3月4日 世界情勢

 なんかバタバタしている間に結局1ヶ月近くも更新出来なかったコラムですが、本日無事(?)更新です。いや〜ほんとこの間色々なことがありました。

まずはタイトルに行く前にいくつかご紹介して置きましょう。掲示板等で既報の通りですが、待望の第1子が2月24日に誕生致しました。4530gの元気な

男の子です。母子ともに健康で既に退院して現在は直子の実家にお世話になっています。名前は匠太(しょうた)と名付けることにしました。色々な候補が

あったのですが、これからの時代は手に職を持った技術のある人間が有用だと思うので、師匠、巨匠などに使われる匠の文字と長男であり俺の太志の太を

取って匠太と名付けました。これから本格的に子育てが始まります。プレッシャーはそれなりにありますが、子供に色々な事を教えながらそして教わりつつ

家族全員で大きく育って行ければ良いな。と思っています。匠太誕生に際してはたくさんの方からお祝いの言葉を頂きました。この場を使って改めてお礼

申し上げます。いや、しっかしかわいいですねぇ。食べちゃうかと思いますよ...

 次ぎにトップページで募集していた3104との共同開催によるオフ会がセブンにて開催されました。当初は1桁台の参加予定者しか集まらず、不安でしたが

結局は17名もの方に集まって頂きました。基本的にSIBCのメンバーでしたが、先月の練習会に仕事で少ししか参加出来なかったというだけの理由で開催

したにもかかわらず皆さんに集まって貰って楽しい一時を過ごせたのは嬉しかったですね。最初は人数も少ないのでリーグ戦を行い、その後ペアマッチ、

そして片手対決で盛り上がったあと、終盤は俺を含めたA級3人で逆手対決。以前は俺もよく左の練習をしたのですが、最近あまりしていませんでしたので

最初は戸惑いましたが徐々に感を取り戻し生涯2度目の左撞きのマスワリを決める直前まで行って9番で飛ばしましたぁ〜マスワリで緊張するなんて久々の

経験でしたが、C級の人達の苦労を垣間見た気がしますね。俺もあったんだよなぁ...遠方から参加の皆さん、そして差し入れをして頂いた皆さん本当に

ありがとうございました。次回開催はまだ不明ですが、またやりたいと思ってますので懲りずに遊びに来てくださいね。

 他にも色々あったと思いますが、とりあえずこの辺にしてタイトルの方に内容を振って行きたいと思います。世界情勢がダントツの得票を集めした。

色々な事が現在進行形で起こってますからね。俺も気になる事がたくさんあります。主な話題としてはイラク情勢、北朝鮮の拉致、核問題、BSE問題、そして

鳥インフルエンザ、それぞれの立場で色々な人がメディア等を通じて発言していますし、専門家の方に知識や情報量で対抗しようたって所詮俺には無理な派

話しです。と、言うことで世界情勢と言っても俺から見る様々な問題への世界観みたいな感じでコラムを展開しようと思います。一番気になるのはやはり

イラクの問題ですかね?戦争という悲惨な選択をした後に一番辛い思いをするのは一般市民であることは今回に限らず有史以来ずっとそうなんでしょう。

大量破壊兵器が見つからないなど元々の戦争の大儀が揺らいでいるなんて話しもありますが、多分アメリカにとってそんなのはどうでも良い事なんでしょう

俺は以前からアメリカが嫌いだと言っていますが、ようするに自分の都合の悪いものはすべて悪な訳です。ブッシュ大統領が呪文のように唱える「正義」は

どこにでも存在するし、逆にどこにも存在しないものでもあります。戦争とは常に正義対正義なのです。そして戦勝国の正義を敗戦国に押しつけるだけの

ことです。俺は日本が主導した太平洋戦争を正当化するつもりはありませんが、あの戦争だって日本の大義名分は大東亜共栄圏に於ける諸国解放なんて事に

なっている訳です。でも、実際には日本が負けてアメリカナイズされてしまった訳です。それが良いとか悪いとかではなく事実としてアメリカに反抗しない

為の憲法を制定し、それを後生大事に50年も改正せずに平和憲法だなどと言ってる訳です。別に今の憲法が悪いとは言いません。アメリカの言いなり

だろうとなんだろうと良いものは良いんです。でも、世の中は常に変わっています。憲法だけが不変というのはかえっておかしな気がするのも事実ですが..

さて、世界情勢を見るといっても日本から見ている訳で、その為に現在の日本の立場なるものを検討してみるのも的はずれではないと思います。アメリカを

散々に言っておいてどうかとも思うのですが、現在の日本はアメリカとの同盟関係を重視する政策を採っています。これは小泉首相自ら国会答弁でも答えて

いますから間違いないんでしょう。しかしながら日本には他方で国連崇拝主義のようなところもあります。国連の意志決定が世界の意志と考え行動の規範と

しているところですね。例えばPKOにしても国連決議に基づく派遣ということになってます。まぁ、今回イラク特別措置法なる法律が出来たので有名無実化

する可能性もありますが、基本的には国連は常に正しい機関との思い込みがあります。そして日本人の多くもそう思っているようです。で、歴史的に国連を

考えると戦前には国際同盟なる国連の前進になる機関がありましたが、その後世界戦争になり解体、戦後に国際連盟として改めて発足しています。ここで

前述の戦勝国の正義の押しつけという話しに戻ります。国連はあくまで戦勝国が自分たちの利益誘導のために作った便宜的機関でしかありません。現に

常任理事国5カ国は他の200国近い国が賛成しようと拒否権の発動で一気に事を白紙に戻せます。さらに決定的なのは国連憲章では日本は未だに敵国と

名指しされているんです。しかしながら日本は国連に大量の資金を納めています。「お前は敵」といわれている相手に多額の資金提供...これをわかりやすい

図式で言うとカツアゲと言います(笑)じゃあスイスのように永世中立を名乗るか?というと資源もない四方を海に囲まれたちっぽけな国がそんなことして

意味があるか?というと多分意味ないです。要するにここでは我慢するしかない訳です。BSE問題にしたってそうです。アメリカのずさんな検査で輸入を

禁止しましたが、日本でBSEの牛が出て以来アメリカは日本産牛肉の輸入を禁止しています。日本では全頭検査していますからアメリカに比べれば遙かに

危険の少ない牛肉を国内保護の為として輸入を禁止する一方で、自分たちのずさんさを棚に上げ日本より危険な牛肉を輸出させろと恐喝するのがアメリカの

やりかたな訳です。このような情勢の中これからも正義の押しつけは続くのでしょう。そして日本は日本としての正義をまっとうすべく声高に自分たちの

正義を叫ばなければいけないのだろうと思います。国際協調なんてのはまやかしです。残念ながら地球に人間がいてその個々の人間にエゴがある以上ずっと

どこかで戦争や紛争は続くのでしょう。有史以来人間の歴史は戦争の歴史でもあります。誰もが戦争のない平和な世界を望みながら未だかつて一日たりとも

世界のどこも戦争をしていない日はないのです。戦争反対。言うのは簡単です。俺だって反対です。でも、それを現実にするための努力を俺達はどれだけ

しているでしょう?まずは一人一人が心を広く持って優しくなる事から始めてみてはどうでしょう?それが世界平和に直接すぐに繋がるなんて思いません。

でも、その思想が子に伝わり、孫に伝わるうちにいつかそんな日が来るかもしれません。街頭で戦争反対を叫ぶことも時には必要なのかもしれません。でも

自分たちの足下に落ちているゴミを拾ってゴミ箱に捨てる優しさのほうが、電車で年輩の方に席を譲る優しさの方がきっと世界平和に役立つと思うのです。