【コンプレックス】
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  • File No.87【コンプレックス】

    こんにちはコンピュータ歴4000年の拓文です。うそです、とってもヘナチョコです。知人が「やっと自分のパソコンを買ったぞぉ〜」というので、けっこう毛だらけ猫まっしぐら、さっそく見せてもらいました。Windows98が出て、安くなったというWin95モデルでしたが、私のマシンに比べると値段は半額で性能は4倍になっていました。くぅぅ。

    慣れたらインターネットにも接続してみたいというので、私が契約しているプロパイダーの内の1つを勧めると、さっそくワープロソフトを起動して「メモ」という題名のファイルを開いて入力・・・まめな奴です。「いつも開くファイルならショートカットを作れば?」と言うと、「いつも開くファイルはショートカットを・・・」と入力していました(笑)。

    私は「パソコン」という呼び名が 、あまり好きではありません。どうも「マザコン」とか「ロリコン」などというコンプレックス系の言葉に感じてしまうのです。パソコンですから「パーソナル・コンプレックス」ですが、いかにも有りそうな感じがしますし、実際に私がコンプレックスを持っているからなのかもしれません。

    じつはカナ入力なものですから、入力設定を変更しないと大半を占める他のコンピュータで文字の入力が出来ないのです。それにカナ入力はタッチタイプもしにくいし・・・というか、私は出来ません(笑)。なので「あれ?カナ入力だったの?」なんて言われると、ちょっとコンプレックスを感じてしまうのですね。思えば最初にローマ字入力にしておけば良かったのだと思うのですが、キーボードに平仮名が並んでいるので・・・つい。

    入力専門職では無い ので、速く多くの文字を入力する必要は無く、タッチタイプが出来なくても不自由はしません。しかしディスプレイだけを見つめてカチャカチャ入力できる人(特に女性)を見ると「う〜ん、カッコイイ〜」と感じますね。やっぱりpersonal complexです(笑)。

    ちなみにEnglish complexなんかもある様で、以前、格好つけようとして必死に書いた英文にスペルミスがあった為に、とても恥ずかしい思いをしたので「ぱーそなる」と入力して変換すると"personal"が出てくる様にしてあったり、よく使うホームページのタグなども、いろいろと辞書登録してあります。なので余計に他のコンピュータで文章が書けないのかもしれません。それ以上に直筆には強いコンプレックスを持っていますが・・・。わーいコンプレックスだらけだあ〜。(コンプレッサーとお呼びください・笑)


    ・・・と、コンプレックスの事を 書きましたら、BBSや電子メールで励ましを頂きました、どうもありがとうございます。やはりカナ入力コンプレックスを持っているという人はいらっしゃるのですね、安心しました。仲間がいると判れば力強いものです、これからもカナ入力者の希望の星となる様に、カナ漢2本指打法で生きて行きます。(おいおい)

    しかしコンプレックスというものは、多かれ少なかれ誰でも持っているものだと思います。じつはわたくしアガリやすい体質でして、以前は人前でスピーチをする時など、脚がガクガクして声がうわずっていたんです。これは「自分の良いところをみせたい」という気持ちが強くて「恥をかきたくない」という不安が広がって「失敗したらどうしよう」となって、ドキドキしてしまうんですね。

    裏を返せば、誰でも持ち合わせている自尊心というものが少し強いだけで、なにより「向上心」があるという事なのだ、と思う様にしています。人前であがるのは、他の人よりも客観的に自分を見てしまう為で「自分は他人に、どう受け取られているのか」が、とても気になるのです。しかしそれは現在の自分に満足する事が出来ずに、常に自分を向上させたいと願っているからなのだと思います。そこで「なにくそ!」とコンプレックスとかプレッシャーをパワーに変える事が出来れば、自分自身を大きく飛躍させる事が出来るのではないでしょうか。

    私の場合、自分から進んで(開き直って)スピーチをしたり発言をしている内に、たとえ緊張していても成功する時が来て、やがて自信がついて来たのです(恥をかくのに慣れた・・・とも言いますが)。そうすると、今まで苦手であった事も楽になり、ますます図に乗ってレベルアップしていくと、ついには面の皮が厚くなったりします。つまり、純情な独身男性が女性を口説くのがヘタなのは、フラレる(失敗する)のが、とてもコワイからなんですね。(ん?スピーチって、口説く事だったのか?笑)

    先日"No body is perfect"という言葉を教えて頂きました。そう、どんな人も完璧ではないのですね。失敗するのが人間なのですから、失敗を恐れずにポジティブに行きましょう。

    ▼「物事を明るく見るように努め,寛大な心で受け入れるように。
      人生は嘆くより、笑って過ごすほうが、はるかに人間的である。」G.F


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