ぐうたら改造情報

ぐうたら改造1: 極大ナックルガードをつける 2001/8/4

ナックルガードをつけられるのはオフロード車の特権です。
(もちろんオンロード車でつけていたらみっともないです)

元々ナックルガードは飛んでくる小石から手を守るためにあるが、レースをしない一般オフロード車にとっては、防寒レバー折れ防止の意義が大きいと思う。

少ない範囲をカバーするナックルガードでも冬にかなり防寒になるが、私が持っているAcerbis製ナックルガードはほとんど全面手を覆うことができるので冬でもほとんど手が寒くならない。

また突っ込んだ場合にも相手側と自分への被害を少なくすることができる。
(以前、急に左折しようとした四輪車のサイドミラーとまともに当たり、相手側はまともにぶっ壊れていたがこっちはぜんぜんだいじょうぶだった...ちなみに事故扱いにはせずに急いでいたのですぐに走り去った

DR250Rには標準でナックルガードがついていたが、冬の寒さは完全には防げないので他のバイクにつけていたAcerbis製大型ナックルガードをつけた。
(つける方法は普通のナックルガードとはちょっと違います。
固定度を高めるためにボルト止めに加えて、針金を併用していました

5年前に上野のコーリンで\5000(約7割引)くらいで買ったが、現在は絶版みたいだ。赤は目立つのでスプレーでダークグリーン色にしたが徐々にはがれてしまっている。

写真はここを見てね。


ぐうたら改造2: 追加ホーンをつける 2001/8/5

バイクの運転の「安全」に一番貢献するのが、ホーンの改造(増強)だと思う。(ちなみに、Sherpaのホーンの音量はひどく小さく...しょぼい

けっきょく、他の車が「止まる」かどうかホーンの音量で(ほとんど)決まると思う。多くのドライバーはバイクには道を譲らない場合であってもトラックには道を譲るだろう。

(普通のライダーにとって)事故る場合のその瞬間には、事故る前に相手側に早く道を譲らせるのが一番重要だ。そのためにはトラックのようなホーンが必要なんだ〜
(ちなみに自分は「ぐうたら」運転しかしないのとこのホーンのおかげで1回も事故ったことがない)

そして、一番簡単低コストな効果的な方法は、廃車になっているバイクからホーンをとり(部品を買ってももちろんいい)、現在のホーンに「並列」でつなぐ方法だと思う。簡単なので、作業は10分で終わった。

写真でわかるように追加ホーンを固定してから2本の電線を導体部分にはさんだだけです。フェンダーとはまったく干渉していません。

このおかげで、ホーンの音量が3倍くらいになったし、音質も大型四輪車のホーンのようになった。ホーンは2つあると共鳴した音になるので迫力が増します。
(めでたし。めでたし。)

2003.10.10追加:
追加ホーンを並列でつなぐと言ってもわかりにくいと思うので説明を加えました。


ぐうたら改造3: シートをふかふかに 2001/8/5

オフロード車は、走行姿勢が直立なため(腰には楽だが)、単気筒、シートが薄いため、10分ほど走るとお尻が痛くなる

私は冬はほかほかズボンをはくので問題はないが、夏は短パンだけで旅行へ行ったりするので、お尻がすぐにいたくなる
従って、DRの時から、シートは自前でふかふか改造をしていた。
(背が低い人にはあまりおすすめではないが... 逆に「あんこ抜き」をおすすめします)

シートの「ふかふか改造」(一般には、「あんこ盛り」という)は、シート加工屋さんに頼むと、\25,000くらいかかる(手作りでやるのだから当然かもしれない)。
それでもできあがったシートが気に入らなかったら(たいていそんなもんです)ショックです。

そこで、自分でやれば、自分流のシートができあがる。

ここでは、「ぐうたら」流シートふかふか改造法を公開する。

「あんこ盛り」でなく「あんこ抜き」の場合でも参考になると思います。簡単なのでみんな自分で張り替えましょ〜!

