AMD64とFreeBSDのページ

お約束ですが、このページのいかなる記載においても著者は一切の責任をおいません。

自宅で使うFreeBSDのマシンをいろいろ考えていたのだが、AMDのAthlon64が非常に 低価格で販売されている事と、FreeBSDでもi386の次くらい力が入っているので、こ のCPUを使って自作する事にした。

過去のメーリングリストの内容などを見るとASUSのマザーがBIOS(AMI)の素性が良いような のでこのメーカの一番安いK8Vに決める。メモリは256M/3200を合わせて購入。 (店員から何枚と聞かれたが一枚しか買いませんでした)CPUも一番安いAthlon64/3000 にした。ケースは3千円ちょっとの安い物を購入。合わせても5万円ちょっとの出費で 済みました。(2004/02/11)

会社のPCをいろいろいじる事はあったが、個人でパソコンを自作するのはこれが初め てである。

ハードディスクは以前買ってあった1.6Gの物をとりあえず使う事にする。

奇遇にも現在自宅でFreeBSDで使っているLibretto20もAMDのAm486DXであった。フロ ッピードライブもCD-ROMドライブも買わなかったので、このマシンを使いネットワー ク越しにインストールする事にする。(wintel outside@Home)

ネットワーク越しにインストールは既にページでかかれている方がいたので、その ページを参考にしてLibrettoで設定を行った。 (参考にしたページ)

上記のページではフルのインストールCDイメージを使っていたが、現在FTPサイトにあ るイメージには"5.2.1-RC-amd64-bootonly.iso"というブートするだけの小さいイメー ジファイルがあったので、これを利用して実際のインストールバイナリははftpサイト から拾うようにした。

オンボードにもネットワークインターフェースがあるのだが、これはpxebootに対応し ていない様であったので、fxpのネットワークカードを入れてインストールは実行した。 インストーラから何回かネットワークインターフェースの設定に失敗してftpサイトが 見えなかったりしたが、どうにかインストールが無事完了した。

dmesg, sysctlの結果, pciconfの結果, acpidumpの結果, usbdevsの結果, sndstatの内容

PS2キーボードがないためBIOSの設定ができない。:-(

上記のような理由でBIOSの設定ができないのだが、オンボードのネットワークイン ターフェースはBIOSの設定のデフォルトでネットワークブートがオフのためpxeboot が使えないようである。

ベンチマークをとってみました。数字が取れていないところもありますが、参考まで にアップしておきます。

bytebenchの結果

どうも現在の5.2.1などではgdbが入っていないようである。gdb 6.0はビルドでき るようであるがディスクが小さくてビルドできなかった。

とりあえず160G ATA133のディスクを購入してみた。合わせてPS2の小さなキーボード も買ってみた。しかしこれだけUSBが普及しているのに未だにPS2のキーボードがないと できない事があるってのも不思議だ。(2004/02/17)

これまでの出費(税別)
CPU Athlon64 3000 24,980円
マザーボード Asus K8V 16,980円
メモリ 256M 3200 3,890円
ハードディスク MAXTOR 160G 2M 10,180円
キーボード 1,480円

AMIのBIOSはPhoenixのBIOSに比べいろいろ設定するところがあり面白い。Phoenix のBIOSはVAIO C1でかなり悪い印象があが、AMIは大昔に仕事で使っていたマシンに 入っていて悪い印象はない。

Athlon64自体が今のところWin系では正式サポートされていないので、案外BIOSなど が依存せずにクリーンな感じを受ける。

PS2のキーボードとハードディスクを購入したので、オンボードのNIC(3Com 3C940:sk0) を使って5.2.1-RC2をインストールしてみた。やはりオンボードのNICはネットワーク ブートがデフォルトではオフになっていた。

nfs_server_enable="YES"にして100Base接続のiBookからファイルをコピーしてみたの だが、1Gのコピーに30分くらいかかった。コピー中のCPU負荷は10%くらいで、iBookの 方(CPU負荷が80%くらい)がボトルネックになっている感じであった。

