第3話(1)

クレアにようこそ。ここはなんでもアリのアミューズメント広場。
飲む食べる遊ぶ、なんでも出来る夢のデパート。

■第3話<素敵なスタッフだから>■


独り占めしたい。

それぐらいアナタは素敵なヒト。

自分にとって。

かけがえのないヒト。


■はサンプル聞けます
サンプルは本番データとは多少異なります。


■飛行場
志乃「いっちゃったね・・・」
祥子「うん・・・」
志乃「寂しく・・・なるね」
祥子「まさか・・留学、かわってくれるなんて・・・」
志乃「祥子はクレアで通訳部に入るんだっけ?」
祥子「うん。堀江さんに教えてもらうことにしたよ。英語」
志乃「うん。・・でも・・・」
祥子「・・部署、はなれちゃうね」
志乃「えへへ。だいじょぶ!志乃はピザフロアで頑張るからさ!」
祥子「志乃・・・」
志乃「祥子は通訳部で頑張ってね!!」
祥子「・・・うん・・・」

■会議室
敦子「あたしはそこまでしか聞いてないんだけど」
樹里「そっか・・・。小枝、あっちゃん先輩に心配かけたくなかったんだね」
敦子「樹里にはなんて言ってたの?」
樹里「うん。・・・神ちゃんが来るまで駅で待つって。」
敦子「・・・けなげすぎる子ね」
樹里「つたわるかな。神ちゃんに。」
敦子「神ちゃんを責めに来るわけじゃないってこと?」
樹里「うん。ただ小枝と一緒にいた時の気持ちを確かめたいだけってこと」
敦子「あの子はホントに好きだったのね。神ちゃんのこと」
樹里「表現が下手だっただけで・・・誰よりも・・きっと」
敦子「うまく・・・・行かないわね」
(ドアの外)
七菜「あれ?雪美ちゃん。」
雪美「あ・・七菜ちゃん」
七菜「どうしたの???」
雪美「・・・・なんでもないっっ」
七菜「雪美ちゃん!!!」
(ドアの音)
敦子「誰?」
七菜「あっちゃん先輩!」
樹里「七菜ちゃん・・・いつからココに?」
七菜「あ・・あたしはたった今・・・・でも・・雪美ちゃんが・・・」
樹里「雪美ちゃん???」
敦子「もしかして・・・今の話を聞いてたの?」
七菜「なんの話されてたんですか?」
樹里「あ・・・・・。」
敦子「ちょっと・・・やばいことになっちゃうかも」
樹里「どうしよう・・・」
七菜「ふみゃ?」


■事務所
鈴子「えっ!お兄ちゃん、まだ言ってないの?!」
矢部「鈴子、そんな大声で・・・」(小声チック)
伸介「どうしようもないコモノだろ」
鈴子「うん。ガッカリした。」
矢部「声がでかい!七菜が奥にいるんだぞ!」(小声チック)
鈴子「どうりで式場めぐり、えらく長いと思ってた。」
伸介「プロポーズするって言ってもう半年だぞ」
鈴子「お母さん、きっとふられたんだって諦めてたよ」
伸介「返事待ちならともかくなぁ・・・」
矢部「キミら、ホントにうるさいよ。」
伸介「なんでプロポーズしないんだ?」
矢部「・・・俺だってな・・しようと何度も思ったんだよ」
伸介「はぐらかされるのか?」
鈴子「嫌われてるんじゃないの?」
矢部「・・・うるさい」
鈴子「なんだー。ホントに嫌われてるんだ」
伸介「嫌われてるのか?」
矢部「伸介・・・お前まで・・・」
鈴子「好かれてるって自信あるんだ?」
矢部「いちような」
鈴子「・・・ぷはは」
矢部「鈴子、お前 妹失格だな」
鈴子「だいじょーぶ。アタシ最初から兄貴だなんておもってないから(笑)」
伸介「鈴ちゃん・・・(^^;」
鈴子「美帆さん、絶対お姉ちゃんになって欲しかったのにな」
矢部「過去系にするな」
伸介「まだプロポーズする気なのか?」
矢部「当たり前だ」
七菜「プロポーズ??誰が?」
矢部「な・・・七菜!!」
鈴子「七菜ちゃん!」
七菜「ふみゃ?」
伸介「ハ・・ハガキの整理はおわったのか?」
七菜「はい!」
矢部「おつかれさん」
七菜「はい!!あ。鈴子さん、お茶いれましょうか?」
鈴子「あ。ありがとう。」
七菜「いえいえ。じゃしんさんたちのも用意しますね。」
伸介「ああ。頼む。」
七菜「はい♪喜んで♪行ってきまぁす♪」
矢部「いってらっしゃい」
伸介「・・・・・聞かれたかな」
矢部「七菜なら聞かれても 話が広がるってことはないだろ」
伸介「・・・話は広がらないけど・・・」
鈴子「どうしたの?」
伸介「・・・いや」

