09月18日 英語が苦手

 今週は木曜更新...最近、月曜日に更新出来ることの方が少なくなって来てる...いかんなぁ...とは思っているんですけどね。まぁ、忙しいのを

言い訳にしちゃうのは簡単なんだけど、モチベーションが上がらない...コラム更新だけじゃなくて全てに於いて...集中力が足りないとも言えるかも?

ここ数日その原因を考えてみたんだけどやらなきゃいけないことが多くて現実逃避してるのかも?なにもかもが義務に思えて自分のしたいことなんて

ひとつも出来ないでいるような気がする...ほんとは自分でやりたいことなんだけどね。コラムの更新しなきゃとかビリヤードの練習しなきゃとか

みんな自分でやり始めたやりたいことのはずなのに自分の中で義務化してる。俺って要領悪いんだよねぇ...

 さて、久々に愚痴から入った今回のコラムですが、それなりに理由もあります。まぁ、得意なことだけ偉そうに書いていればそれなりに自己満足

出来るのですが、俺だって欠陥の多いただの一般人。苦手な事だっていっぱいある訳です。そういうのは出来るだけ秘匿しておきたいのが人情ですが

人の無様な様子が面白いのは世の常ですからね。犠牲的精神の元で俺の大の苦手について今回は大いに語ってみようって寸法です。

 このコラムでも時々書いたことがありますが、俺は英語が苦手です。どれくらい苦手かと言うとピーマン嫌いの子供がピーマンを嫌いなくらい苦手

なんですよ。<なんだこの例え...で、元々嫌いとか苦手だったかと言えばそうでもないんですよね。実は俺は幼稚園の頃から英語を習い始めて、

小学生の頃は学習塾には通ってませんでしたが、英語塾と英語の家庭教師までつけて貰っていたことがあります。小学生時代は勉強の出来ないダメ男君

だった俺もこと英語は他の同級生より早くから馴染んだ性もあって中学1年の時なんかは大得意だった訳です。ところがです。中学の英語は単に喋る

事が目的ではなく、その構文など正しい(?)英語を系統立てて勉強するのが英語の勉強であり、それまでの通じる為の正しい発音なんてのは二の次な

訳です。適切な表現であるかは疑問ですが、例えるならば日本語を喋ることは多くの日本人は出来ます。でも、国語の苦手な人っている訳ですよね。

俺は通じればなんでも良いと思っているのでそれが正しい日本語であるかどうかなんて些末な事にいちいち腹を立てたりしません。まぁ、世の中には

自分の喋ってる日本語こそ美しい正しい日本語だと思い込んでそれを強制しようとする頭の悪い輩がいるのも知ってますし、そういう人の方がよほど

俺の勘に触ります。まぁ、ちょっと話しがずれましたが、要するに俺が考えていた英語とは英語圏の人と会話する能力の優劣であり、普段彼らが意識

する必要もない構文なんて気にしてなかったんですよ。ブロークンイングリッシュだってなんとか通じるときには通じるものです。実際、アメリカ人の

友人も居ましたが、彼は日本語がほんのちょっとしか出来ないので俺が出来ない英語で単語を並べ立てるだけで、それを賢明に理解しようとしてくれて

いたのを思い出します。残念ながらインターネットの発達していない時代でメールアドレスもお互い持っていなかったので彼がアメリカに帰ってしまい

その後の音信は不通になってしまいましたが、どこまで俺の意志が伝わったかは別にしてお互いにコミュニケートしようと言う心構えさえあれば言葉は

ある程度越えられるものなんですよね。でも、でもね。学校の英語ではテストの点数が全てな訳です。例え先生より正しい発音が出来たってSVCだの

Be動詞の使い方だの、否定形の作り方、現在進行形の使い方、などなどテストに出る構文や単語を知らないと英語の出来ない奴になってしまう訳です
。
そんな不合理に反発した訳でもないのでしょうが、中学時代は自分で言うのもおかしいですが、よく勉強したにも関わらず英語の勉強はほとんど一切と

