5月21日 プロポーズ
 本題に入る前にちょっと書きたいことが...ビリヤードの試合に4年振りに出場しました。ある事件をきっかけに公式戦から

撤退し、ここ7年間で2試合しか出ていない試合なのですが、今回の試合はハウストーナメント(非公式試合)ですし、お店の

オーナーは以前から親交のある野間プロ。その野間プロ直々に「たいしさん出てよぉ〜」と言われれば断るのも変ですし、今年は

ハウストーナメントにはちょっと出てみようと思っていたので良い機会です。予選はな、なんと1回戦負け。自分でもびっくり

しました。4−4で負けたのですが、相手はB級。普通にやれば4セットなど取られるはずはないんですけどねぇ...その後、

敗者復活に回り快進撃!と行きたいところですが、実はアップアップの状態。でも、どーしても決勝トーナメントに残る必要が

あったんですよ。なおこは仕事の都合で応援に来れるのは午後5時くらい。すると予選敗退では俺の試合は観られません。

意地で予選を突破し、なおこが駆けつけてくれた時は決勝トーナメント1回戦の終盤でした。しつこい相手をようやく振り切り

勝利を収めて準決勝進出。ここまで来れば優勝!と欲が出たのが運の尽き。元々調子が悪く、流れもつかめない状態でやっていた

プレーに無理が生じます。B級相手に陥落しました。でも、最後のプレーは非常に悩んだ挙げ句試合などでは滅多に使わない

マッセを選択して失敗したのですが、消極的にならないで攻めた結果なので俺らしくていいかな?なんて思ってます。一足先に

決勝に駒を進めていたのは俺の師匠でした。久しぶりに師匠と真剣勝負したかったですけどね。ちょっとそれが残念。以上の

ような訳で4年振りの試合はベスト4、3位タイの成績でした。まぁ、今の実力じゃこんなところか...

 さてさて、お待ちかね(?)の本題です。俺の予想通り「プロポーズ」でしたねぇ。ここで他人の過去にした有名なものを

列記なんかしたら、非難囂々なんだろうなぁ...あっ!ちなみに今から書くことでなおこから「事実と違う〜」とか、他にも

「そこまで書かれたら恥ずかしい〜」などのクレームが来た場合には内容を差し替えますので悪しからず...二人の問題ですから

俺の独断って訳にはいかんのですよ。まぁ、どうせ結婚式で根ほり葉ほり聞かれるんですけどね。

プロポーズは俺から4月の上旬にしました。言葉は正確に思い出せませんが「俺と結婚しない?」だったと思います。なおこの

答えはほぼ即答で「私で良いんですか?」だったと記憶しています。さて、ここで話しは少し前に戻ります。なぜ俺がなおこに

プロポーズしようと思ったかを書いておくのも主題からははずれないと思います。(なにせ主題をもう書き終わった...)

なおことはちょっとしたきかっけで知り合い(ここはトップシークレットに属する)、一緒に出かけるようになりはしたものの

(どこになにをしに行ったかも秘密)数回しか会っていませんでした。それでもなおこと一緒にずっと居たいと思ったのは彼女が

俺に対してだけ見せる表情と感情を俺自身が大切にしたいと思ったからなんですよ。そんなものは時が経過して慣れてしまえば

関係ないと思う人もいるでしょう。実際、結婚は人生の墓場なんてありがたくない事を言い残した奴もいます。少なくとも俺は

そうは思っていません。以前このコーナーで「マンネリの勧め」を書いたときにも触れましたが、強固たる幸せのマンネリズムは

家族にあると思うのです。それには絶対に必要なアイテムがあります。信頼し愛すべき奥さんの存在です。謙虚という言葉が

時に美化して使われますが、自分を卑下することが当然と考えるのはどうかと思う訳です。誇張も良くないと思いますが、

自然体でありのままの自分を表現するのに卑下したり、虚勢を張ったりする必要なんて本当はないんですよね。だから俺は普段の

俺を見てもらい、普段のなおこを見せて貰ううちに「ずっと一緒に居たいな。」と思った感情に素直に従っただけです。俺には

彼女を幸せにするなんて大きな事は言えません。でも、不幸にしない約束だけは出来ると思ってます。何不自由なく生活出来る

事だけが幸せではないはずです。一緒に築く過程が大事だって事もあるはずです。遠い将来老人になった二人が過去を振り返り

一緒にいて良かったと思えればそれが幸せのような気がします。そう思えるように、またなおこにそう思って貰えるように毎日を

生活して行く事が重要だと思うのです。付き合ってから経過した時間はまだまだ少ないですし、もうちょっと長く付き合ってから

結論を出した方が良いのでは?なんて話しも時々聞きますが、時間じゃないんですよね。やっぱりこういう事って。善は急げって

言葉もあるじゃないですか。長く付き合えばお互いが解るか?なんて言ったら必ずしもそうではないこともあります。ようするに

タイミングが合った。それだけの事で良いと思ってます。お互いにまだまだ知らないこともあるでしょう。そんなことを探索する

よりも、二人で共有出来る時間をより多く持つ方が俺にとっては必要です。今まで生きてきた人生の倍以上を一緒に歩いて行く

予定ですからね。ゆっくりと二人で色々なものを探し出せば良いと思ってます。もちろん、共通の幸せを探す長い旅ですけどね。

その協力者はなおこしか居ないんですよ。だからプロポーズしたって事で良いですかね?