■事務所前
美帆「あら。敦子」
敦子「美帆・・」
美帆「どうしたの?うかない顔ね」
敦子「うん・・ちょっとね」
美帆「また何かあったの?」
敦子「うん・・・まぁいろいろね。」
美帆「もしかして また恋愛関係?」
敦子「・・・そんなとこかな」
美帆「そっか・・・。ややこしいね。恋愛は。」
敦子「禁止しても無駄なことよね。」
美帆「・・・うん」
敦子「事務所?」
美帆「あ。うん。敦子も?」
敦子「うん。ちょっとしんさんに相談が・・」
美帆「そうなの??・・・最近 なんかいつもしんさんと一緒にいるね。」
敦子「うん。いろいろ話聞いてもらっちゃってて」
美帆「・・・ふふ」
敦子「やだ・・・やな笑いね。」
美帆「だって・・・ふふふ」
敦子「そういうんじゃ、ないわよ。なんていうか、同じ戦場で戦ってる
   戦友って感じかな」
美帆「じゃ、クレアは戦地?」
敦子「そうなるわね(笑)」
美帆「くすくす」

■事務所
(ドアのおと)
敦子「ただいまー」
美帆「おはようこざいます」
伸介「わ!!美帆!!」
美帆「ん?どうしたの?」
鈴子「今 美帆さんの話してたのよ」
美帆「あら鈴子ちゃん。きてたのね」
鈴子「うん。兄貴があんまりトロイんでね。」
矢部「鈴子!!」
美帆「んん?どうしたんですか?」
矢部「いや、なんでもない」
伸介「コモノ」(小声チック)
鈴子「根性なし」(小声チック)
矢部「うるさい!!」(小声チック)
七菜「あ。美帆さんおはよーございますっ。敦子さん、おかえりなさぁい」
美帆「おはよう」
敦子「ただいま」
鈴子「ま。美帆さんなら こんな優柔不断よりいい人 きっとみつかりますよ」
矢部「こら。鈴子!!」
美帆「ええ?」
鈴子「ね?しーんさん♪」
伸介「ああ・・そうだ・・な」←七菜がいるので言いにくそう
矢部「・・・今から言う」
鈴子「え?」
伸介「え?」
敦子「え?」
矢部「美帆。話がある」
美帆「え?」
七菜「え?」
伸介「おい・・ここでか?」
矢部「まさか。美帆、ちょっと会議室にきてくれ」
鈴子「お。やった!!!」
美帆「・・・あの・・・」
矢部「大事な話なんだ。」
美帆「え??」
矢部「いくぞ」
美帆「・・・は、はいっ。」
(ドアのおと)

■事務所
鈴子「よっしゃ。さすが兄貴!!」
七菜「・・・あの」
鈴子「七菜ちゃん!悪いけどケーキとかお赤飯とか
   買って来てくんないかな」
七菜「ええ?なんで?」
鈴子「プロポーズするのよ!!ついに!」
七菜「プロ・・・ポーズ???・・・支配人が?」
鈴子「そ!!!美帆さんにね!」
七菜「・・・そう・・なんですか?」
鈴子「ね!だからオネガイ!」
七菜「・・・あ・・・」
伸介「俺が行く」
敦子「しんさん?」
鈴子「え?いいの?仕事は?」
伸介「あー・・・いいよ。俺が行くから」
鈴子「返事になってないけど」
敦子「・・あたしも行っていいかな」
七菜「敦子さん・・・?」
鈴子「あっちゃんまで抜けてもダイジョーブなの?」
敦子「・・・・ダイジョーブでしょ」
伸介「じゃ行くか」
敦子「七菜ちゃん・・だいじょーぶ?」
七菜「え??・・・あ・・・敦子さん・・知って・・・」
敦子「堀江、今 清掃所の人と倉庫で話てるから」
七菜「・・・・え・・・・あ・・はい」
伸介「呼ぼうか?」
七菜「・・・いえ。・・だいじょうぶです」
鈴子「ねぇ。どうかしたの?」
敦子「あっっ。なんでもないのよ。鈴子ちゃんは今からどうするの?」
鈴子「美帆さんの返事をココで待つよ!」
敦子「そう・・・。」
伸介「・・じゃいってくるから」
鈴子「うん!!ありがとね!」
敦子「七菜ちゃん、ちょっと休憩とっていいわよ」
七菜「・・・・ううん。だいじょうぶ。今休憩もらったら・・・
   おねえちゃんのところ、行きそうだし」
鈴子「ん?なんで堀江んとこ いっちゃだめなの?」
七菜「・・・お姉ちゃんの仕事 ジャマできないし」
鈴子「なんでジャマなの?」
敦子「・・・えらいわね。さすが七菜ちゃんよ」
七菜「・・はい!!」<低い目の声で
鈴子「よくわかんないけど・・・ここにいるなら話相手になって♪」
七菜「はい!(^^)」
敦子「・・・七菜ちゃん・・・」
伸介「行こう。敦子」
敦子「・・・うん」


ツヅク / モドリマショ