今のところCD-ROMドライブもフロッピードライブも付けていないのだが、BIOSのアップ デートの時などに必要なので、そのうち購入する予定。

cvsupがまだportsから入れられないようなので、 ここからダウンロードしてpkg_addでインストールする。

srcをcvsupでCURRENTにしてビルトしてインストールしてみた。カーネルはまだ全ての ドライバが対応できているわけではないようなので、モジュールの作成は行わないよ うである。それにしてもカーネルのフルビルドが5:22で出来、やっぱ速い。 (2004/02/19)

このマザーボードは、マシン起動時のディスプレイに表示されるロゴの変更ができる ようである。 このイメージにできと面白いかも。

オンボードのネットワークインターフェースでなぜ2回に1回くらい起動時にDHCPで アドレスが拾えない事があったので、start_if.sk0にしてみた。サーバ側の設定が 悪いのかもしれないが謎である。

カーネルモジュールがサポートされていないのはkld環境がまだサポートされていな いためのようである。5.3のリリースに向けて、kld環境の全体的な再構築を行いあわ せてamd64でも使えるようにするようだ。

GDBも5.3リリース時に6.0を入れるような方向で作業が進んでおり、これにより amd64がサポートされるようになるようだ。

マザーのK8Vは私が買ったDeluxe以外にStandardという物も販売されはじめている ようです。どこが違うのだろうか。

cvsupしていたろことカーネルデバッガーに落ちてしまった。 (2004/03/03)

panic: make_dev() by driver ptc on pre-existing device (maj=6, min=1, name=#ugen/1)
at line 492 in file /usr/src/sys/kern/kern_conf.c
cpuid = 0; 

FreeBSDでも"Cool 'n' Quiet !"に対応すると自宅サーバとして使う上でとっても 嬉しいのだが。

"Cool 'n' Quiet !"は"BIOS and Kernel Developer's Guide for AMD AthlonTM 64 and AMD OpteronTM Processors"の9.5章に解説があるようだ。

下記のエラーが出るようになり、installworldができなくなっている。UPDATINGには この件についての記載が見つからないのだが。

id: proxy: no such user
ERROR: Required proxy user is missing, see /usr/src/UPDATING.

上の問題はinstallworldを行う前にmergemaster -pを行えば良いようである。UPDATING の手順の項目を参考にしろってことのようです。

上の問題は新しくシステムが使用するアカウントやグループが増えた場合に、installworld する前にアカウントが無いとこまるので、そうなっているようである。いま一つ mergemasterでのファイルのマージの方法が分からない。:-(

32bitのi386バイナリを動かすためのビルドスクリプトがメーリングリストに ポストされた。ライブラリをi386用にビルドするのが主な働きのようである。 まだ完全なものではないようだが、今後のコンセンサスをとるために作ったよ うである。i386バイナリーのkemacsの実行ができたが少し動きがおかしい。

varargsの話がメーリングリストであった。UNIXを移植するときにlocore.s などと共にvarargsがCPUに依って変わってくる。(かなり曖昧な記憶ではコ ール時のスタックフレームの仕様がCPUによって違うためだったような...)

シリアルコンソールの設定を行ってみた。

/boot.config -> -P
/boot/device.hints -> hint.sio.1.flags="0x10"
/etc/ttys -> ttyd1 ... on secure

このマシンのマザーボードから直接出ている、sioはcom2になるようなのでカーネル ブロックのメッセージはブートローダのリコンパイルが必要になるようだが、よく 分からないので、今度また調べてみることにする。

kernel moduleのサポートコードがコミットされたようだ。(2004/05/18)

GENERICでモジュールをビルドするようになったようだ。

gdb 6.1.1がコミットされたようだ。着実に5.3に近付いているようである。 (2004/06/23)

最近いろいろとコミットされているようで、makeworld&makekernelが通らない事が 多い。5.3は5台で最も変化の大きいリリースになるのかもしれない。

gcc 3.4.2がインポートされたようだったので、cvsupしてmakeworld,makekernel とインストールを試してみた。全く問題なくビルドでインストールもできた。 インポートして一日くらいしかたっていないのに凄いと思う。(2004/07/30)

最近シリアルコンソールに起動後全てのログが出るようになったようなのだが、そ れと一緒にシリアルからシングルユーザのシェルの起動の前で止まってしまう。 (以前は起動後デーモン君の表示が出てブート方法を選ぶところから、シングルユー ザのシェル起動までのログが出ていなかったです) なにか設定方法が変わったのだろうか。うーむ。

