Comcerto 1000


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2016/11/20-

FreeBSD/armはくそだっのでNetBSDで使えるようにしました。(2023/04)

RT1310かと思って324円で購入した柔らか銀行のVOIPボック(E-WMTA2.2)がMINDSPEED という会社のSOCだった。型番はM83261GとなっていてComcerto 1000シリーズ (ARM 1136J)のようだ。 このSOCはZyXEL NBG-5715やD-Link DVG-N5402SPでも使われているようだ。 YAMAHAにもこのSOC使ったルータがある模様。MindspeedはMACOMに2014年に買収された 後、Freescaleにarmビジネスが譲渡され、その後FreescaleがNXPに2015年に買収されるという 転々としている。これによりComcerto 1000はQorIQ LS10xMAという名前になったようだ。 Freescaleは元々i.MXというarmなソリューションを持っていたがこれのローエンドの 補完として利用する事を考えていたようだ。2016年にNXPもQualcommに買収された。

Comcertoシリーズは100(M821xx),300(M823xx),1000(M83xxx),2000(M862xx)という シリーズがあったようだ。

MINDSPEEDはOpenWRTベースのSDKを提供していたようだ。またWind Riverも Linuxのサポートをしていたようだ。 このパッチ がMLに流れていた。

CPUはarmv6だがメモリが128MでFlashが32Mとずいぶんリッチだったりする。 EtherswitchはAtherosでVOIPのためのSI3215がのっている。WIFIはPCIeなAtheros。

このモジュールはFireWireの4ピンコネクタでシリアルコンソールが出ている。

シリアルが見つかって、すぐにコンソールログが確認できたのだが、U-Bootで止める 事ができなかった。なんども試して、コントロールとキーボードの右側のキーを がちゃがちゃやったら止める事ができた。どのキーなのかは不明。

arm/broadcom/bcm2835/とarm/versatileがarmv6だが、これらは1176になる。




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