3月4日 パソコンを使うと言うこと

 今回は記憶に間違いが無ければ最低得票数の更新でしたね。2票ですか...ふぅ...コミュニケーションツールとしてのウェブの限界を感じる

今日、この頃ですねぇ。ビリヤード関連のユーザーが多いようなので、専用の掲示板を設置したものの俺のお知らせばかりに使っているような

気がして気が引けるんですよねぇ。もっと、掲示板やらメールやらでワイワイみんなで楽しく出来る方法ってないですかね?

 さてさて、愚痴っていても仕方ないですね。俺の努力不足でしょう。なかなか自分の思ったとおりなんてならないものです。まぁ、そっちの

方は日々精進することで解決させることにしまして、今回のお題に入ります。「パソコンを使うと言うこと」とはプロの俺からみてどういう

事なのだろうと少し考察してみたいと思います。

 俺はビリヤード場の店長兼インストラクターとして働いていますが、本業はパソコン教室の経営&講師だったりします。あくまでこちらが

主でビリヤードは従の関係なんですよね。そこでパソコンを教えていて一番多い質問にここで答えてしまおうと思ったわけです。それが、

今回のタイトルですね。いつものように結論から書きますと、自分のやりたい事が出来ていればパソコンは使えていると言うことで良いと

思います。例えばインターネットが使いたいと思ってパソコンを購入したのであれば、ウェブブラウス(ホームページの閲覧)とメールが

自分で出来ればパソコンを使えていると言うことで良いでしょう。ワープロを使いたければ自分の作成したい資料がワープロで書ければ良し

ってなものです。出来る出来ないの客観的な基準としては資格試験のようなものが考えられますが、個人で使おうというときには特に気に

する必要はないのかもしれないですね。さて、そこでパソコンを何に使ったら良いかと言うことですがパソコン以外の自分の趣味や仕事等の

補助的な道具として使うのが良いのではないかと思っています。例えば写真が趣味の人は最初はデジカメで撮った写真を整理したり、普通の

カメラで撮った写真をスキャナで取り込んで整理するような事から始めて、次ぎに写真の加工などをしてみるのも良いでしょう。それには

写真編集ソフト使い方を覚える必要があるでしょうし、さらにそれを大勢の人に公開するなどといった事を考えればホームページを立ち上げ

公開することも視野に入って来ます。その過程で写真編集をしているうちに画像作成に興味が出ればドローソフトやペイントソフトを使い

ホームページの作成に興味が出ればより複雑なページを作るためにもJAVAやCGIと言ったプログラム言語に近い考え方を勉強する必要がある

かもしれません。その後、本格的にアプリケーションの作成をするのも選択によってはあり得ることですよね。他にも最初は仕事の資料を

作るためにワープロを覚えたけれども、参照に使う為のグラフを描く為に表計算ソフトを覚えたり、略地図を自分で作る為にドローソフトを

覚えたりすることも必要になるかもしれません。どんな状況であろうとパソコンはあくまで道具であり、パソコンだけで完結するものは極端に

少ないと思います。何かをするための補助としてパソコンを使うと言うのが本来の使い方のような気がします。よくパソコンの使い方がよく

分からないと言う話しを聞きますが、目的が決まっていないのであれば当然使い方も分かりません。まずは身近な所でパソコンに仕事をさせる

ことの可能なものは無いかを探すことから始めるのが良いのでは無いでしょうか?きちんとした目的意識さえあればそれに到達するための道は

自然と出来上がって行くものです。パソコンという何でも出来る道具を目の前にして、どちらの方向に進んでいいか立ち尽くしてしまう人が

多いようですので、俺からの簡単なアドバイスをするとすれば、まずは歩き出してみようって事ですかね?沢山あるパソコンの知識の中で

迷子になってしまうのを怖がって入口で立ち尽くしている事はないと思います。一歩中に踏み込んで覗いてみれば以外に自分に役立つ情報や

知識が落ちてるかもしれません。確かに入口はありますが、出口なんてありません。ゴールは自分で決めるものです。俺だって未だに毎日

自分の興味のあるパソコンの情報を収集、研究する勉強の毎日です。それを楽しいと思えればパソコンを使っているということで良いような

気がします。パソコンの替わりはいくらでもあります。ワープロ専用機を使えばきちんと文字を出せますし、最近は写真の取り込みや、住所録

グラフの作成なんかを出来るワープロ専用機だってあります。それじゃパソコンとあまり変わりがないと言うなら文字を書くのであれば色々

筆記具がありますから、それで紙に直接書けば同じことです。綺麗に字を書きたいのであればパソコンより習字でもやった方がよほど味のある

オリジナルな字が書けるはずです。表計算だって計算機を使えば計算は出来ますし、筆算だって計算は可能です。グラフだってもちろん手書き

することが出来ます。デジカメを使わなくても写真は撮れますし、ゲームをするなら専用機の性能が上がってますからそっちの方が良いと

思います。インターネットだってワープロやゲーム機、最近ではテレビに付いてるものまでありますからパソコンを使わなくても出来ます。

でも、それをぜ〜んぶ一台でこなすのはパソコンしかないんですよ。全部の使い方なんて分からなくて構わないんですよ。パソコンはちょうど

万能ナイフのようなものです。ワインを飲まないのにコルク抜きは使わなくて構わないんです。でも、それがコルクを抜く為の道具でだと

言うことは知っておいても損はありません。パソコンのソフトを使う時も全部を使うのではなくその基本機能でどんなことが可能なのかを

知っていれば充分です。万能ナイフを持ちながらナイフしか使わなくても良いじゃないですか。それが便利ならば...