5.3-BATA1がアナウンスされたようだ。(2004/08/22)

make buildworldでエラーが出てしまう。ソースを全てけして新しくしてみても起き るので環境に問題があるのかもしれない。(2004/11/28)

久しぶりにbuildworldを行っていたのだが、エラーで止まってしまう。ipfで とまっていて、/usr/objの下を消したところ今度は、libcursesのところで止ま ってしまう。(2005/07/22)

上記の問題は、パソコンの時計が狂っていると、ファイルの日付と実際の時間に 矛盾が発生して起きていたようだった。。。パソコンの時計を正確に合わせたと ころ問題が解消したようだった。。。。

K8V Deluxeのマニュアルを読むとWake on Lan(WOL)が出来ると書いてあるが、下 記のような事を調べてみてどうにかWOL出来るようになった。

K8VのオンボードのネットワークはFreeBSDではskというドライバで利用でき、実 際のチップは3comの3c940というタイプのチップのようである。このチップはPCI バス(2.2)でのPMEでWOLをサポートしている。ところがBIOSでPower on PCIを EnabledにしてWOLのMagic Packetを送っても起動しない。。。

考えてみると3c940の方でもWOLのon/offできるのではないかと思い、skのソース のレジスタの定義ファイル(if_skreg.h)をみるとSK_WOL_CTRLというそれらしい レジスタが定義されている。

3c940というチップは元々SysKonnectという会社が開発したチップを3comがライ センスして生産しているようである。3comのサイトにあるLinuxのドライバのソー スはSysKonnectのスタッフが作成したコードであった。

このコードをみるとWOLのレジスタの設定を行っているのでこれをFreeBSDのskの コードにとりあえず追加してみる。

このドライバで一旦起動して電源を落としMagic Packetを投げたところちゃん と起動してきた。ちょう感動した。Linuxではethtoolといコマンドで設定が出 来るようだが、BSD系だとsysctlでの設定できるようにするのが良いのかな。。。 またそのうち考えてみよう。

昔つとめていた会社のUNIXマシンで定期的に起動を行うために、電子タイマー 回路を電源に付けて、定期的に起動していた事があった。WOLだと足場のマシ ンが有れば追加のハードなしにFreeBSDの起動が可能で、とっても便利である。 (2005/12/11)

ATXの待機電流が流れている場合、マザーボードのLANコネクタのインジケータ が橙色に点灯します。これが消えているときにはWOLは出来ません。

電源コンセントからケーブルが抜けるなどした場合ATXの待機電流が切れてしま うことがあり、WOL出来なくなるようです。BIOSの"Restore on AV Power Loss" で"Power On"を選んでおき必ずブートするようにしておくと、停電後の復旧な どに便利かもしれません。

portsをcvsupしてdaapdとmDNSResponderを入れてみた。問題なくインストールで き、iBookとMac miniのiTunesで共有できかなり便利かも。(2005/12/29)

BAFUGでamd64へのポーティングについての ミーティング があったようです。

Appleは一足先にシステムコンパイラーにgcc 4.0を採用したようだが、FreeBSD- CURRENTではまだ3.4である。

make installkernelするとrootパーティションがあふれる。6.1Rが出たらクリー ンインストールするつもり。

6.1Rが出たので、Librettoにbootonlyのイメージを用意してオンボードのネット ワークインターフェース(sk)からネットワークブートでインストールを行ったの だが、カーネル起動後にパニックしてしまう。DHCPやTFTP,NFSには問題はないと 思われるのでsk関係の問題なのだろうか?ちなみに521RCはskからでも問題なく インストール画面が開けた。(2006/05/10)

上記のような状態なのでfxpのPCIボードを入れて試したところ、今度はfxpをネ ットワークブート可能デバイスとしてBIOSが認識しない。。。。

6.0Rで試してもパニックしてしまった。。。

とりあえずBIOSを1011にアップしてみた。このマザーボードはEZフラッシュと いう機能がありMS-DOSフォーマットのフロッピーにBIOSを入れて起動時にALT+F2 で読み込ませることが出来る。DOSやWINDOWSの環境がなくてもBIOSのバージョ ンアップができとても便利だ。

fxp(INTEL Pro/100)にはBROW ユーティリティというツールがありWOLとネット ブートの設定がDOS上でできるようだ。

上のツールは古いもので、新しいものはIBAUTILという名前のようだ。kこのツ ールはDOSベースのツールにも関わらず、Windows上の圧縮ファイルでINTELの サイトにある。。。

