05月21日 そうだったのか

 前回の反省も踏まえて火曜更新です。(月曜更新じゃね〜のか?ってツッコミはなしね。)今回は「試合に出るかな?」と同数の得票でしたが、

月曜の時点では「そうだったのか」がトップ得票だったのでこちらをタイトルにさせて頂くことにしました。

 さて、35年も生きているのに間違って覚えていること、または今まで疑問に思っていたこと、何の気なしに過ごしたりしていたのによく考えると

もの凄いインパクトのあることってのは未だにあるものです。そう言うときに「そうだったのか」となる訳ですが、人によって気付かされる事、本など

資料によって気付くこと、自分で発見すること色々ある訳です。最近、直子から男と女の脳の構造による違いみたいな本を借りて読む機会があったの

ですが、これがまた良くはまるんですよ。まぁ、一種の占いや暗示の類で自分がそう思うから「そうだったのか」と関心してしまう部分もないことは

ないのですが、なかなか言い得て妙な表現も多くあります。確かに直子は地図を回転させて読みますが、俺はそんなことをしたことがありません。でも

道に迷った時に俺は人に聞くなんてことは滅多にありませんし、自分の感覚で正しい道を探そうとして深みにはまったことも1度や2度ではないです。

男は考え事をすると黙り込み、女は喋り倒す。なるほど、そうかもしれません。女の人の考え方は俺には概念的に理解出来ても実感としては解らない

ので、男側の思考としては...まず、なにか問題が起きたとします。それを解決させるために今までの経験や自分の技量その他の要素をフル動員して腕を

組んでタバコでも吸いながらゆっくりと黙って考えを巡らせる。うんうん。確かに俺もそういう傾向があるな。と思う訳です。それを見ていた女の方は

なんとか手助けをしようと積極的に話しかける訳です。なぜならそれが彼女たちの問題解決法だからですね。でも、男側からすれば考えをまとめている

最中で話しにまで考えが回らず、生返事を繰り返し結果として女性側からは「冷たい」とか「無視された」とか言うあらぬ濡れ衣がかけられる訳です。

これが女性からの相談だったりした場合は顕著ですね。男側は彼女の相談に答えるべく一生懸命考えているのにその行為を女性は「冷たい」と感じて

しまうのですから大変です。女性は自分の話に同調し、会話を続けてストレスを発散することが目的なのに対して、男性側はその答えを探して黙り込み

本題からずれたところでお互いの不信感が出る訳ですな。俺も結婚して2年にもうすぐなりますが、喧嘩などはないもののなるほど思い当たるところは

いくつかありますね。ただ、そういうものであると知っていれば対策というか理解を示す事は可能になる訳です。

 と、ここまで書いてま〜た臨時の仕事です。結局、仕事の後に閉店まで相撞きをしていたので日付が変わって現在は5/21の午前4時!帰って寝れば

良いのですが、実は明日のスクールのスケジュールを見るととてもじゃないけどこのコラムを書く時間なんて微塵も見つけられない...先週のことも

あるので、ここは一番無理にでも書き上げるぞぉ〜

 さて、話しを一転させて最近実はビリヤードで「そうだったのか!」ってことがあったのでそちらを少し紹介してみましょうかね?いつも通り前の

文章との繋がりはタイトルの共通性以外ないんですが...

 最近アーチャーという全米トッププロのビデオを見る機会がありました。ここでは試合の勝ち負けはさておきゲームの展開を考えてみました。すると

俺の理解不能なショットがひとつもないんですよ。「俺ならこうするな」ってのがズバズバ当たる訳です。で、逆にここは勝負所の難しい配置だなと

思うと同じ場面で外したりもする訳です。もちろん彼らと俺の腕を比較するなんておこがましいことは出来ませんし、試合では見せないトリッキーで

俺には理解不能なショットもたくさん持っているはずです。でも、この試合に関しては俺の思惑通りに展開して実際に俺がプレーをしていてもひょっと

すると同じ展開になるんじゃないか?と思えるほどでした。ではなぜ俺はそれに近いプレーが出来ていないのだろう?と考えてみた訳です。記憶に

間違いがなければ7セットを取るうちの3セットがマスワリ(ブレイクからの取りきり)だったはずです。ブレイク後の配置をみると俺でも充分に

マスワリが可能と思われるのです。そこで「そうだったか」に繋がるのですが、決定的に違うのはブレイクの確率なんですよ。ブレイクでポケットする

確率はもちろんですが、取り出しに難球がほとんどない状態でプレーに入ってます。しかもブレイクで2〜3個をほぼ確実にポケットしています。

9個の球と言ってもマスワリをするには最低でも1個はポケットしている訳ですから8個連続でポケットすればマスワリな訳です。これがブレイクで

2個、3個と入っていればそれぞれ連続ポケットしなくていけないボールは7個、6個となる訳ですよね?こんな当たり前のことでも目の当たりにして

それを楽々取りきる様を見せられてはなんとか俺にも出来ないだろうか?という欲が出て来ても不思議ではないですよね。実はここのHPのビリヤード

コーナーでブレイクについての記載もありますが、あのときと現在のブレイクは若干変えています。それはアーチャーのブレイクを見て気付いたことを

実際に取り入れてみた所、非常にうまく行くことが解ったのでちょっと変えてみたんですよ。基本は今までと一緒です。違うのはフォローの取り方

なんですが、これは実際に見て頂かないと分かり難いかもしれませんね。(ライブで俺の撞いているところを見ると解るかも?)このブレイクにして

ポケットの確率が上がる、上がる!2個、3個ボコボコポケットした上に手玉が場外の可能性も極端に低くなりました。当然ですがマスワリの確率も

ぐっと上がって毎日コンスタントにマスワリが出てます。(A級ならそれくらい当然と思った方は是非、セブンに来て下さい。笑うくらいマスワリの

出ないテーブルですから...)今度の日曜日はSIBCの練習会ですが、この新型ブレイクを引っさげて登場します。前回は初の決勝進出も準優勝になって

しまったので、それに対する自分なりの反省と練習はバッチリ積んだはずです。あとは勝負度胸だけ!ってそれが一番足りないんじゃん<俺