02月03日 偉いと偉そう

 まず始めに先日、米国スペースシャトルコロンビア号にて亡くなられた7人の宇宙飛行士の皆さんに少年時代に宇宙という限りない夢を持ち

宇宙飛行士に憧れた一人として心からご冥福をお祈りしたいと思います。

 さて、ちょっと暗めの話題からの今回ですが、中学時代に天文部で宇宙飛行士なんて日本人で成れる訳ないので天文学者になりたいと本気で

思っていた俺ですが、その夢を果たした数少ない優秀な方々とそのご家族に対して哀悼を捧げるのは俺の出来る精一杯のことのような気がする

のでここで表明させて頂きました。

 で、がらっと変わってここからは本題に移りましょう!おっ!そういえば今日は月曜日!ちゃんと更新出来てるじゃん。偉いぞ俺!ってこれが

普通なのか...

 なんてところから「偉いと偉そう」のタイトルに入って行く訳です。偉いと偉そうは似て非なるものですよね。両方とも人から見たときの

客観的な評価であるのに対して「偉い」は本当に偉くて「偉そう」は本当は偉くもないのにそう本人が思ってるって感じですかね。もちろん

前者の方が好意的な訳ですが、「偉そう」と言った場合は本人さえも気付いていないケースもあるようですね。俺は人に対して偉そうな態度を

取るのが苦手です。と、言うより嫌いなので出来るだけ偉そうにしないように気を付けてます。そんな俺にもプライドみたいなものは存在します

自分のプライドを保ちつつ偉そうに振る舞わないのは結構難しいものです。自分の得意分野をひけらかすと偉そうに思われてしまう訳ですが、

俺の場合はパソコンの講師であり、ビリヤードのインストラクターであり、会社の社長でもある訳で偉そうにしてしまいそうな誘惑がゴロゴロ

してます。そこで人を相手にする場合の心構えとして相手を絶対に見下さないという事に気を付けているつもりです。具体的にはパソコンの講師

ならば生徒さんはお客さんである訳です。俺がパソコンを教えている事が偉いのではなく、授業料をお支払い頂いている以上最大限のサービスを

提供するのが俺の仕事であり、俺の意見を縷々と演説することではない訳です。よって俺の授業は生徒の方中心の進め方になります。それが

非効率なことも判っていますが、納得して頂けるものを提供するには必要な事だと思う訳です。それには偉そうな態度なんて邪魔者以外なにもの

でもないですよね。ビリヤードに関して言えばたまたま自分でお店をやっていて歴が長いので知識がちょっと多いだけで手助けになることが

あればアドバイスするって事で基本的には同じ趣味を持った仲間として接するようにしてますね。社長としては甚だ頼りないのは判っていますが

一応会社を代表して色々な場面を迎えないといけない事もある訳です。その時には偉ぶらずに自分の主張を相手に納得させる必要がありますから

ますます難解な作業になる訳ですが、仕事のパートナーとして接するように心がけています。でもね。世の中にはこっちでそう思っていても

そんな俺の態度を見て偉そうにしちゃう輩がいる訳です。まぁ言葉は悪いですが「下手に出てりゃいい気になりやがって」って奴ですね。お互い

尊敬と目的に向かった共通の意識さえあればそんなことはないはずなのですが、そういう事が起きちゃうので困ったものです。そんな場面に遭遇

した場合の俺の対処方法は大きく分けて2つです。「こんな奴どうでもいいや」って思った時には別に嫌われようが何しようが構わないので

徹底的に偉そうにします。俺の記憶では過去に1度しかないですけどね。もうひとつは言いたいことを言わせて置くって方法ですね。まぁ、

それでいい気になっちゃう奴もいますが、そのうち気付いてくれればそれで良し。気付かなければそれだけの奴として見れば良い訳です。でも

考えてみるとそういう人は少ないながらも俺の前に現れるのは俺にまだまだ隙がある性なのかもしれないと反省はさせられますね。偉そうでは

なく、相手に「偉い」と思って貰えればそんな態度は取れないはずですからね。(って別に偉いと思われたい訳でもないけど...実際に偉くも

なんともないしなぁ...)なんか世の中を勝ちと負けの判断基準でしか見られない人がいて悲しいですよね?自分を優位にするためには虚勢も

ある程度仕方ないことなのかもしれませんが、そんなものにしか自分の価値観を見出せないのは狭量ですよねぇ。俺は偉そうにしているつもりは

全くないですが、人からみたらそう思われるかも?みたいな恐怖心に似たものは常にあります。俺が偉そうにしている人を「こんな程度」と思う

ように、人からそう思われているかもしれないと思ってしまう訳です。人から舐められたらいけないと思うんですよ。それは自分の否定に繋がり

ますからね。で、それでもっとも良い方法は相手を舐めないこと。そう偉そうにしない事だと自分に戒めているんですけどね。