兵庫区水害インデックス
最終更新日付：1999年07月15日
撮影：るなーる 機材：OLYMPUS CAMEDIA 820L
昨年9月22日、台風7号により神戸市兵庫区の新湊川が溢れて、東山町一帯が浸水しましたが、6月29日の大雨で再び同じ事態が発生しました。確かに例年の梅雨にない豪雨でしたが、なぜ昨年の教訓が生かされなかったのでしょうか。この川の歴史と神戸市の防災を問い直してみましょう。
範囲はそう広くなかったのですが、商店と住宅が密集しているところなので大きな被害が出ました。昨年は出水地点そばの商店街の南の入り口に神戸沖空港を歓迎する横断幕が張られていましたが、現在は取り外されています。
明治の半ばに神戸港に土砂を運び込まないよう、石井川と天王谷川の合流地点から会下山の下にトンネルを掘って苅藻（かるも）川に流し込むように付け替えた。かつての湊川下流の河川敷が今るなーるが住む新開地である。
六十年前に新湊川水系は大氾濫を起こした。多数の死者行方不明者を出し、上流に治水のための砂防ダムがいくつも作られるようになったが、今回の水害で、なおそれがシステムとして完成していないことが露呈した。
神戸市の対応ページ
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(C) 1999 るなーる / 小松敏郎 (KOMATSU Toscirou)