CCClientのためのffmpeg mp3対応ビルド
※あまり検証していないので、間違っていたらすみません。
用意するもの
ffmpeg (ffmpeg-0.4.8.tar.gz )と、差分 (ffmpeg_diff_009.zip)
cygwin
lame (lame-3.95.1.tar.gz)
必要に応じて
音声多重放送対応差分 (ffmpeg_diff_009_2.zip)
(2004.02.14)
-dc オプションを付けると2ヶ国語放送などの音声多重放送時のCMカットができます。
入力音声ストリームが mpegaudio (mp2, mp3) の時のみ有効です。
(2004.02.22)
-ac 1 オプションでモノラル音声変換をすると左チャンネル(主音声)のみにしました。
オプションを指定しても、機能するのは音声多重の時のみで、ステレオの場合は通常通り左右合成です。
手順
ビルドの手順を示しますが、詳細説明は省略します。ポイントのみ記述しておきます。
Mingw32はいろいろ挑戦したけどよくわからなかったので普通にcygwinとしての手順です。
(1)cygwinのインストール
binutils, gcc, make, nasmなどを入れておく
(2)mp3lameのビルド
$ tar zxf lame-3.95.1.tar.gz
$ cd lame-3.95.1
$ ./configure
$ make
$ make install
$ cd ..
(3)ffmpegのビルド
$ tar zxf ffmpeg-0.4.8.tar.gz
ffmpeg_diff_009.zip または ffmpeg_diff_009_2.zip を ffmpeg-0.4.8/ に上書きする。
$ cd ffmpeg-0.4.8
$ ./configure \
--enable-mp3lame \
--extra-ldflags="-Wl,--warn-common -L/usr/local/lib" \
--disable-vhook
できあがった config.mak を編集する
編集前 EXESUF=
編集後 EXESUF=.exe
$ make
(4)インストール
できあがったffmpeg.exeを CCClient\cores\ に格納する。
また、dllも更新されているので
/bin/cygwin1.dll
/bin/cygz.dll
も同じく cores に格納する。
CCClient\Transcoding.ini を編集する。
編集前 -acodec mp2
編集後 -acodec mp3
ライセンス条項とか面倒なこと書くの嫌なのでバイナリ配布は省略
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