FreeBSD/armはくそだっのでNetBSDで使えるようにしました。(2023/04)
RT1310かと思って324円で購入した柔らか銀行のVOIPボック(E-WMTA2.2)がMINDSPEED という会社のSOCだった。型番はM83261GとなっていてComcerto 1000シリーズ (ARM 1136J)のようだ。 このSOCはZyXEL NBG-5715やD-Link DVG-N5402SPでも使われているようだ。 YAMAHAにもこのSOC使ったルータがある模様。MindspeedはMACOMに2014年に買収された 後、Freescaleにarmビジネスが譲渡され、その後FreescaleがNXPに2015年に買収されるという 転々としている。これによりComcerto 1000はQorIQ LS10xMAという名前になったようだ。 Freescaleは元々i.MXというarmなソリューションを持っていたがこれのローエンドの 補完として利用する事を考えていたようだ。2016年にNXPもQualcommに買収された。
Comcertoシリーズは100(M821xx),300(M823xx),1000(M83xxx),2000(M862xx)という シリーズがあったようだ。
MINDSPEEDはOpenWRTベースのSDKを提供していたようだ。またWind Riverも Linuxのサポートをしていたようだ。 このパッチ がMLに流れていた。
CPUはarmv6だがメモリが128MでFlashが32Mとずいぶんリッチだったりする。 EtherswitchはAtherosでVOIPのためのSI3215がのっている。WIFIはPCIeなAtheros。
このモジュールはFireWireの4ピンコネクタでシリアルコンソールが出ている。
シリアルが見つかって、すぐにコンソールログが確認できたのだが、U-Bootで止める 事ができなかった。なんども試して、コントロールとキーボードの右側のキーを がちゃがちゃやったら止める事ができた。どのキーなのかは不明。
arm/broadcom/bcm2835/とarm/versatileがarmv6だが、これらは1176になる。