特典豊富なゴールド会員
HHONORSにも他のプログラムと同様、利用頻度に応じてエリート資
格が与えられる制度があります。
ヒ
ルトンの「会員特典と会員ランク」のページへのリンク
各レベルまでの到達要件を簡単にまとめますと、以下のようになります。所要滞在数、所要泊数、所要ベースポイントのいずれかが連続する12ヶ月の間に満
たされれば、該当するエリート資格が与えられます。
会員ランク |
所要滞在数
|
所要泊数
|
所要ベースポイント
|
ブルー(普通会員)
|
−
|
−
|
−
|
シルバー
|
4回 |
10泊 |
−
|
ゴールド
|
16回
|
36泊 |
60000ポイント |
ダイヤモンド
|
28回
|
60泊
|
100000ポイント
|
一方、各会員レベルでの特典を、以下にまとめます。
会員ランク |
獲得ポイント数
|
部屋のUG
|
無料朝食(北米)
|
予約保証
|
特典ブラックアウト
|
フィットネス無料利用
|
ブルー
|
100%
|
×
|
×
|
×
|
有
|
×
|
シルバー
|
115%
|
×
|
×
|
×
|
有
|
○
|
ゴールド
|
125%
|
○
|
○
|
×
|
無
|
○
|
ダイヤモンド
|
150%
|
◎
|
○
|
○
|
無
|
○
|
このように、レベルの到達のしにくさも、特典の豊富さも、
ブルー < シルバー <<<<<< ゴールド << ダイヤモンド
であることがお分かりになるかと思います。ヒルトンの場合、最上級会員であるダイヤモンドとゴールドとの間に特典上の大きな差異がありませんので、ダイヤ
モンド資格は趣味で取りに行く価値はないと思います。ただ、旅行が趣味で、ヒルトン系列のホテルの利用がそこそこあるのであれば、ゴールドは狙ってもいい
かと思います。まずは、ゴールド資格で与えられる特典を、詳しく見ていきましょう。
(1) 部屋のアップグレード
宿泊当日の空き状況により、予約した部屋より上位カテゴリーの部屋をあてがってもらえます。例えば海側、山側の眺望の部屋があり、海側のが高価な場合で
山側の部屋を予約をしていた場合、空きがあれば海側にアサインしてもらえる、といった具合です。コーナーの広めの部屋があてがわれることもありますし、エ
グゼクティブフロアのあるホテルではエグゼクティブフロアルームにしてもらえることもあります。エグゼクティブフロアにアサインされた場合にはエグゼク
ティブラウンジを使うこともできますが、ヒルトン上海など、ホテルによってはゴールドの資格さえあればどの部屋であろうとラウンジが使える所もあります。
ゴールド資格によるアップグレードはその場の予約状況や各ホテルのポリシーに大きく依存しますから、確実なものではありません。特定のカテゴリーの部屋
を強く希望する場合にはアップグレードを期待することなく、最初から希望する部屋を予約する方が賢明です。
(2) 無料朝食の提供
規約では、北米のヒルトン(Hilton Hotel
Corporation運営)において、コンチネンタルブレックファストが無料で提供されることになっています。しかし、実際には北米以外の多くの
Hilton
International運営ホテルにおいても、各ホテルのポリシーに従って朝食が無料で提供されています。朝食の形態はホテルによってまちまちで、
・フルブッフェが頂けるホテル
・エグゼクティブラウンジで摂るホテル
・ゴールド、ダイヤモンド専用の朝食場所で、それ用のメニューが供されるホテル
・レストランで上限金額が示された上で、超過分だけ個人で払うホテル
とさまざまです。もちろん、Hilton
International運営ホテルには無料朝食の無い箇所もありますし、無料朝食か部屋のアップグレードどちらかの選択、というホテルもあります。朝
の出発が早く、レ
ストランで朝食が摂れない場合に、ルームサービスの朝食を代替として出してくれるホテルもあります。
(3) 特典宿泊におけるブラックアウトデートのウェイバー
ホテルによっては特典宿泊の利用できないブラックアウトデートが設定されているのですが、ゴールド以上の会員はホテルの特別繁忙期を除き、基本的にいつ
でも特典宿泊が利用できます。
(4) 25%のボーナスポイント
ゴールド会員とは言っても、エアラインマイルのようにポイントが2倍付くなんてことはなく、僅かな割増しがある程度です。
(5) その他の特典
例えばヒルトン成田のようにゴールド会員に部屋のミネラルウォーターを無料で提供するなど、ホテル独自のサービスを行っている所があります。
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