ついでなので、IBAUTILでインテル ブート・エージェントのバージョンアップ を行っておいた。

fxpで試してもskと同じようにパニックする。

1週間近く悩んだ結果、パニックする理由がわかった。これはpxeブートの場 合isoイメージファイルに含まれるloader.confに vfs.root.mountfrom="ufs:/dev/md0c"を追加する必要があった。 このページに書いてあるのを見つけ気づいた。

上の設定は、loader.confを書き換えずに起動後に手動で設定することも可能 みたいである。

最初に521RCをインストールしたときに使ったと思われるfxpのPCIボードには ブートROMのフラッシュがのっていなかった。。。どうやってブートしたのだ ろうか???

ということで/homeに割り当てていたad0s1gをそのままにして6.1Rをインスト ールしてみた。

WOLのIFへの設定はツール をあるようである。

ソケット754の普通のAthlon64はディスコンになってしまったようである。754 ではデュアルコアもサポートされないようである。そんなにヘビーな仕事はし ないので良いのだが。。。

mDNSResponderをパッケージでインストールして、daapd-0.2.4bはソースをダウ ンロードしてインストールしたところ、iTunes 6.0.4で問題なく使えるように なった。

mDNSResponderはファイルから設定を読み込む場合、ファイルのパースコードが かなり雑なので設定ファイルを注意して作る必要がある。daapdだけで使うので あれば引数で渡した方が良いかもである。

無線LAN経由でdaapd(FreeBSD/amd64) -> iTunes(iBook) -> AirMac Express でリビングのステレオで音楽が聴ける。すごい時代になったものだ。

freebsd-updateで6.4Rにしてみた。一度目にリモートからfreebsd-updateをおこ なったところ、6時間近く放置しても終わらず一旦やめたのだが、コンソールから 再度おこなったら1時間程度で終わっていた。理由は不明。(2009/01/31)

大きなソースをC1でバイナリーをビルドするとんでもない時間がかかるので 64bitなamd64環境に32bitなi386なビルド環境を用意しようと思いついた。 FreeBSDにはjailという仕組みがあるので、この仕組みを利用してみた。 このページなどを 参考にした。(2009/08/31)

% cd /usr/src
% sudo make TARGET_ARCH=i386 TARGET=i386 buildworld
% sudo mkdir -p /home/jails/i386
% sudo make TARGET_ARCH=i386 TARGET=i386 DESTDIR=/home/jails/i386 installworld
% sudo make TARGET_ARCH=i386 TARGET=i386 DESTDIR=/home/jails/i386 distribution
% sudo ln -s /libexec/ld-elf.so.1 /home/jails/i386/libexec/ld-elf32.so.1
% sudo chroot /home/jails/i386
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
vipwでアカウントの追加と/etc/rc.confに以下を追加
sshd_enable="YES"
exitでjailのrootから抜けて/etc/rc.confに以下を追加
jail_enable="YES"
jail_list="jail1"
jail_set_hostname_allow="NO"
jail_socket_unixiproute_only="YES"
jail_sysvipc_allow="NO"
jail_stop_jailer="NO" 
jail_jail1_rootdir="/home/jails/i386"
jail_jail1_hostname="i386"
jail_jail1_ip="10.0.1.35"
jail_jail1_exec="/bin/sh /etc/rc"
jail_jail1_devfs_enable="YES"
jail_jail1_fdescfs_enable="NO"
jail_jail1_procfs_enable="NO"
以下を実行
% sudo ifconfig sk0 alias 10.0.1.35 netmask 255.255.255.255
起動時に自動的に設定されるように/etc/start_if.sk0に以下を追加
ifconfig sk0 alias 10.0.1.35 netmask 255.255.255.255
以下を実行してjailを起動
% sudo /etc/rc.d/jail start