問題になるのは、新車の場合などシートを戻せるようにしたい場合ですが、「ぐうたら」流でやれば単に今のシートの上につけるだけなので簡単に元に戻せる。(これは、いたずらや鋭利な物に対してのシート保護にもなっていいぞぅ!)

  • (ちょっと大きい)ホームセンターで、(イス修理用)スポンジ、シート生地、ステープルスタッカー、両面(riang miang)テープを買ってくる。
    ドイト西新井店にて、スポンジ \500、シート生地 \1000、ステープルスタッカー(MAX ホビーホチキス)\950だった。
    他に、カッターが必要。ペンチ、ハンマーがあればよい。
    くれぐれもプロ用ステープルスタッカーを買おうとは考えない方がいい。プロ用と言っても芯は変わらないのでそれほど性能は変わらないだろう(値段が5倍くらい違う)。
  • シートを外し、今あるシート生地の上に両面テープでスポンジをつける(まずは大きめにつけるといい)。
    (今あるシート生地に傷がある場合はシート生地を外して張り替えた方がいいでしょう)

  • 余分なスポンジをカッターで切り落とす(くれぐれも自分のように寝床でやらないように!つ〜か、寝床以外の作業場がないくらいな部屋にしておかないように!)。
    好みの形にカットする。おしりを痛くしないためにはオンロードバイクのシートのようにおしりの形に合わした曲線形がいいと思うが、なるべく平らの方がシート生地のしわを作らないためにいいと思う。それにオフロード車っぽくなくなるしね。

  • シート生地は本当は厚めの完全防水の生地がいいと思うが(いいものがなかったので)見かけで選んだ今のところ完全防水でなくてもあまり不自由はしていないが...かびが怖い(2004/2/22注:シート生地を張り替えた際に見たのですが信じられないくらいきれいなままでした。だからかびのことはあまり気にする必要はないと思います。)

  • シート生地をステープルスタッカー(青)でシート土台(プラスチック)に固定する。(この際、シート生地とスポンジを両面テープで固定しない方がいい。使い始めるとしわが多くなってしまうのだ。(2004/2/22注:薄い生地を使うのでない限り両面テープでシート生地とスポンジを固定した方がいいかも!?)
    (予想より楽です。)
  • 下が完成写真使用した工具類です。MAXの「ホビーホチキスは\1000ほどしかせず、付属部品をセットすれば普通のホチキスみたいに紙を閉じることができます
    この場合にも(普通のホチキスよりも)便利なので事務用品としてもおすすめです
    (ただし、会社で上司の頭に打ち付けたりするのはやめましょ〜!)
    ハンマーは最後にホチキスの芯をたたくのに使いました。
    ペンチは打ち損じたホチキスの芯を抜くのに使いました。

  • 裏はこんな感じです。気に入らなくなればはがしてやり直すことができそうです。
    ホチキスの芯はもっと少なくてもいいようにも思えますが、元の数と同じ数くらいは打ちましょう。メーカー品がたくさん打ってあるのはそれなりに理由があると思います。

  • シートをバイク本体に戻して、完成です。できあがって気がついたのですが、熊に似ているので「くまのシェルちゃん」と名付けることにしました。
    ナックルガード
    (Acerbis)は防寒用ですが後に取り外しました(秋になればまたつけます)。

  • なんとRough&Roadのテールバック(じつはまだつけてなく乗せただけ)との高さがぴったりです
    (このテールバックは便利で〜す!しかし、絶版
    ラリー用に前後逆向きにつける人もいるらしい→それはちょっとかっこ悪い
    枠がある程度硬いのでちょっとキャリアの代わりになります。
    だけどこのテールバックをつけると普通のキャリアをつけることができなくなるんだよな〜(かなし〜)
    (DRで使っていたキャリアをうまく固定具を使ってつけようと思っていたんだけど、だめなようだ。どこかいいキャリアを出してくれ〜)