PatentAnalyzer(TM)
パテントアナライザー Ver.5.00
Copyright 1996-2010 ソフト研究会
最新版のVer.5.00のダウンロードはこちらから。Ver.5.00にて、平成21年施行様式に対応しました。
下記のホームページにも最新情報が掲載されています。 http://www.vector.co.jp/authors/VA010310/
従来、特許明細書のチェックは、ワープロ画面にてわざわざ目で行っておりました。
パテントアナライザーは、形式的なチェックをほとんどパソコンを使って行うことにより、人間が内容に集中できるようにする画期的なソフトウェアです。さらに、特許明細書をチェックするだけではなく、その内容を解析するという画期的なものです。
ためしに、以前自分が出願に使った明細書をパテントアナライザーで処理してみてください。自分が思っているよりもはるかに多くの誤りが見つかることと思います。
(Ver.1.0-1.3は、PC98用のDOSソフトでした。Ver.2.0は、VB2で開発しました。Ver.2.1がありましたが、一部の解像度においてトラブルが発生することがありましたので直しました。Ver.2.2は、一太郎、ワードファイルからの要約書抽出に問題がありましたので直しました。Ver.2.4は、セットアップ方法を変え、ボタン名表示機能を加え、符号チェックにおいて未知符号チェックを加える等を改善しました。)
Ver.5.00
平成21年施行様式に対応しました。
番号振りなどの機能は削除しました。
Ver.4.00
平成15年施行様式(パソコン出願ソフト3)に対応しました。
これに伴い、チェックルーチンなど大幅に変更しています。
HTMLヘルプ(1ファイル)へ変更しました。
Drag & Dropでのファイル指定を可能にしました。
Ver.2.84 (Ver.3.04)
クリップボードデータの処理をサポートし、どのワープロの文書でも処理を可能にしました。詳しくはクリップボードボタンの説明をご覧ください。
書式チェックにおいて、
◎途中で止まってしまうことがある問題に対処しました。(Ver.2.75)
◎空白の数の報告は最大10としました。(Ver.2.75)
◎【図】【数】のように図などの数字がないものにも指摘をするようにしました。
(Ver.2.74)
段落番号振りの新段落番号振りにおいては、
◎行末に[●]があれば([●]+[改行]があれば)新段落番号を振ることに変更。
(Ver.2.74)
◎行頭の全角空白1文字を半角空白2文字にすると新段落番号は振られないことに変更。
◎「【】」の行を段落番号と扱うこととしました。
従って、【】、【0】のような行や、「新番号振り」のチェックのオンオフを有効活用することによっても、不必要な段落番号付与がなくなります。
請求項解析において、
◎「方法」発明と認識される請求項に生産方法の請求項が従属していても指摘をしないこととしました。
(Ver.2.74)
◎他のソフトでCtrl+A(全てを選択)、Ctrl+C(コピー)をした後のクリップボードに入っているデータを処理できるようにしました。 (Ver.2.84)
PAT???.EXEを実行させて[参照]ボタンを押して、セットアップ用一時的フォルダを指定します。
OKを押すと解凍の後、セットアップが始まります。
[スタート]→[プログラム]→[パテントアナライザー] で実行させます。
もしうまく動かない場合はインストールが成功し、パテントアナライザーを起動できたのであれば、最初にすべきことは特にありません。環境設定ウィンドウをのぞいてみるといいでしょう。
この設定については、環境設定ウィンドウの説明を参照してください。
参照(R)ボタン:
ファイル指定ウィンドウを開き、ファイルを指定します。
クリップボード(C)ボタン:
ワープロソフトでクリップボードに入れたデータを処理します。例えば、
MS-Wordでは、Ctrl+A(すべてを選択)の後、Ctrl+C(コピー)をすると、文書全体がクリップボードに入ります。
プログラムの内部的な動作としては、C:\Windows\Temp(通常の設定のWindows98の場合)にCLIP01.txtというようなファイルとしてクリップボードのデータを保存し、そのファイルを処理します。「01」は自動的に増分され「09」の次は「01」に戻ります。
