6月3日 人を惹き付ける

 いよいよW杯も始まりました。日本戦は明日開幕ですが、毎日各国の代表戦が見られるのはやっぱり楽しいものです。今日は久々の一日

オフですからね。テレビ中継は1試合しかないようですが、ゆっくり自宅で見ようと思ってます。

 今回の投票はダントツで「人を惹き付ける」でしたね。序盤から得票が多かった影響かあまり得票自体は伸びませんでしたね。前回投票まで

健闘を見せていた「新作プログラム」も今回であえなく落選となりました。まぁ、またいつか書く機会もあるでしょう。

 さて、本題ですが、人を惹き付けるものってなんでしょうね?俺はこれに関しては甚だ自信がないんですよ。良い人だとは言われることが

自分で言うのもおかしいですが結構あります。でも、人気者にはなったことがない。例えばビリヤードを例題に挙げましょうか。うちのお店に

俺を慕って来てくれる人も確かに居ます。これはとても嬉しいことですが、そういう人達でお店に人が一杯という訳ではありません。

どちらかと言えば顔はお互い知っているけれども話しをしたことのないお客さんの方が多い訳です。でもね。他のお店なんかだといつ行っても

常連と呼ばれるような人が居て気軽に色々な話しをしたりしてる訳です。これは俺だけの問題ではなくお店自体の魅力だとか、立地条件、価格

サービス、ビリヤードの人気などなど様々なものが加味されて結果そうなっているんだろうとは思います。でも、基本は人ですからね。俺の

魅力の無さがそうさせている部分が多くあるような気がしてなりません。このホームページにしてもそうです。常連さんのような毎日来て

頂けるありがたい人が多くいらっしゃるのは承知していますが、他のページで話題になったり、リンクのご要望を頂いたりということは極端に

少ないように思います。8万件を超えるヒットを貰いながら贅沢だと指摘されれば確かにその通りなのですが、やっぱり人を惹き付けることに

自信が持てません。で、皆さんが聞きたいのはこんな俺の愚痴じゃなくて、人を惹き付ける為にはどうしたら良いのか?という具体的な方策

だと思います。もっとも、それが俺にしっかりした形で確立されていれば問題ない訳ですが、前述のように俺自身がその方策に悩んでいるので

きちんとした解決方法を明示できるか分かりませんが、得意の分析から考えてみようと思います。

 まずは、人を惹き付けるために必要なものですね。これは絶対に話題性と言うことになります。この話題性の中には個性と言うものも必要に

なるでしょう。極普通である事が現在では個性になることさえありますからただ他人と違った行動、言動をするだけではないという事にも

なりそうですが、取りあえず注目を集める特徴が必要となる訳です。普段真面目で冗談のひとつも言わない人が無理して宴会の席で冗談を

言っても冗談と気付かず、「へぇ」なんて関心されてしまうと根が真面目なだけに引っ込みが付かなくなり、話題を広げようにも元々無理な

冗談を言ってるものだから話題が続かず、尻窄みなうちに他の話題に移ってしまい取り残される。こんな経験は自分であったり他人の行動で

したことがある人も多いと思います。この例では人を惹き付けることに失敗した訳です。自分にないものを無理に出してもそれは個性とは

ならない例のひとつだと思います。話題を作るには手っ取り早いのは悪い人になってしまう方法です。嫌味を言ったり、自分を誇張して自慢

したり、他人を罵倒したり、自分の正義感を押しつけて優越感に浸ったりとちょっと注意しなければつい自分でもやってしまいそう。もしくは

気付かないうちにやっているかもしれない人に嫌われる行動全般です。これはすぐに話題になります。でも、その信頼を回復し、人気者になる

には遠回りかもしれません。俺はそういう行動をしている人達って言うのはわざと自己顕示欲の為にしているのではないか?とさえ思えるの

ですがどうなんでしょうね?逆に良いことをしたりした場合には人の話題にはなかなか上らないもののようです。自分には出来ない良い事と

言うのは僻みの対象にでもなるのでしょうか?わざと話しの中に入れずに大きな話題になり難いようです。う〜ん、やっぱり人を良い方向で

惹き付けると言うのは難しいことのようです。ひとつ考えられるのは個性を生かしたカリスマ性でしょうね。例えばタレントならば顔が良い

演技がうまい、歌がうまい等ですね。全てが揃うことなどありません。歌の下手な歌手だっていっぱいいますが、人気があたりする人もいます

これは別の魅力があるからでしょうね。俺が歌っても歌は下手だし、顔は十人並みで30過ぎのおじさんじゃ無理ってもんです。再び話しを

戻して俺が人を惹き付けられるようになるにはどうしたら良いかなんですが、やっぱり得意なものを披露して認めて貰うしかないでしょうね。

でも、それにはまず見て貰わないといけないと言う矛盾も起こる訳です。そこで俺はビリヤードをライブで中継したり、ビリヤードに関する

質問にうちや他のHPなどで解答させて頂いたりしてる訳です。小学生の頃にいじめられっこで人から注目を浴びるのは恥ずかしいことだと

インプリンティングされてしまった俺にとっては相当思い切ったことをしているつもりですが、その評価は他人に任される訳です。自分に

自信を持ってそれを突き詰めて行けばきっと賛同してくれる人が増えてくると思っているんですけどね。その自信ってのが問題ですよねぇ。

ほんと俺ほど自分に自信のない奴も珍しいと思うのですが、その点を先日あるビリヤードのプロに見事につかれました。ゲームを終えて少し

話しをしたのですが、俺が「もうひとつ上を目指したいけどどうすれば良いですかね?」と聞いたところ、そのプロは「たいしさんは理想を

追いすぎているように思うよ。確かに綺麗な球だし、基本に忠実。攻めの姿勢は好感が持てるけど、守りに入ると極端に弱くなる。絶対に

勝ってやると言う感じより、自分の納得するビリヤードを追ってる感じ。だから、理想とのギャップに苦しむんじゃないかな?相手のいる

事なんだから泥臭く勝ちに行く事も必要じゃないかな?」なんて趣旨の事を言われました。そして「実力はあるのに自分に対して自信がない。

自分で自分を適性に評価出来ていないからミスに繋がると思うよ」とも...う〜ん、さすがプロ。重い、重すぎる...自信を過信にしないで

自己の理想を追うその姿勢にひょっとすると人は惹き付けられるのかもしれません。サッカーの日本代表で言えば中山選手のような選手かも

しれないですね。代表には漏れましたがカズ選手なんかもその傾向が見られます。人の性にせずに自分を磨く、そして過信せずに自信を持つ

言葉は簡単ですが、難しいですね。俺もがんばらないといけないなぁ...