15. ハルニレを聞きながら トシロウ 2006/01/21 (土) 08:29
8時間パックにしたのをめいいっぱい使うのに もう一件書きます。 十七日の朝は熊谷で地元の埼玉新聞を 買いました。駅前のネットカフェ(階段が とてもせまくて防災上危険だし、フリー ドリンクもなかった。熊谷で一夜を過ごす のは一期一会でしょう)でNHKの総合テレビの ニュースを5時45分前後に見てからです。
18面に被災者の85パーセントが風化を 感じるという大きな記事(そんなことは トシロウが十年前に悲劇の名曲「嵐の去った街で」 で預言していたことだが)、そのしたに 小さく2004年夏の佐世保で同級生を 殺害した少女が広汎性発達障害の アスペルガーシンドロームにあたること を伝える記事がでていました。 何がアスペルガー症候群か知っているひとには 少女の鑑定結果がでたときに、これはあまりに 典型的な症例だとわかっていたことですが、 ばかげた親たちへの配慮からか のどもと過ぎた今頃になって 人知れず公開するマスコミはほんとうに 困ったものです。アスペルガー症候群の概念に 適合するものがここまで追い詰められているくには 世界に日本のほかありません。 問題なのは広汎性発達障害の当事者になく 人間とはなにか、友達とはなにか 間違ったとしかいいような考え方に 今の多くの日本人は囚われて 本当のことを忘れてしまったことにあるのです。 ここで書くと、佐世保の事件も先月の宇治の事件も 亡くなった少女に罪はなくとも、その親は 有権者であるなら、被害者ではなく 日本をこのようなおかしなくにしてしまった責任がある つまり加害者なのです。娘を殺したのはあなたたちなのです。 (石が飛んできそうですが) で、トシロウ周辺の関西人(ウェスタナーズという 造語があるのを昨夜のライブの対バンのバンド名から 知りました)で加害者でないと言えるのは ハルニレの作者たる信希さんぐらいだろうと。変な よいしょをして敏郎史上(成り行きですが)三番目に 長い旅を〆たいと思います。
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