前回のファイル(Z)ボタン:
前回に処理したファイルを処理します。
処理するファイル:
ファイル指定ウィンドウにて指定したファイルが表示されます。直接入力はできません。中にファイルが表示されているときはEnterキー(またはスペースバー)によって、(フォーカスがある)開始(S)ボタンが押されます。中にファイルが表示されていないときは参照(R)ボタンにフォーカスがあります。
実行動作チェックボックス:
実行動作を指定することにより、実行する動作を指定します。
複数でも結構ですが、いずれかのチェックボックスがオンである必要があります。
書式チェック(1) 印刷のみ
符号チェック(2) 一致も報告 未知符号報告
────────────────────────────
「印刷のみ」は、結果報告を印刷のみで行います。
「一致も報告」は、符号チェック(2)の際に、相違しているもの以外も報告します。
開始(S)ボタン:
処理を開始します。
終了(E)ボタン:
パテントアナライザーを終了します。
処理結果が報告されます。PageDown(ROLL UP)キーで下へ、PageUp(ROLL DOWN)キーで上へスクロールします。(Insert、Delete、Home、Endも使えます)
書式チェック、符号チェック、番号振り、請求項解析 の各結果が順に表示されます。
そして、上側に並んである下記の8個のボタンを選択してください。これらは、ファンクションキーF2〜F9を押すことによっても選択できます。(F1はヘルプです)
戻る(B)ボタン:
1つ前に処理していたファイルに戻ります。1つ目のファイルであった場合はメインウィンドウに戻ります。
次へ(N)ボタン:
次のファイルへ進みます。最後のファイルであった場合はメインウィンドウに戻ります。通常はこのボタンをEnterキー(またはSpaceキー)で押し、次の段階へと移ります。
閉じる(C)ボタン:
再度(S)ボタン:
直前に処理したファイルを再度処理します。
編集(E)ボタンを用いて編集して保存し直した後に行う場合に特に有用です。
編集(E)ボタン:
直前に処理したファイルをその拡張子に関連づけられているソフト(ワープロ等)で起動して、編集できるようにします。
(この場合、[同名のファイルを開いています]という表示がされたならば、一番手前のファイルを閉じてください。:これはMS−Wordでは必要ありません。)
*.docのファイルを処理していれば、MS−Wordが起動します。
もし、拡張子とソフトとが適切に関連づけられていなければ、
Windowsのエクスプローラーで[表示]→[オプション]→[ファイルタイプ]として関連づけてください。
印刷(P)ボタン:
直前に処理したファイルの結果をプリンタに出力します。
結果は画面上とほぼ同様ですが、請求項解析において、生産方法、方法の発明をそれぞれ、「’」「”」をつけて表します。モノクロのプリンタを想定したためです。
標準的なプリンタで「A4」の紙に印刷することを想定しています。もしも調子が悪ければ、プリンタの設定(倍率等)を変えると良くなることがあります。
当然ですが、プリンタの設定が適切にされていることが必要です。
パテントアナライザーが処理しようとするファイル名を入力します。テキストファイルを指定できます。
MS-Wordのファイル(*.doc)の内容をチェックしたい場合は「クリップボード」機能を使ってください。
チェック タブ:
【の前の空白をチェックしない(K)チェックボックス:
をオンにすると、書式チェックにおいて、【??】の前の空白の数をチェックしません。
即ち、大見出し、化学式等:0、小見出し:2、段落番号:3
の各空白の数をチェックしません。
段落番号に関するチェックをしない(D)チェックボックス:
をオンにすると、書式チェックにおいて、段落番号の整合性、小見出しの前の段落番号の有無等のチェックをしません。
行頭の無視する1文字(G)テキストボックス:
に1文字入れると、書式チェックおよび番号振りにおいて、入れた1文字(例えば、◎)が行頭にある場合、これを無視します。
一部の特許出願システムにおいて、これを化学式等の前に入れて編集することに対応させました。
