01月28日 チェックポイント
またまた、一日遅れです。いや〜なかなか出来そうで、出来ないのが定期更新ですねぇ。来週こそ!って毎週言ってる気がするなぁ...で、
今回は票が割れましたが「チェックポイント」がタイトルになりました。日々生活している上にも様々なチェックポイントなるものは存在する
訳ですが、やはりチェックポイントと言えばアメリカ横断ウルトラクイズですよね?って違うか...なんか懐かしいんでつい思いつきで書いて
しまった...クイズって結構得意なんですよねぇ。ほら、俺って役に立たない無駄な知識が結構多いじゃないですか。関東ローカルかもしれない
ですが、月曜深夜にやってるフジテレビの「トリビアの泉」ですか結構好きで毎回観てるんですが、意外に俺が知ってることが多かったりして..
いかん、いかんドンドン主題からずれて行く...
さて、そろそろ主題に移りましょう。俺がチェックポイントと言えばビリヤードです。その日の調子を見る意味でも日々のチェックは重要です
様々なチェックポイントが人によってあると思うのですが、俺なりの現状でのチェックポイントとその意味なんかを解説してみようと思います。
まず、チェックするのはフォームですね。これはストレートショットを練習する時に同時にチェックします。さて、ここでチェックすることなの
ですが、俺の場合はインパクトの瞬間の右手に残る打球感を主にチェックします。自分のフィーリングと合ってる時にはフォーム自体に問題は
ないと判断して別の練習に移ります。ただ、フィーリングが合わない日があります。これは体調、気候その他色々な要因が考えられる訳ですが、
出来るだけ早いうちに修正しないと後で大変なことになったりします。で、俺がフォームをチェックするときのポイントになる訳ですが、まずは
土台に気を付けます。土台はどんな時にも大切なのは周知の事実だと思います。例えばいくら高性能の大砲でも土台が悪ければ弾丸は目標に
到達することが出来ないのと一緒です。フォームでの土台は2つあると考えています。ひとつは身体を支える足です。足への僅かな重心のずれで
全体が不安定になってしまうことがあります。俺の場合はそのバランスの中でも特に右足の膝の内側にかける圧力を適切に保てているかが最大の
チェックポイントです。これは経験と感覚に基づくものなので言葉で説明するのは難しいのですが、力を入れないといけないですが、力んでも
いけない微妙なバランスを常に保つ必要があります。俺は学生時代に膝を大怪我していますので雨の日などはどうしても無意識にかばってしまい
重心のかけかたが狂います。無意識に出来ていることを意識して行うにはそれなりの訓練が必要となります。例えば呼吸は普段無意識にして
いますが、意識的に遅らせたり早めたりすることが可能です。でも、呼吸を意識しながら普段と同じ呼吸をするというのは難しいですよね?同じ
ことです。普段出来ていることが出来ないでそれを意識して修正するには訓練が必要となるんですよ。さらにもうひとつの土台とはレストです。
これはキューを支える土台ですね。キューがきちんと滑りさらにぶれない絶妙な力加減を意識的に行い癖にします。調子が悪くなるとこの意識を
しないとうまく行かず、余分な神経を使う分球は入らなくなります。そこでストレスにしてしまうと泥沼なので足にしてもレストにしてもそこを
修正して練習している場合にはポケットするしないは意識しないようにしています。それさえも意識出来れば良いのですが、俺はそこまで器用
ではないもので...で、無意識に本来の土台の構成が出来るようになった時点でポケットする事に意識の重心を移して練習します。このような
メリハリを自分の中で持たせることで同じ練習を効果的にするように心がけている訳ですね。さて、チェックポイントとは不調のときだけに
チェックすれば良いものではありません。好調な時に自分のチェックポイントを押さえて不調になったときに備えることも重要です。調子の良い
ときほどなにも考えずにプレーするものですが、そのときにちょっと意識して好調時のポイントを押さえて置けば不調になった時に手助けに
なります。これが前述の経験って事になるんだと思います。他にはさらに上を見て練習する際にもチェックポイントは重要です。例えば今俺が
特に意識して練習しているのはキューの重さを出来るだけそのままで手玉に伝えると言うことです。理屈では簡単です。キューを出来るだけ軽く
持って重力と同じ加速度で手玉にヒットさせれば良い訳です。でも、これを人工的にしかも正確に行うにはかなりしんどい練習が必要です。
キューを大きく振って加速度を付けることは容易いです。それでは意味がありません。キューは振るものではなく水平に落とすものだと俺は
考えています。キューを手から離せば当然ですが、キューは床に落ちます。これはキューの重さによって重力で落下した訳です。それを今度は
水平に腕を使ってシュミレートする訳です。それには当然ですが手を離して自然に落下する時と同じように余分な力がキューに加わっては
いけません。でも、下に落とすのとは違い支えがないといけないのも事実です。すなわち出来るだけキューを軽く持ちキューを支える最低限の
力からキューを落下スピードを同じスピードで腕を振る訳です。このときに右腕のどこにも力を入れないで必要最小限に抑えます。短い距離で
あれば意識すれば可能でしょう。しかし、距離の長い引き球を同じ撞き方で撞点だけのコントロールで行うのは非常に難しいと言えます。
で、このプレーを練習するときの俺のチェックポイントはキューの重さをきちんと手の平で感じる事にあります。雨の日は湿気で若干重くなり
乾燥しているときには軽くなります。この微妙な加減さえも感じるには握り込んでしまっては絶対に無理です。キュースピードを上げるだけなら
力を入れるだけでも相当上げられます。でも、それではビリヤードという繊細なスポーツには向かないと思うのです。身体の各関節がもっとも
正確にスムーズに動きキュー本来の重さを活かした撞き方。これが俺の現在の目指しているものであり、そのためのチェックポイントがキューの
重さを感じる事なんですよね。人にはそれぞれのチェックポイントがあります。そのチェックポイントが間違ってる事だってあるでしょう。俺も
悩んだ時にはプロに相談したりしてます。自分の現在行うべきチェックポイントを見定めて効果的な練習をすればきっと上達も早くなると思うの
ですが...