05月07日 幸せな瞬間

一時期はメインコンテンツだったこのコラムも最近はすっかり更新しなくなってしまいましたねぇ。果たして久しぶりの更新でみんな読んでくれるんだろうか?という不安もありますが、まぁ、あまり細かいことは考えずに久々の更新をして行きましょう。

今回のテーマは「幸せな瞬間」俺はどんなときに幸せを感じるのかな?なんて思うとやっぱり家族と一緒にいるときですかねぇ。もっとも家に居る時には大抵疲れ果てて抜け殻のようになっているので、家族にしてみれば本当かいな。と思ってるかもしれませんけどね。以前読んだ本に男女の本能に関する記述があったんですが、太古の時代、男は外で狩をして家に帰ると安心感を得てぼ〜っと焚き火でも見ながら過ごして明日の狩の英気を養い。女性は力が弱いので集団で行動し、周囲とのコミュニケーション能力を発達させ、子供を守るようになっていたという話でそれは今でも基本的には変わりないって言うんですよね。まぁ、考えてみると思い当たる節はあります。なにも男女差別をするつもりはありません。根本的な能力の違いなのだと思います。いくらがんばっても男には子供は生めないし、女性がトップアスリートレベルで男性と同じように身体能力を発揮することが出来ないのと同じように習性として備わっているものだと言うんですよね。まぁ、例外はあるにせよ女性は総じて喋ることが好きですしそれにともなってコミュニケーション能力が長けているとも言えます。全体を見渡す力に優れ、逆に空間認知は苦手な人が多いようです。男の場合は全体把握は苦手なものの、瞬時の判断力に優れ、喋るのが苦手です。空間認知は優れている人が多いかもしれませんね。これは狩の最中はちょっとした異変に気付いたり、集団行動を取る場合でも獲物に気配を悟られない為に出来るだけ合図などでコミュニケーションを取る為に喋るという行為自体をしなかったためと思われます。空間認知は槍や弓を使って獲物をしとめるのに絶対に必要な能力ですからね。そして、ねぐらの洞穴に帰って奥さんや子供を横に幸せを感じながらぼ〜っと焚き火を見ている訳です。これって、現代にも通じますよね。外で家族を食わせるために働き、家に帰ったら家族の顔を見て安心しながらぼ〜っとテレビを見る。そして翌朝また戦場に向う訳です。そして決定的に違うのは男は獲物をしとめるのに全力で集中し力を発揮するのに対して、女性の場合は外敵から身を守るために常に複数のことを同時進行できる能力を持っているということです。すなわち、女性はテレビを見ながら食事をして子供に食事を与えながら昼間の出来事を語り、明日の朝食の準備を考えることが可能だということです。マジかいな?って感じたのはもちろん男性諸氏でしょうね。俺には到底出来ません。テレビを見ながら食事をしていれば面白いシーンで箸は止まり、食事中に話しをされても内容はちっとも頭に入りません。すると「パパは話を聞いてない」ってな事になる訳です。ほらほら、思い当たる節あるでしょう。全然違いますが、ビリヤードでも似たようなことがあります。プレーに集中しているときに他のことを言われてもちっとも頭に残らない訳です。また、他のことが気になると集中できずに良いプレーが出来ないなんてこともあります。これがビリヤードをプレー中にプレーヤーや待ってる対戦相手に話し掛けてはいけない。というマナーに繋がっているんだと思います。もちろん、ずっとそんなことでは詰まらないかもしれないので、楽しくワイワイやりながらプレーすることも大事ですけどね。TPOってのがあると思うんですが、まぁ、俺も古いプレーヤーなんですかねぇ?最近の業界は良い方向に向っていると思うんですが、マナーだけは低下しているように感じますねぇ。って偉い話が横道だな。戻しましょう。

えっと、色々言い訳してますが、要するにちゃんとパパは家に帰ったときにはだらしなくぐで〜っと寝ているように見えるかもしれないけど、家族と一緒にいることの幸せを感じながら一番リラックスしているんだよぉ。ということを言いたかった訳で、それが言い分けがましく聞こえるのは、ちっとはママの言うことを聞いて家のことも手伝ってあげないといけないなぁ。と思いつつ中々思うに任せない言い訳を含んでいるためと思われます。俺はなおこ(奥さん)と匠太(息子)を連れて晴れている日の午前中に近くを散歩するのが日課ですが、緊急の用事がないかを確かめるために職場に寄ってから俺だけ5分ほど遅れて出発します。すると先に歩いている二人のうち匠太が「パパァ」と声を出しながら俺に走って来ます。ひょいと抱き抱えてなおこの元に行き、匠太を降ろして散歩を再開。走り出す匠太、周りの風景に目を配りながら我が子の成長を夫婦でちょっと離れたところから見ている瞬間。これが俺の今、もっとも幸せを感じる瞬間でしょうね。