「テキストエディタ」ボタンを押したときに開くテキストエディタの場所を指定します
ex. C:\Windows\notepad.exe
ex. C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe
「編集」ボタンを押したときに開く編集ワープロの場所を指定します
ex. C:\Program Files\Microsoft Office\Office\WINWORD.EXE
ex. C:\Program Files\Just\Taro12\TARO12.EXE
インストールが終わり、環境設定を終えると、パテントアナライザーを利用することができるようになります。
未送金の場合は、解除キー入力画面が出る試用モードですが、送金後に解除キーを入力した後は、解除キー入力画面は二度と出ないようになり、機能もフルに使えるようになります。
まず、メインウィンドウが立ち上がり、F5キーを押して環境設定ウィンドウにて環境設定をすることができます。
メインウィンドウからは、Spaceキー(またはEnterキー)を押すことによって、フォーカスのある参照(R)ボタンを押す動作をすることができ、ファイル指定ウィンドウにて、処理するファイルを指定します。
再びメインウィンドウに戻り、実行動作チェックボックスをオン・オフして実行する動作を指定します。
その後、Spaceキー(またはEnterキー)を押すことによって、フォーカスが移ってある開始(R)ボタンを押します。
結果報告ウィンドウが開き、結果が表示されます。
結果をスクロール等して見た後、上に並んだ8つのボタンのいずれかを押します。
通常は、次へ(N)ボタン、編集(E)ボタン等を押します。
すべてのファイルを処理すると、メインウィンドウに戻り、繰り返すこともでき、また、終了(R)ボタンを押すことによってパテントアナライザーを終了することができます。
明細書、願書、要約書を識別し、特許出願、実用新案出願かどうかも識別します。できる限りの書式チェックをするようになっております。
(もちろん、この書式のチェックで発見されないような書式の誤りもありますし、余計な報告をする場合もあります。)
すなわち、
【??】に関連するほとんどのもののチェックをします。例えば、
【??】の??の不足、誤字、順番
【従来技術】等の前に段落番号があるかどうか?
請求項、段落番号、図、化学式等(数、表、化、外)の番号の連続性およびそれらの総数の報告
(特定の行頭の1文字を無視するオプション設定が可能です)
【 の前の空白の数(環境設定ウィンドウにてオプション設定可能)
1行目が【書類名】かどうか
これらの他、数々のチェックを行います。
さらに、Ver.2.5においては、特許庁使用において許されない文字を指摘します。
ここで指摘された場合、例えば以下のようにして直してください。
U、V → II、III
p、q → cm、km
煤i数式) → Σ(ギリシャ文字)
I → (10)
Ver.2.51において一部誤りとして報告されていた以下の文字は使えます。(SJISで8140〜81FC)
ただし、■▲▼は特別な意味を持つので使えません。
、。,.・:;?!゛゜´`¨^ ̄_ヽヾゝゞ〃仝々〆〇ー―‐/\〜‖|…‥‘’“”()〔〕[]{}〈〉《》「」『』【】+−±×・÷=≠<>≦≧∞∴♂♀°′″℃¥$¢£%#&*@§☆★○●◎◇◆□ △ ▽ ※〒→←↑↓〓・・・・・・・・・・・∈∋⊆⊇⊂⊃∪∩・・・・・・・・∧∨¬⇒⇔∀∃・・・・・・・・・・・∠⊥⌒∂∇≡≒≪≫√∽∝∵∫∬・・・・・・・ʼn♯♭♪†‡¶・・・・◯
数字、アルファベット、ひらがな、かたかな、ギリシャ文字、ロシア文字、罫線素片(実線、太線、これらの組合せ)は使えます。
@〜Hも使えなくなりました。
以下の文字は使えません。
@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\]・_`abcdefghijklmnopqrstu・・・・・・・・~・∞gョх援括窮欠合紫潤焉゚∫島煤縺ロ∠凵諱ソ∪
明細書のチェックを行った後、これに基づいて願書・要約書のチェックをできます。もしこれらのファイルがあれば、そのチェックを行い、なければ新しいファイルを生成します。
