神戸バックビートで信希さんとたっぷり音楽談義しました
最新更新日 2006年10月21日土曜日
2006年6月15日に三宮東で信希さんとたっぷり音楽談義しました
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6月8日のハードレインで一週間後の6月15日のバックビートのR氏のライブの前座にコトリ木が出演することを知り、3日前になんばシティのチケットぴあで前売り券を買いましたが、券には前座の名前が出ていません。信希さんが気の毒です。ねこざかながコトリ木が出演するライブのチケットをプレイガイドで買ったのはこれが初めてだったのです。
この日のメインアクトはR氏ですが、若い頃の志しのタカさはどこへやら自分がもはやアーチストではなくエンタメ産業の一労働者となったことを吐露しました。まだ若い信希さんにはその意味が理解できず、ねこざかなは信希さんがR氏に「神戸の2階」で挨拶し終えるのを1階でひたすら待ちました。
この日はコトリ木のほかに女性ボーカルは存在せず、ほかにコトリ木のファンがあまりいないのを幸いに2階から戻ってきた信希さんとたっぷり音楽の話しをしました。まず信希さんが、神戸が生んだワールドワイドな現代アーチスト束芋さんより年下であることを確認して(インデックスで年齢順に並べるためです)、「高知の2階」の矢野絢子さんとピアノの関係を少しお話しました。その他の詳細はここでは省略しますが、信希さんが「このオカにたどりつく」までの音楽に対する真摯な姿勢は痛いほどわかりました。長女イシイアツコ、次女タバタアヤコに続いて三女のフジキシノさんが神戸発のアーチストとしてワールドワイドな活躍を果たすものだとねこざかなは確信しています。R氏がアルコールハラスメントの被害者の面前で下品な話しをしてウケをとろうとしているように“ぼくらは自分のことばかり”の世界に閉じこもらなければですが。
R氏は自分のピアノの技巧的なうまさを利用して、歌ではなくピアノを叩きながら語るという妙な芸を披露しました。というか実は既にねこざかなはNHKFM水曜深夜のライブビートで聴取済みで、「同じ月を見ている」という韻文になっていない、単なる散文です。演劇に理解のある矢野絢子さんの名作「ニーナ」に遠くおよびません。R氏に矢野絢子さんのへったくれな爪をアカを飲ませてやりたいところです。
「同じ月を見ている」はNHKFMで既に聞いたとその場で私は信希さんに話しました。信希さんは自腹切ってR氏のCDを買っていたようですが、そんな片思いはすっかり「大人」になった今のR氏には届かないのに。
この日、一番いい演奏をみせてくれたのはSGホネオカです。特に神戸の人工島ポートアイランドに入院していたときのことを歌にしたというバラード、その名も「ポートアイランド」が秀逸でした。信希さんと話すのに気を取られて、SGホネオカのボーカル氏に伝え損ねたので、ちょうど私がバックビートを去るときに出口にいたSGホネオカのベース氏にそのことを伝えました。
撮影時刻は23時を回っています。お疲れのなか頑張って営業スマイルを見せてくれた信希さんです。(拡大表示 50KB)
「ねこざかなの実存主義的ジャーナル」
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