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−今日の言葉−

【ハイテック・ハイタッチ】

(てくのろじー)



こんにちは、コンピュータ歴40年のたくぶんです、うそです。8年くらいです。最近ハードディスクの容量が少なくなったのでチョチョイと増設しました、うそです、ビクビクものでした。そして案の定、増設に失敗して横浜のトミー電子というパソコンショップの親戚に助けられ、やっと増設出来ました。ついでに新しい中古のレーザープリンターやCDドライブやメモリーも増設して、最近の最新型(あたりまえだ)にも対抗出来る環境になったのではとワクワクでした。

ところが、元のハードディスクの領域が少ない為に、結局新しいソフトをインストールしようとすると容量不足の警告が出てしまい「何のために増設したんだ状態」に陥ってます。「それならドライブごとフォーマットして再インストールすれば簡単だ」とばかりに、Windows95のフロッピー版(注・アップグレードでは無く Windows95単体で売られているのはフロッピー版しかない)を買ってきたのはいいのですが、

現在使用しているアプリケーションをすべてインストールし直さなければならない事に気がついて、いまだにパッケージを開ける事が出来ないでいるトホホ者です。その内に Windows100か200あたりが出て、結局開けずじまいになるのではという予感がしています。

本当はアップルの期待の星「コープランド」(だったかな)が出荷されていれば、今ごろ知り合いの兄貴が経営するMachintosh専門のショップでもって拝み倒して安く買っているハズだったのですけど、コープランドは星どころか彗星のごとく何処かへ飛んでいってしまいました。まだ大切に昔のマック・クラッシックを所有していますから一応マックユーザーでもあるんです。(NIFTY-Serveの巡回程度なら、まだメチャメチャ速いっす)。



そうそうハードディスクの話でした。実は今まで使用していたHDDは Windows3.1時代のハードディスクなので250MBづつ四つにドライブを割ってあったのです。今考えると無駄な事の様に思えますが、当時は予期せぬクラッシュに備える為の「常識」だったのです。まだお仕事で現役で使用中の五年リース富士通のFMRなどは、120MBのハードディスクを40MBづつ仕切って3つのドライブにしてあるので Windows のアプリなんてとても入りません。

それでも無理矢理インストールしては不安定にしてしまって再インストールなどは10回を優に超えてます。まあ、今まで道を踏み外すほど馬鹿な事をいろいろとしてきたので、道を踏み外したのですが・・・。それでも失敗のたびにいろいろと勉強になったものです。

コンピュータを導入して住所録からパソコン通信で入手したログファイルまで、いろいろな情報を蓄えていたのですが、たった一度のクラッシュで「無」になってしまうわけです。そんな時に限ってバックアップを取っていないんですね、これなら石器時代の壁画の方がよっぽど保存性に優れていると言えましょう。だいたい目にもみえない様な「磁気なんぞ」で情報を保存するという行為自体が間違っています、ペーパーレス?わはは、笑わせてくれますな、やはり基本は紙ですよ紙ぃ〜。ハアハア、すいません興奮しました。

私も「パソコンって便利だよ、何でも出来るよ」と言われて買ったのですが、ハッキリ言って便利どころか、すごく手間の掛かる計算機ですね。オマケにアプリケーションとの「相性」などと言う人間臭い機能まで有ったりして、何か一つの事がまともに出来る様になるまで、それはそれは苦労したものです。でも今の Windows95については詳しくはありません。時々「不正な処理をしたので強制終了します」と言われるんですが、それが何故なのか95についてはさっぱり解りません。3.1で養った知識は何処へ行ってしまったのでしょうか。これからは機械的な事より、クリエイティブな事でコンピューターを使って行く事にします。

最近はもっぱらコンピュータを道具として使っています。「コンピュータ自体を触りたい」という欲求から「目的を遂げるための道具としてコンピュータを使う」に変化して来たのでしょう。それはやっとコンピュータが一般的に道具として使えるようになって来たという事なんですね。Machintoshは初めから道具としての感覚でしたけど、それだけにマックユーザーは道具に対するコダワリ・愛着が強いのではないのでしょうか。「おいおい、なにやってるの」と、話しかけながらマシンの筐体をコツコツするのが多いのは圧倒的にマックユーザーですな。

私の知り合いのマックユーザーなんて作品が出来あがると「よしよし」とマックを撫で撫でしているんですな、んでもってそれを目撃されて、ポッと顔を赤らめたりするんですな。私も時々パソコンを抱きしめて、頬を赤らめてみたい衝動にかられます。



アメリカでは一昨年、コンピュータの販売台数がテレビを上回ったとか。日本でもインターネット人口が1000万人を超えたそうです。「日進月歩」などという言葉はもう古いかも知れません、情報に関しては最早空間と時間の壁を超えていますから「秒進時歩」ですね。しかし私の環境だけは、一向に進化してくれません。





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