お酒の雑学

【日本酒】

日本酒の銘柄の中でも「○○正宗」と「正宗」がつくものは多く、300前後もあると言われています。

この「正宗」を考えついたのは天保時代の灘の造酒屋、山邑太左衛門さん(桜正宗本舗の先祖)。寺で、経文に「臨済正宗」という文字を見つけ「正宗(セイシュウ)」という文字を清酒(セイシュ)にひっかけ「酒の名前にピッタリ!うひうひ」ということになったのだそうです。

寒い季節にはやっぱり熱燗ですが、この「熱燗」というアルコールを温めるという世界でも稀な飲み方を発明したのは平安時代に嵯峨天皇につかえた左大臣の藤原冬嗣。嵯峨天皇が秋の狩りに出かけた時に、寒いので藤原冬嗣が酒を温めて献上したところ喜ばれた故実を元に「酒の燗は9月9日〜3月2日までたるべし」となったそうです。

「燗」というのは火との間を意味する「熱すぎず冷たすぎず」という人肌温度の事。よく飲みすぎて「泥酔する」と言いますが、千鳥足で歩いていドブにはまって泥だらけになってしまうからだと思っていたら、空想上の虫である「泥」というのが人間の酔った姿に似ているところからきているのだそうです。この「泥」という虫が、骨がない為にクニャクニャと幾重にも重る様子から来ているのだそうです。あなたは飲むとクニャクニャします?(笑)

最後に、「お銚子2本ね!」などと言うと、何故か徳利が2本出て来ますが「銚子」と「徳利」は別物。「銚子」は三三九度に使うような鍋型の注ぎ口と持つところ(柄)が付いている奴で、「徳利」の方は、江戸の終わりに登場して現在に至る陶器で出来た奴。

しかし徳利が出てきても「徳利じゃないよ、お銚子!」などと言うと、飲み屋のオヤジに「銚子にのるんじゃないよ!」と言われるのがオチでしょう。

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