内容については、符号チェックにおいて符号の整合性を調べます。
請求項の内容については、請求項解析において請求項を解析します。
【符号の説明】に記載した数字で始まる符号と、明細書の他の部分の記載の整合性をチェックします。
「一致も報告」をチェックしてあれば、相違していないものも報告します。
「未知符号報告」をチェックしてあれば符号の説明にない数字を指摘します。
符号は「20 コンピュータ」のような数だけでなく、「20a:コンピュータ」のようなものも対象にします。
この場合、明細書中の所定の範囲の「20a」を探し、その前の6文字が「コンピュータ」であるかをチェックします。
また、符号には含まれていない2桁以上の数字で符号らしきものを報告します。
不必要な報告をし、また、必要な報告をしないこともあります。
ページ数は1行40文字、1頁50行としたときのおおよその目安です。
請求項の記載を解析し、ビジュアル化します。
各請求項の間の従属関係:
従属関係を解析し、段分けし、従属先と線を結びます。
段分けは、各従属先の中で一番上の段のものの次の段に配置します。
複数従属請求項にも対応しています。(ないし等にも)
発明の種類の解析:
発明の種類を、物、生産方法、方法の発明の3つに分け、色分けをします。(印刷においては、「’」「”」をつけます。
請求項ビジュアル化の後、請求項が誤りと疑われることと解析した場合に報告します。
すなわち、
自己に従属している請求項はあるか?
発明の種類が異なる請求項に従属しているものはあるか?
複数従属請求項に従属している複数従属請求項はあるか?
等を文で報告します。
さらに、主に請求項の数を減らすのに役立たせるために、従属先以外がほぼ同一である請求項どうしの存在を報告します。
この報告があった場合は、複数従属請求項にすることにより、請求項の数を減らせる場合が多いです。
(請求項の数を減らすと、審査請求手数料や特許料の額が減ります。)
結果報告ウィンドウも参照してください。
パテントアナライザーは、あらゆるテキストファイルを処理できます。
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Ver.2.84 (Ver.3.04)からは、他の(ワープロ)ソフトでCtrl+A(全てを選択), Ctrl+C(コピー)としてクリップボードに入れたデータを処理できるようにしました。これによりWindowsで動作する(作者が知りうる)すべてのワープロソフト、エディタに対応することができました。
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MS-Wordのファイル(*.doc)のファイルを使うには、MS-Word本体とが適切にインストールされている必要があります。
(この方法は上のクリップボードデータの処理方法が可能となったためあまり意味を持たないと思います。)
特許庁使用において許されない文字を指摘します。
ここで指摘された場合、例えば以下のようにして直してください。U、V → II、III
p、q → cm、km
(数式) → Σ(ギリシャ文字)
I → (10)以下の文字は使えます。(SJISで8140〜81FC)
ただし、予約文字のため、■▲▼は、使えません。、。,.・:;?!゛゜´`¨^ ̄_ヽヾゝゞ〃仝々〆〇ー―‐/\〜‖|…‥‘’“”()〔〕[]{}〈〉《》「」『』【】+−±×÷=≠<>≦≧∞∴♂♀°′″℃¥$¢£%#&*@§☆★○●◎◇◆□ △ ▽ ※〒→←↑↓〓∈∋⊆⊇⊂⊃∪∩∧∨¬⇒⇔∀∃∠⊥⌒∂∇≡≒≪≫√∽∝∵∫∬ʼn♯♭♪†‡¶◯
数字、アルファベット、ひらがな、かたかな、ギリシャ文字、ロシア文字、罫線素片(実線、太線、これらの組合せ)は使えます。
@〜Hも使えなくなりました。
以下のWindowsで使用可能な文字は使えません。 この他にもMacで表示可能な文字で使用不可な文字があります。
@ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[\]_`abcdefghijklmnopqrstu ~ ∞gョх援括窮欠合紫潤焉゚∫島煤縺ロ∠凵諱ソ∪
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