが決まっているそうです。六曜それぞれの日の意味は知っている人も多いと思いますので割愛致しますが(面倒なだけです)、この六曜の起源については、中国からには間違いないとしても、いつ発生して流行し現在の形になり定着したのかは、色々な説が有るにせよ、実際のところ「不明」だという事です。くっ、くそぉ〜!知りたかった。

     


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