モジネット インターネット ゲートウェイ (MiG)
当該システムは地上波TVのVBIを利用して配信されているモジネット(文字放送)の コンテンツをインターネットプロトコル上での利用環境を提供する。本システムで はサーバ・クライアント型のモデルを利用して実装される。サーバ側には、データ のキャプチャを行なうプログラムとインターネットプロトコルでのデータの配信を 行なう、プログラムにより構成される。クライアント側はデータを解析しそれぞれ のプラットホームでデータの描画を行ないユーザーインターフェースを提供するも のになる。
先の大変悲惨な出来事であった阪神淡路大震災でのモジネットの活用の話が、イン ターネット白書96(インプレス)にあった。二度とあのようなことが無いことを祈り たいが、再びあのような災害がおとずれた場合に、有効に利用できるシステムであ ることも目標としたい。
モジネット アクセス プロトコル (MAP)
Version 1.0 ドラフト
サーバ (FreeBSD)
α2版
本サーバコードは下記のBT848のドライバに依存しています。この中に含まれるVBI ドライバの仕様は暫定的なもので、将来仕様が変更された場合にはこのサーバのコ ードの変更も必要になります。将来的にはPanasonicのTU-TX100やCF-JTV101のよう な、デバイスのサポートも考えたい。(と書いた後で、松下に問い合わせたところ CF-JTV101の仕様は公開できないとのことであった。残念である。)
上記のサーバコードには江頭 徹さんが作られた、モジラという文字放送(モジネッ ト)処理コードを含んでいます。このシステムは江頭さんのコード無しには、あり 得なかったと思っています。この場をかりて感謝させていただきます。
注意:モジネットのコンテンツは著作物になります。同一構内を越えたネットワー クからのアクセスは法律上の問題が発生しますので十分に注意して御利用下さい。
BT848ドライバ(FreeBSD)
BT848ドライバを日本国内向けに修正を加えたソースを公開します。ALPS社製のチ ューナーのサポートとVBIデータのキャプチャをサポートしています。このソース はFreeBSD 2.2.5で開発しました。これ以外のバージョンではそのままではコンパ イルできない可能性があります。詳しくは圧縮ファイル内にあるREADME.JPを読ん で下さい。ちなみこのソースはプロトタイプレベルの実装なので十分に注意して 利用して下さい。また当方は問題が発生しても一切の責任は負いません。
This is BT848 driver on FreeBSD for Japane. This source code support ALPS tuner device and VBI caputer. This code is only prototype. Please be care to use this code.
Download (1999/04/03)
マザーボードがi430FXチップセットを利用している場合には、bktr_attach()の中に ある下記の行の1を3に変更すると、FXTVなどのPCIバス上でDMAを利用したプログラ ムでの問題が無くなると思います。
pci_conf_write(tag, 0x40, fun | 1);
差集合循環符合コード
(272,190)符合化プログラム
(272,190)符合の訂正プログラム
上記の訂正プログラムのコードを無駄な部分を修正して、MMXのインラインアセンブラ を使ったところ、10秒分の処理に、上記のコードでは37秒かかったものが、無駄なと ころを省いて7.1秒で、MMXを使った場合6.80秒となった。これとGCCで-Oをつけてコ ンパイルしたところ5.33秒まで短縮することができた。また定数などをMMXのレジスタ においたままにして、4.88秒まで短縮。皮肉なことにジャンプを一回省く最適化も行 なったのだが、逆に遅くなってしまっているようである。このサンプルプログラムは エラービットをかなり発生させてのテストプログラムなので、エラーがない場合には 0.19秒くらいの速度の処理になる。
FreeBSD 5.1-CURRENTのgcc 3.3.1でMMXアセンブラを利用したコードを-Oでコンパイル したところ4.07秒であった。利用しないコードを同じく-Oでコンパイルしたところ 3.91秒になった。下手なアセンブラは効率を落とす悪い見本になってしまいました。 (2003.08.26)
(272,190)符合の訂正プログラム(MMX版)
FM多重放送
このページはTVの文字多重関係のページなのですが、ちょっとは関係あるのでFM多重の 関係のコードもおまけでつけます。文字放送のフリーの処理プログラムである
モジラ
をFM多重放送のデータのデコードができるようにしたパッチを作成してみました。パッ チにはこの他にFreeBSDへの対応とフォトグラフィックの特定パターンに対する修正も含 まれています。現在のところヘッダーと本文のGIFデータ化のみに対応しています。交通 情報系のデータは仕様がわからないの処理できていません。あわせてSONY製のDRPC-1とい うFM多重放送が受信できるPCMCIAカードのキャプチャコードを作ってみました。このコー ドは畠中さんの解析結果によっています。畠中さんや御協力いただいた方々に感謝してお ります。
Patch(1999/07/04)
DRPC-1データキャプチャコードα(1999/07/07)
NTSCについて
NTSCのメモです。
USBビデオキャプチャ
WEBCAMなどで利用されている、USBビデオキャプチャ用のユニットに使われている チップは次のようなものがあるようです。
チップ
メーカ
用途
製品名
OV511
OmniVision Technologies, Inc.
ビデオキャプチャ
LifeView Catch TV
SPCA501
Sunplus Technology Co.
Webcam
SE401
EndPoints, Inc.
Webcam
STV0600
STMicroelectrnics
Webcam
Logitech QuickCam
STV0680
STMicroelectrnics
デジカメ
Che-ez SPYz
OV511については、データシートにUSBでのコマンドがほとんど記載されていて、 また圧縮についてはデータシートにはないものの、Linux用のドライバにコードが 含まれているので問題なくフリーのUNIXで利用できるようです。ST系のチップは データシートにはコマンドはないのですが、ある程度解析により把握できている ようです。しかしカラー処理については一切データが提供されていない為、画像 を取り出しても、あまり奇麗にはならないようです。SPCA501については完全な データシートが存在するようですが、日本ではこれを使ったプロダクトがみあた りません。
OV511について
最近のLinuxではUSBビデオキャプチャチップ"OV511"のドライバーが存在するようで あるがFreeBSDにはまだない。FreeBSDのジェネリックドライバで使えるようにした
ソースコード
があるようだが、 手元にあるLifeViewのユニットとデジタルビデオエンコードチップが違う為そのまま では使えないようである。LifeViewのユニットで使っているSAA7111Aというチップは VBIの処理もできるようであるが本当に使えるかは不明です。
OV511 on FreeBSDのページ
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