上の方に書いていた省電力設定がちゃんと動いているような話がいろいろなページ にあったので、cpufreqの設定をしてみた。最初kldloadしたらエラーになって調べ てみたら、BIOSの設定がDisableになっていた。設定は [Advanced] -> [CPU Configuration] ->[AMD Cool & Quiet Configuration] を[Enabled]にする。設定したところはこんな感じ。

% sysctl dev.cpu
dev.cpu.0.%desc: ACPI CPU
dev.cpu.0.%driver: cpu
dev.cpu.0.%location: handle=?_PR_.CPU1
dev.cpu.0.%pnpinfo: _HID=none _UID=0
dev.cpu.0.%parent: acpi0
dev.cpu.0.freq: 800
dev.cpu.0.freq_levels: 2000/89000 1800/66000 800/35000
dev.cpu.0.cx_supported: C1/0
dev.cpu.0.cx_lowest: C1
dev.cpu.0.cx_usage: 100.00%
% sysctl kern.timecounter.hardware
kern.timecounter.hardware: ACPI-fast

ワットチェッカーで上記の設定の有効性を調べてみた。 起動してログインプロンプトが出ている状態で何もしていない時の 消費電力は下記の通りです。

cpufreq使用 82W
cpufreq不使用 114W

VAIO 元祖C1(MMX 233)では効果が無いように見えたが、こちらでははっきり 差が出ている。ここまでは良かったのだが、電源が切れている時の待機電力 が5Wある。これはちょっと大きいような気がする。

最近はMac OSからNFSでマウントしてファイルサーバとして使っているが バックアップのCR2032が切れたようで、起動時に毎回BIOSのクリアーのチ ェックが出る。(2011/06/26)

SATAのRAIDケースを購入したので、内蔵してRAID 0で使っていた500G×2のドライブを 外してみた。外す前のloginプロンプトが出たときの消費電力が135Wで 外した後は118Wであった。17Wのドライブを動かすために、100W以上使うのは やっぱり効率が良くないと思う。(2012/10/04)

SATAのドライブはマザーボードにRAIDコントローラがついているので、試して みたくて購入したものだった。時々NFSでMacのバックアップをとるのに使ったり していたが、あまり使っていなかった。 購入したケースはData Watch Technologies DataTale 2-Bayで外観もMac mini に似ていて良く、またベンチマークをとってみたがFirewire 400でも十分な パフォーマンスだった。消費電力も17W位で、Macに直づけしてバックアップを とれるので、消費電力的にもスピード的にも格段の改善である。

いつアップデートしたか忘れてしまったのだが、現在は7.4-RELEASEとなっている。 (2012/10/13)

ボタン電池が切れるとCool & QuietがデフォルトのDisableになってしまうので、 かなり不便。。。

BIOSのACPI 2.0 SupportもYesにしてみた。

わけあってdummynetを試す為にfxpを二枚入れてみた。設定はここを参考にさせてもらった。 (2013/03/24)

7.4RだったのだがDTraceを試す為にカーネルを再構築しようとしたらmakeができず、 freebsd-updateを実行したところ、makeできるようになった。 7系はすでにEOLなのだが。(2013/06/09)

Amazonで2万円を切っていたので、HPのMicroServerを購入してみた。(2013/8/9)

たまたまだが購入したMicroServerもamdのCPUを積んでいて、MicroServerの次のモデル からはIntelのCPUになるようだ。

去年の夏くらいにHPのMicroServerを買ってあったので、古いamd64のマシンのデータ をコピーして10.0Rをインストールしてみた。インストールはbootonlyをMac miniで CDRWに焼いて、CDからブートしておこなった。(2014/01/26)

電源ボタンを押しても、一瞬緑のLEDが点灯してすぐに切れてしまい、何度か試すと 電源が入るという状態に、1,2年前からなっていた。せっかく10.0Rをインストールし たのでちょっと本気で調べてみたところ、電源ユニット内のYC(YANG-CHUN)の1000uF 10V 径8.2mm高19.3mmのコンデンサーが二つ膨らんでいたので、交換したところ正常に電源 が入るようになった。一つを計ってみたら100uF以下になっていた。

IMGP2741

このマシンも間もなく10年になる。

10.0Rのブートのときにada0の処理の前でログが止まってずいぶん時間がかかる。 なんでだろう。。。

Microserverの方にトキの飛翔のプロトタイプのためPython の環境を作る事にした。portsのscience/py-scipyをmakeでinstallしてみた。二時間 近くかかって一部ファイルが見つからなかった物は、手動で捜してdistfilesにコピー した。

