■NTTDoCoMo503iシリーズ用iαppli「東京地下鉄路線図」

ビジネスマン、OLから学生まで必携! 東京地下鉄全12路線完全対応路線図の登場です!
  • 地下鉄の乗換駅と所要時間が一目瞭然!
  • iアプリなので電波が届かない地下鉄内でも使える!
  • 数字キー一発でダイレクトに路線の詳細表示が出る快適操作!




・概要

 東京の煩雑な地下鉄乗り換えをサポートするための路線図です。
 詳細図では各駅の乗り換え路線と所要時間が判り、全体図で概観できるつくりになっています。


・ルーツ

 このソフトは、坪崎徹さん製作のPalm用データ「東京地下鉄乗換路線図」のiappli移植版として開発されました。
 システム手帳によくある地下鉄路線全体図は便利ですが、所要時間がわかりません。
 ごちゃごちゃしていて、ある路線に着目して駅名や乗換駅を調べようと思っても、
 その路線だけの独立した図が無いので非常に見難いです。

 「駅すぱあと」等の路線検索ソフトは便利ですが、モバイル環境では駅名入力がわずらわしく、
 また常に目的地がはっきりしているわけでもないので近距離移動では使いづらいです。
 目的地が途中で変わったりすると対応できません。

 その点、坪崎徹さんの「東京地下鉄乗換路線図」では、乗換駅と、そんなに厳密でなくても
 所要時間はわかるし、路線検索機能や料金、所要時間計算機能が無くてもそれで全く充分だと
 いうことがわかります。ひまな時に眺めていても楽しいものです。
 「東京地下鉄乗換路線図」のコンパクト版ではサイズを減らすため、さまざまな工夫でサイズを
 減らしていて、ドット絵で路線図が完成されている様子は驚異的です。


・開発のきっかけ

 503iを買って、PDA的な使い方に期待していたのにフリーで実用的なソフトはほとんど無く、
 ゲームばかりといった状況でちょっとがっかりしていました。
 特に以前に友人のPalmで見た「東京地下鉄乗換路線図」が便利そうですごくうらやましかったのですが
 それらしいものが全く無く、「無いなら自分で移植してしまえ」ということになりました。
 坪崎さんに快諾して頂き、作業に着手しました。iアプリはいろいろと制約が大きく、
 目論見とは異なりすんなりとはいきませんでしたが、紆余曲折を経て、いちおう今の形になりました。
 これからも改良を続けていく予定です。


・起動方法

  初回起動時のみネットワーク接続をして、路線図画像をダウンロードします。
  初回起動時はネットワーク接続を許可しておいてください。
  それ以降はネットワーク接続を全く行わないので、パケット代はまったくかかりません。
  起動するたびに「ネットワーク接続を許可しますか?」と聞かれるのは面倒なので、
  2回目起動時からは「ネットワーク接続をしない」に設定しておくのがおすすめです。
  

・操作方法

  基本的な操作は、
   ・十字キー > 移動
   ・選択キー > 色見本
   ・数字キー > 路線詳細
  です。小規模なソフトですし、操作は直感的にわかるように出来ているので
  *や#も含めた12個の数字キーが12路線それぞれに対応していますが、
  その対応は選択キーで色見本を見ると判るし、そのうち自然に慣れてくるでしょう。
  
  正常に起動すると、路線全体図が表示されます。ここで上下左右で全体図を見渡せます。
  ソフトキー1は「終了」です。いかなる状態でもこのキーで即座に終了します。
  ソフトキー2は「説明」です。基本操作、略号解説、免責事項など5ページ構成です。
  左右キーまたは上下キーでページが移動できます。説明表示を消して全体図に戻るには選択キーもしくは
  ソフトキー2「戻る」を押してください。
  全体図で選択キーを押すと、路線色見本が表示されます。背景が少し透けて見えているので
  色見本との比較ができると思います。文字の読みやすさのため背景はグレー化しています。
  いかなる状態でも数字キーで路線詳細が表示されます。
  画面左端は基点からの所要時間です。基点の変更は出来ない仕様になっています。
  「東西線快速」や「有楽町新線」などはそれぞれの路線の最終ページに付随しています。
  
  
・既知の不具合

 液晶の発色の問題で、色の判別(都営新宿線と営団千代田線など)が付きにくい機種があるようです。
 当方のSO503iだと問題ないのですが。

 SO503i以外の機種では、初回起動時の「ダウンロード中」表示が出ないようです。


・プログラムの頒布等について 

 このプログラム、及び共に配布されているドキュメント等の著作権は、作者である栗原潔が所持しています。
 このプログラム中で用いられている路線全体図の著作権は、作者である坪崎徹さんが所持しています。
 このプログラム、及び共に配布されているドキュメント等の著作権情報(Copyright表示)を書き換えないでください。 
 転載、雑誌のCD−ROMなどに掲載したい場合は、事前に作者あてに御連絡下さい。 
 本プログラムを使用することによって起きる損害等について、作者は一切責任を負いませんのでそのむねご了承ください。


・いいわけ

 当初は全部で10Kに収めてスタンドアロンアプリしようと考えていたのですが、
 全路線の駅名に加えて乗り換え路線のデータを入れたら膨大な量になりました。.jarで圧縮がかかっても
 あまり効果は無いようです。路線図をモノクロにしようが、APIで路線を描こうが容量が足りない
 ことがはっきりしたのでネットワーク型にしました。

 所要時間基点の変更は出来ない仕様になっているのは、可能にするとインターフェースが煩雑になって
 操作がややこしくなるのと、どこが基点かを把握しておかねばならず、中途で誤って基点変更が行われると
 表示をみまちがたりしてややこしいという結論が得られたからです。
 距離が短いため簡単な計算になるので実用上問題ないと思われました。


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