ガラガラでベイツカンガルーさんが大阪での歌い納め Guitar, Kangaroo

ガラガラでベイツカンガルーさんが大阪での歌い納め

最新更新日　2006年12月07日木曜日
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　２００６年１２月３日に桜ノ宮ガラガラで滋賀県彦根市在住のベイツカンガルーさんが大阪での歌い納めをしました。この日は日本の女性シンガーソングライターの草分けのひとりイルカさんのお誕生日に相当します。

トシロウがガラガラに来るのは初めて。桜ノ宮駅も４年前の仏験の帰りにエスペラントの大会で近くのホテルの会場に行く時に使った以来でいつも通り過ぎるだけの駅です。西口を出てちょっと遠回りしてしまいました。防音が完璧で外に全く音がもれていなくて、ほんとにここがライブハウスが躊躇しました。家を出るのが遅くてトップの金丸金さんを全く聞き逃しただけでなく、二番手の京女らしいエレキギターでたおやかな日々のうたかたを歌う毛利菜穂子さんも途中からになりました。毛利菜穂子さんは歌をつくるときにひとりでいてもさびしくないが、他の人に見られるとひとりぼっちを感じるとか言われていました。（画像をクリックすると拡大表示します(66KB))

最終的に３人の出演者に対してお客はトシロウを含めて３人しかいないなかベイツさんは熱演しました。シンガーソングライターはさびしがりやでおしゃべりだとベイツさんは言いました。新曲を２曲も披露していました。１曲は外国人の秘密の工場の歌「真っ黒マギー」で、名前は昔のアメリカのテレビドラマからとったらしい。ツィンクル、ツィンクルのリフレインが耳に残る。もう１曲「きれいなもの」とかは、もうすこしまじめな感じの曲。彦根と大阪の間を移動するのに３日かけてたどりつけないという夢をみたそう。
一旦、終わったあと約２名のアンコールの拍手に応じて、名曲「ツバキ」を最後に演奏しました。そう毛利菜穂子さんは固有のお客さんがいなかったのです。彼女は早々と帰っていきました。

帰り際にベイツさんがお店の人にサンプルとしてＣＤ「レストラン」を進呈する時の立ち話を聞いていて、既に月に京都と大阪と１本ずつ程度なのを来年はもっとライブの数を絞り、大阪では年４回ぐらいを考えている。うち２回はここガラガラでしたいこと。体があいているからライブをするのではなく、マンネリではなく毎回考えたライブをしたいというベイツさんの考えのようです。いや単に生活に追われているだけなのかもしれませんが。なにせ「みんなの滋賀しんぶん」という新聞が存在していたことも知らなかったほどですから。

困ったことに滋賀県彦根に住むに人間が大阪市内に住むトシロウの最終電車よりあとに残っていました。アルコールの飲みすぎで時間の感覚をおかしくなり、お店の人に言われるまで最終電車のことを忘れていたのでしょう。お店で夜があけるまで仮眠したものと思われます。なお、ベイツさんは野洲駅に自家用車をとめているので、大阪駅発の最終は環状線天王寺行きとほぼ同時刻まで大丈夫だったのです（実際１１月２日のコモンカフェのあとはそのスジでベイツさんとトシロウは帰りました）が、それでも零時１０分にはガラガラを出ないといけなかったのです。

トシロウは大阪環状線の最終の一本前に乗ろうとしてタッチの差でそれには失敗して、最終天王寺ゆきまでの時間桜ノ宮駅周辺を深夜徘徊しました。古いレンガ積みに小さなホコラを見つけました。（画像をクリックすると拡大表示します(108KB))

トシロウはお店の人に桃谷が最寄り駅と言って店を出たのですが、実際には鶴橋駅で降りました。お腹が減っていたのですが、桃谷駅前には松屋はなく鶴橋駅にはあるからです。２９０円のハッシュドビーフを食べました。トシロウのすぐあとに若い十八ぐらいのややけばけばしい格好の男の子３人組みがどかどかと入ってきました。松屋は初めてらしく、一番安いメニューでどれがいいかとお店のこれまた若い男子店員に聞いてトシロウと同じメニューをとっていました。うち緑の服の男の子がナンパされたとかうれしそうにあと２人に話していました。トシロウにはそんな季節はなかったなあ。（画像をクリックすると拡大表示します(60KB))

午前１時すぎに食事を終え、イカイノに戻ってくると小望月が岡房商店の軒に隠れかけて、天頂にはオリオン。オリオンを見るたびに、トシロウは生前に面識を作ることができなかったときわの西野美樹さんのことを思い出します。彼女は「オリオンは冬のともだち」という名曲を遺したのです。この１２月９日にはアザ－サイド改めわからん屋でオリオンを題したライブがあるけど、行くべきか行かざるべきか。イルカさんが毎日放送ＭＢＳのヤングタウンで１９８０年１２月の第二火曜日にあることを告げた日にあたるから。

ガラガラでベイツカンガルーさんが大阪での歌い納め

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