07月18日 体力低下

今度は2ヶ月ぶりの更新です。ほんと不定期になっちゃって毎度のことですが、すみません…

今回のお題は体力低下です。「人間は生まれた瞬間から老いて行く」なんて言葉もあるようですが、まぁ、実感としては10代の頃は体力もガンガン付いて20代でそれを固めて、30代でそれを消費するって感じでしょうかねぇ?

俺が最初に体力低下を感じたのは26歳のときでしたかね?当時はまだサラリーマン。でもビリヤード場の経営も同時にしていたので朝6時に起きて出社。9時前に帰宅して翌1時までビリヤード場で仕事して、2時か3時までプライベートでプログラムを書くと言った生活を1年くらい続けていたときだと思います。週に2日くらいは徹夜してましたね。

それでも日曜日には会社の野球部でピッチャーやっていたりしたんですが、球速があきらかに落ちて変化球も切れなくなります。最初は疲れだろうと思っていたんですが、体調を万全にしても全然ダメ。序盤の3回くらいまでは好投しても中盤以降に人が変わったようなピッチングに…

大学時代はピッチャーをしていたと言っても50名以上いる部員の中で6,7番手。公式戦登板は1回しかない3流ピッチャーでしたが、バッティングピッチャーとしては球速もそこそこあるし、変化球も投げられる。ストライクもまぁまぁ取れるし何より毎日投げても大丈夫な肩と肘が重宝されたものです。毎日2,300球は投げてましたし、多いときには500球以上投げても翌日はけろっとして同じ投球が出来たものです。

そんな3流ピッチャーでも草野球になればそこそこ通用する訳で、会社に入ってからは1年目からエース待遇であわやノーヒットノーランなんてこともやりました。その俺が50球そこそこで疲れる…体力落ちたなぁと実感した始めての経験だったと思います。

でも、そのときはまだ気付いていませんでした。こんなもの体力低下のうちに入らないんだと…すなわちスポーツという身体を酷使する中での体力低下などまだまだ甘いというのに気付かされたのは33歳のときでした。

会社を辞め、自分でパソコン教室を開いてすでに5年以上が経過していました。この年直子と出会い後に結婚することになる訳ですが、野球は地元の草野球チームにたまに助っ人で参加するくらいで頻度も減っていましたし、若い勢いのあるピッチャーもいたので、登板することもほとんどなく高校時代に経験のあるセカンドに入ることが多かったので体力的にもそんなにきついとは感じてませんでした。でも、結婚によって生活が激変します。

まず、引越しをしました。今までは実家のある仕事場の3階に住んでいたのですが、結婚を機に近くのアパートを借ります。仕事場までは徒歩3分と言ったところですかね?数年間ほとんど2階と3階の往復だけ、下手すると1週間近く地上に降りないなんてこともあった訳ですが、引っ越してからは毎日短いとはいえ通勤していた訳です。

で、この距離を歩くのはどうということはないのですが、急ぎの用件などで走ると途中で息切れして走りきれません。学生の頃に遅刻しそうだと座間駅までの山道をノンストップで駆け上がった頃からすると隔世の感があります。いやぁ、体力落ちたなぁ。と思ったものですが、当然ですがまだ先がありました。

その後、匠太が生まれ家も仕事場の3階に戻り、野球はすっかりやらなくなってしまい、スポーツと言えばずっと続けているビリヤードだけという環境になります。そう、まさに今の環境です。

慢性的な肩凝りと腰痛、湿気が多くなると学生時代に怪我をした両膝と右手親指が痛む長距離を歩くと息切れし、コンタクトの装用時間が長くなると目がかすんでなにも見えなくなる。睡眠時間は以前よりもとっているのに疲れが抜けず、3歳になる息子と遊んでいると先にへたばる…ひえぇ〜ついに日常生活の中で体力低下を実感するようになって来ちゃいました。

で、このまま手をこまねいているとドンドン衰える訳です。匠太が小学校に行っている間に俺は40代も中盤に差し掛かる訳です。運動会の父兄参加種目でドンケツ走るはめになったり、まともにキャッチボールが出来るようになった匠太に「お父さんこれじゃ遠投にならないよ」と言われたりするのを想像するとぞっとする訳です。

ビリヤードだって体力が落ちれば上位進出したときに息切れして集中力の欠如を招き、思わぬミスから敗戦に繋がるかもしれません。この事態だけはなんとしても避けなければ…

体力を増進するのは無理して返って身体を壊したら元も子もないですから、とりあえず現状を少しでも長くキープしなければいけないと思う訳です。そこで役立つのが匠太との遊びです。

なにせ身体を使って遊びたい盛りですからね。走る、蹴る、投げるはもちろん、その制御をするために20Kg近い匠太を抱えたり振り回したりとそれなりに体力を使う訳です。それに一緒に過ごせて楽しいというのもモチベーションが上がりますしね。

疲れていて休みの日くらい家で一日ゴロゴロ過ごしてぇ〜と思うことは思うんですが、俺の体力維持と匠太の体力増進、そして家族間のコミュニケーション、まぁ、少々の疲れなんてなんのその。パパはまだまだがんばる訳です。

でも、いつか匠太についていけなくなる日が来るんだろうなぁ…