HDの取り替え改造
さて、前ページで書いたように、このHDは厚さが12.5mmありますので、
このままではリブレットに収まりません。
というわけで、お決まりの改造が始まるのです。
基本的には裏ブタを写真のように切るだけなので、半田ゴテ等は不要です。
きれいに切りましょう。仕上がりが違います。
切り取り作業のコツは、アクリルカッターを使ってあまり力を入れずに何回
かけがく用にして削り、半分くらい削れたらポキッという感じで折ることです。
もちろん普通のカッターでもかまいませんが、
必ず「金属の定規」をあてて切っていってください。プラスチック定規だと
定規がボロボロになります。このへんは工作好きの人にとっては当たり前の話ですね。
背面はこんな感じになりました。
あとは普通にHDをくっつけて電源を入れるだけです。FDからブートし、
FDISK、FORMAT、お好きなOSのインストール(!?)といつもの作業をしてください。
HD交換は以上です
注意
HD交換ということから、HDをデスクトップパソコン(母艦)に2.5inch
マウンタを介して接続する事があるかもしれません。
その際に注意する点がいくつかありますので参考までに書いておきます。
その1、FDISK作業は絶対にリブで行ってください。
リブレットではハイバネーション用にHDの中に専用の領域を必要とします。
リブのBIOSはその領域を自動的に引いた分しか認識しないので、リブでFDISK
を行うと、自動的にその領域を差し引いてくれます。
しかし、デスクトップパソコンでFDISKを行うと100%の領域を確保してしま
うので、そのHDをリブに接続してハイバネーションが行われると、
HDを壊してしまいます。
その2、HDを母艦につなぐ時、BIOSのIDEパラメータ設定ではLBAを使わない
母艦にHDをつなぐ時はBIOSのIDEパラメータ設定を行うのは常識ですが、
その際、デフォルトのLBAを使うとはまります。ここはNormalを選択してください。