ハムフェア2014で見つけてきたASUSのWIFIモジュールを入れてみたが、デバイスは attachされてなさげ。picconfで見ると、以下のようには表示される。

none1@pci0:0:9:0:       class=0x028000 card=0x01271043 chip=0x01011814 rev=0x00 
hdr=0x00
    vendor     = 'Ralink corp.'
    device     = 'Wireless PCI Adapter RT2400 / RT2460'
    class      = network

この製品は日本の代理店が販売した製品のようで、箱には技適のマークがなかったが、 基板にはちゃんとマークがあった。

FreeBSDにはralというRalinkのPCIデバイスのWIFIモジュールのドライバがあるが これはRT2560のコードで一世代古いRT2460はサポートされていないようだ。 RT2460とRT2560はfirmwareが必要ないようだが、RT2561からは8051が使われているよう でfirmwareが必要になり、FreeBSDでもRalinkから提供されたバイナリがソースに含 まれている

WIFIのページを作ってみた。

ハムフェア2014でPIC基板のCardBusインターフェースが手に入った。これでCardBus系の 無線LANモジュールを確認している。C1を廃棄してからCardBusをFreeBSDで使える環境が 無くなっていたので、欲しかったのだがヤフオクだと5000円くらいで高かったので、 あまり真剣に考えていなかったのだが、たまたまハムフェアで見つけて100円で購入 した。このようにひょんなはずみで手に入ったりするので、あまり頑張って手に入れ ようとかしなくなってしまった。

リリースのソースの取得方法。

% fetch ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/10.1-RELEASE/src.txz

元祖amd64マシンはいろいろなバスがあるで、確認用になっている。ZRouterのビルドは Microserverで行っている。Microserverはハードディスク4台入っているが起動時の 消費電力は50Wくらいで、元祖amd64マシンの半分くらいだ。

今年もハムフェアでPCI Cardbusな変換基板を100円で入手した。去年入手した物はRicoh で今年の物はENEだった。今年入手したものはイジェクトボタンがあり、取り替えて みたがPCI基板がさしにくかった。ちょっと試した感じENEのチップだと抜き差し すると認識されなかったりして、不安定なかんじなので、結局Ricohに戻した。

ボタン電池が3ヶ月くらできれてしまって、もともと古くなっていたのもあったの だろうがすこし調べてみた。テスターで調べたところ電源がつながっているときは ほぼ消費していないが電源が完全に切れているときは2uAくらいの消費だった。 これだけであれば、数年持つはずだが、どうも電源が外れた時に大きな消費電力に なるようで、これを繰り返す事で極端な消費になるのかもしれない。とりあえず単三 二本を変わりに使うようにしてみた。

10.2Rがリリースされていたので、bootonlyをMac mini G4でCD-RWに焼いて、 インストールしてみた。(2015/08/23)

秋葉原で500円でジャンクのSATAのWD Blueなディスクを買ってきてつないだところ 認識せず、RAIDの設定をしたところ認識できるが、今度は元々インストールされて いたカーネルがrootfsをマウントできずに落ちてしまうようになった。これはどうも 追加された素のSATAドライブがada0となって元々のドライブがada1となるのでマウント できなくなり落ちるみたいだ。

このマザーで10.2ではSATAのドライブはRAIDを組まなくても見えるが、RAIDを組まな いとBIOSがブートデバイスとして認識できず、RAIDを組必要があるが、FreeBSD 10の インストーラでRAIDのGEOMのエントリーポイントにファイルシステムを作ろうとすると エラーになる。。。

とりあえずインストールしなおしてSATAのディスクはhome2として使う事にした。 初期化などはこちらのページを参考にした。

10.0Rからパッケージ管理ツールがpkgngに変更された。元々pkg_installなどだったの で、とても紛らわしい。pkgngではコマンドはpkgに一元化されて、オプションで処理が 変わるようになった。9.xでもpkgngは使えって使えていたが、古いpgk_installが デフォルトだった。9.xでは古いパッケージとpkgngが共存可能だったが、updateする 仕組みもあった。この変更に伴うportsの仕様の変更は無いようだ。同じportsから 古いpkg_installのパッケージとpgkngなパッケージが作れる。portsからpkgngの パッケージを作るには環境変数のWITH_PKGNGをyesを設定する。ところが私の環境では 9.3ではエラーで作れない。。。