言って良いほどしませんでした。学校の授業と宿題以外はやらないと言った感じです。もちろん成績は他の教科に比べて悪かったのは言うまでもないの

ですが、それでも中学レベルであればなんとかなってました。そして高校ではさらにややこしくなります。英語が大の苦手科目になりました。赤点を

取らないのがせめてもの救いでこれとてテストの得点だけで判断すれば赤点でもおかしくないところを真面目に授業に取り組んでいるという姿勢を評価

してもらった性かかろうじて免れるといった感じです。そんなんで良く大学入れたなぁ?って声もあるでしょうが、俺は付属校出身です。とは言え全国

26校の付属校の全てが大学に進学出来る訳ではなく、うちの高校の進学率は80%程度、希望学部に入学出来るのは50%前後ってところだった気が

します。まぁ、一般入試よりは有利とは言え学内選抜試験はありますし、その成績いかんでは進学もままならない訳です。それには英語が苦手なのは

致命傷になりかねません。ただ、幸いなことに各教科の得点ではなく、全教科の総合得点を合否の基準にしていたのでちょっと苦手な教科があっても

得意な教科で挽回出来る訳です。当時の目標は法学部法律学科。これは文系では当時一番難しいとされていました。そして次の目標が経済学部経済学科

ここは2番目に難しいと言われてたんですよね。で、俺は英語の勉強を捨てて他の教科に賭けます。理屈で言えば英語以外の教科を平均90点、そして

英語が50点でも第一希望、仮に英語が30点でも第2希望で合格出来るはずでした。そんな勉強の仕方より英語をちょこっとでもがんばればもっと

良いのでしょうがその頃はとにかく英語を勉強するのが苦痛以外のなにものでもなかったんですよね。果たしてどうなったかと言いますと俺は経済学部

経済学科に入学することになります。英語以外の3教科を平均90点(確か89.7点だったかな?)そして英語を29点(ここ笑い所っす)で見事

予定通りに第2希望の学部学科に合格しました。ちなみに英語の試験は問題を読んでません。マークシートだったので全部3を選択してみました。(笑

でも、大学でも英語の授業がある訳です。そしてやめておけば良いのに第2外国語なんて教科も必修であります。俺はドイツ語を選択しましたが、

やっぱり英語の出来る奴が多少なりとも有利なんですよ。男性名詞、女性名詞といった英語にない表現方法はあるにせよ構文などは英語に似ていますし

綴りだけみれば発音が違うだけで英語で解釈してもなんとか意味が理解出来ることもあるようです。(これは俺の憶測でしかない...)英語の授業はと

言えば経済の専門書を原文で読むなんて授業です。まぁ、もっとも大学の授業なんて出席だけしていれば単位が貰えることも多いので勉強しなくても

「可」くらいは取れるんですけどね。で、やはり勉強しません。その後もアメリカが嫌いだとかなんだとか言って英語を拒否し続けているのですが、

独立してから「英語が出来ればなぁ...」と言うことが度々ありました。例えばプログラムを組んでいるときに解説書が原書しかないなんてケースです。

まぁ、最近はネットで翻訳をしてくれるので大体の訳をさせてから個別に単語を調べるなんて方法である程度凌げるのですが、まぁ、勘弁して欲しい

ものです。人々の思い込みとは怖いもので、プログラマーだから英語が出来るとか、パソコンの講師だから機械に強いとか思われてしまうのも結構辛い

ところです。正直な話し俺は機械ってあまり得意じゃないんですよねぇ...ビデオとか録画出来ないし...携帯の操作もいまいちわからんし...

 そうは言っても日本にはドンドン英語が流入してくる訳です。厳密には英語を語源とした新しい言葉と定義した方が良いのだと思いますが、こういう

ことにいちいち目くじら立てる輩は好きになれません。でも、でもね。一言言わせて...いつからアウェーのことをアウエーって言うようになったの?

日本語では適地、a wayを読むとそうなるんでしょうがアウェーでいいじゃん。最近サッカー中継なんか観てるとやたらと耳障りなんですよねぇ...

フランスじゃあるまいし(フランスは英語の流入を防ぐ為と称してE-mailと言う言葉さえ政府が拒絶している)別に定着しているんだから今更発音に

こだわることないじゃん。和製英語として堂々と使えば良いんですよ。まぁ、外国語をカタカナにするとどうしても違和感が出るのは仕方ないですが...

名前なんかに多いですよね。女子テニスのドキッチ選手も当初はドキックってNHKでも呼んでましたし、F1のシューマッハは未だにシューマッヒャーと

表記している新聞もありますからね。まぁ、これからの世の中世界の中の日本と言う意味でも少なくとも英語くらいは出来ないといけないのでしょうが

そんなの面倒だから地球の公用語を日本語にしてしまえ〜日本に来る外人は日本語勉強してから来い〜日本人に英語が通じるなんて思ったら大間違い〜

でも、アメリカの旅行ガイドブックなんかには日本は英語がある程度通じる国として紹介されてるものもあるらしい...同じガイドブックにはフランスは

通じない国(前述のようにフランス人は自国語を重んじるので英語が理解出来ても返事もしない場合があるそうな)になってるらしい。ど〜せ俺は

英語もドイツ語もフランス語も出来ませんよ。えぇ、えぇ、この島国で暮らすにゃ必要ないですから...と自分の勉強不足を棚に上げてみたりするの

ですが、やっぱり必要なんですかねぇ...