9月24日 プレッシャー

 う〜む、すっかり火曜更新になってしまった...来週は特に予定がないのでなんとか月曜日に更新したいと思ってます。次回はタイトルが

全部入れ替えになるんですよねぇ。なにをタイトル候補にしようかしらん?(決まった結果は次回の予定から確認、投票してくださいね)

 さて、今回はプレッシャーがタイトルです。世の中にはプレッシャーに強いタイプ、弱いタイプの人がいるようです。そして、同じ事象で

あっても人によって感じ方が違うことも多いようですね。俺にとってはもの凄いプレッシャーなのに、他の人にとっては何でもないこととか

逆に俺は普通にしているだけなのに、ある人にとってはプレッシャーのかかる場面であると想像したりとか...で、俺はプレッシャーに強い

タイプか?というと弱い方でしょうね。前回のネガティブにも繋がるのですが、自分で自分に必要以上のプレッシャーをかけて失敗する事が

よくあります。う〜ん、いわゆる苦手意識が生んでいるプレッシャーって奴ですかね?でも、そのプレッシャーに耐えて物事がうまく行ったり

するとそれは自分の中でとても良い印象として残り、自信に繋がったりもするので大切なことなんでしょうね。

 またまた、ビリヤードの話題で恐縮なんですが、俺の場合例えやすいので勘弁してもらうことにしましょう。ビリヤードをしていると色々な

場面でプレッシャーがかかります。苦手な配置はもちろん。得意な配置でさえ「これ外したらやばいよなぁ」なんてネガティブ傾向にある俺は

無用なプレッシャーを自らに課してしまうこともしばしばです。俺より上級者とやるときには当然ですがある程度プレッシャーがかかってます

でも、B級、C級と相手するときでもあります。「負ける訳にはいかねぇ〜」ってプレッシャーが...では、プレッシャーが全くない状態が

良いのか?というとそれは緊張感の欠如を伴うことになり、あまり良くないようです。数年前にハウストーナメントとしてはそこそこ大きな

規模の試合に出場したときの経験です。人数は120人くらいA級もそこそこいてレベル的にはある程度高いゲームが展開される大会だったと

記憶していますが、久々の試合で最初はプレッシャーの固まりでした。格下の相手にレストが震えフォームを維持することすらままならない

状態で、なんとか予選だけは通過したいと思ってプレーした記憶があります。で、徐々にその緊張感になれ予選の3回戦くらいからは適度に

プレッシャーを感じながらそれなりのビリヤードをしたつもりです。珍しく楽々と予選を通過し決勝トーナメントが始まります。ここで今まで

経験しなかったことが起こりました。全くプレッシャーを感じないのです。相手はA級で実力的には5分。もしくは失礼ですが俺の方が若干

上かな?って感じです。で、結局負けてしまうのですが、悔しさも後悔もなにもありません。プレー中でさえ自分がプレーしている心境では

なくて近くで友人の応援をしているような感じです。ミスをしてもそんな感じなので「あれを俺が外すこともあるんだぁ」くらいで何とも

思いません。セットを取っても同じです。「あっ。1セットリードしたみたい」ってな感じで気が抜けているというのは正にこの状態です。

で、ゲームが終わって普通なら「あそこでこのミスをしなければ」とか「ゲームプランを間違えた」とか色々考えるのですが、全くゲームの

内容を思い出せません。これは今だからではなく試合直後から全く覚えてないんですよ。帰りの車で友人に「ポイントはあそこですよね?」と

聞かれてもそれも思い出せません。勝った、負けたという事実以外はすべて思い出せないのです。ようするにプレッシャーを感じなかった事で

自分の印象さえも薄いものにしてしまったようです。よくプレッシャーのない場面で気楽になんて言葉を使いますが、どうも人間って奴は

複雑である程度のプレッシャーがあった方が実力が出しやすいようです。で、あまり過度にプレッシャーがかかるとこれまた実力が出ないので

そのバランス感覚というのが大切になるんでしょうね。これは人によって感じ方が違うので前述のように同じ場面に立たされたからと言って

同じように感じるかは別問題です。でも、これを客観的な数字に置き換えられたら面白いでしょうねぇ。スポーツ中継とか楽しみがさらに

増えそうなものです。野球中継なんかで...

「9回裏、2アウト満塁、ここで代打福田がバッターボックスに入ります。観客55000人が見つめる中一打出れば逆転サヨナラ、現在の

福田のプレッシャー指数は15000で、相当に緊張していることが伺えます....」

な〜んて感じですかね?そうすると自分が15000プレッシャーってのを受けた時にはどんな感じかを思い出して共感する作用がさらに強まると

いう具合になりそうなものですが、そんなに簡単なものじゃないですもんね。

スポーツ以外でもプレッシャーは感じます。経営者として、長男として、家長として...環境要因だけでもいっぱい感じてます。よく言われる

ことにプレッシャーを楽しむってのがありますよね。俺もその心境に到達してみたいですね。まだまだですが...