私が愛知県立旭丘高等学校美術科を卒業した頃の私の興味の対象 (の内, 当時私が学術的だと捉えていた物) は, 宇宙, 心理, culture, computerと いった物で (その後遺伝子やnet work, 経済等にも興味を持ちました) , 私はそれらを独学で可能な範囲で突き詰めようとしました.  何故私が当時大学進学という選択肢を選ばなかったかと言えば, まず少なくと も当時, ``難しい''大学を受験するには心許ない``学力''しか持ち合わせて いなかった私は, 受験勉強に必要な膨大な (控え目に言って, かなり有益だ とまでは言えない) 時間を想像すると, 正直な所, 気が重くなったからです.  他には``日本にさえ星の数程, いや失礼, そんなには無いですか, とにかく 数多く存在する大学の中から私が入学すべき大学 ---teen ageの期間を 含むであろう何年間かを費やす事になる所--- をある程度容易に限定する為 の有効な方法は? そして仮に大学の課題をうまくこなす事ができ, 大学で 得られる知識が本当に私に必要な ---多岐に渡る--- 物だったとして, 当時の私が, 教授陣等によってもたらされる高度に専門的な知識を吸収 し切れると判断するに足る根拠は? といった疑問を持っていた''といった 理由もあります.  更に今振り返ると, (私は質問等を控えるタイプではありませんが) 大学 に入る前にまずやれる所までやってみる. そうしてこそ大学で得られる知識の 一つ一つを``噛みしめる''事が, そして大学の``本当の有り難み''を実感 する事ができる. 私はそんな風にも考えていた様です.  1年前, 私は私が研究してきた事を``複雑系''と呼べる事を知りました. 私は大学に入学するなら今しかないのかも知れないと思っていますが, 私が 他の大学や学部にでなく貴学部に志願する理由は, 貴学部が, 私にとって, ``やっと見付ける事ができた学部''だから, です.  卒業後の計画, 私はまだこれを固めていませんが, 研究者になるか, 企業に属するならメインフレームの運用なりをしたいと考えています.