旧pkg (FreeBSD 9.3)

% make package
===>  Building package for miruo-0.9.5
Creating package /tmp/miruo/work/pkg/miruo-0.9.5.tbz
Registering depends:.
Creating bzip'd tar ball in '/tmp/miruo/work/pkg/miruo-0.9.5.tbz'
% ls -l work/pkg/
total 32
-rw-r--r--  1 hiroki  wheel  32737 Feb 10 12:45 miruo-0.9.5.tbz

pkgng (FreeBSD 10.2)

% make package
===>  Building package for miruo-0.9.5
hiroki@amd64:~/miruo % ls work/
miruo-0.9.5/ pkg/         stage/       
% ls -l work/pkg/
total 28
-rw-r--r--  1 hiroki  hiroki  28520 Feb 10 12:35 miruo-0.9.5.txz

pkgngではローカルのパッケージのインストールはinstallではなくaddになっている。

トキの飛翔で使うためにJubatusという機械学習の フレームワークをmicroserverのFreeBSD 9.3でビルドできるようにしてPRしてみた。

今さらながらRuby on Railsをインストールしてみた。最初インストールした時に pkgとgemからインストールしたら依存がおかしくなり起動しなくなり、一度/usr/local を消して再トライした。ところがpkgがupdateしてもてまたupdateになり動かなく なり、pkgをportsからインストールしてupdateしたらどうにか動くようになった。 でRailsをインストールしたらどうにか動く環境が作れた。 RoRでトキの飛翔のフロントエンドを作ってみた。

10.3がリリースされたのでfreebsd-updateしてみた。(2016/04/07)

11.1がリリースされていたのでMac miniでCD-RWにbootonlyを焼いて元祖amd64に インストールしてみた。(2017/08/01)

microserverの方を10.3Rから10.4Rにupdateした。(2017/12/01)

元祖amd64を11.2Rにした。(2018/9/28)

秋葉のハードオフでWolfsonのWM8716をつんだSE-80PCIが324円だったので 買ってきて元祖amd64に入れてみた。BIOSでオンボードのサウンドをオフに する必要があった。

使ってなかったSATAのドライブを外して11.2Rを再インストールした。 ドライブ構成が変わるので、起動しなくなるのでそうした。

microserverの方を11.2Rにクリーンinstallした。 RAIDZはzpool importで復元。(2018/11/02)

12.0Rを元祖amd64にインストールしてみた。(2019/4)

元祖amd64のファーンがいつもうるさく回っていたので、分解しててCPUフィンの 埃を掃除機ですってみた。静かになった。掃除したのか組み立て直したのが どちらが効果があったかは不明。(2019/5)

今の構成ではpowerdが効いて103Wattくらい(2019/5)

microserverで13-CURRENTのビルドが通らなくなったので11.3Rから12.0Rにupdateした。 (2019/10/02)

microserverをfreebsd-updateで12.1にした。

元祖amd64に12.1Rをインストールした。(2020/02/20)

microserverでraidzを組んでいたディスクの調子が悪くなり、調子が悪くなった ディスクを外してmirrorにしてみた。

元祖amd64を12.2Rにupdate。13Rではいろいろ消されてるので、これが最後のupdate になるかも。(2021/07/04)

12.3RのbootonlyをCD-RW焼いて起動したところ、CAMを待つところでpanicした。 インストーラの問題かと思いfreebsd-updateしたら同じようにpanicするように なってしまった。12Rで終わりとは思っていたが、それより早く終わりに鳴るとは 思ってもいなかった。(2022/05/04)

仕方が無いので12.2RのbootonlyをCD-RWに焼いて、インストールしてみた。 ftpのURLを入力しなければならなく、かなり面倒だった。 CD-ROMドライブもあまり調子が良くないので、これで終わりになるかもしれない。

最近の起動ログは NYC*BUGのdmesgdに上げている。

12.3Rにupdateしたら起動時にパニックするのでどうにか12.2Rに戻した。


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