ProjectBuilderのヘルプを読んでみた。
今まで不便だ、不便だと思っていたところがちょっと解決した。
まず、CodeWarrior IDEにあるようなソースの関数をポップアップして
くれる機能。今までに開いたソースのリストなんかよりよっぽど必要だと
思っていたのだけど、「Project」メニューから「Project Index」とか
いうメニューを選ぶとプロジェクトに入っているソースのインデックスを
作ってくれて、インデックスができると関数や定数のポップアップが
使えるようになるらしい。なるほど。
便利は便利になったけど、プロトタイプだけしかない部分もメニューに
出てきてしまうのがちょっとわかりにくい感じ。#pragma markとかが
使えるのかどうかとかも調べてみないといけないな。
プロジェクトのファイルリストでファイルを別のグループに移動する
方法もわからなかったのだけど、アイコンの部分をドラッグすれば移動
できるみたい。CodeWarriorだとファイル名の部分でもドラッグできた
のでファイル名を一生懸命ドラッグしてた・・・。
これと関連して見つけたのは、オプション+フォルダ名クリックで
フォルダ名を変更できること。選んでショートカットより楽かも。
関数や定数の定義が検索できないのも不便だなと思っていたのだけど、
上記のインデックスができると、Findタブで検索方法(?)を
「Definition」にすれば検索できるみたい。プロジェクトに含めた
ファイルだけじゃなくて、Carbon.hから参照されているヘッダファイルも
検索してくれるのでこの機能はなかなか重宝しそう。
ソースファイルの共有について。
サンプルソースを見ていたら、
#ifdef __APPLE_CC__
という記述を発見。どうもこれでProjectBuilderかどうかを判別できる
らしい。ためしにPhutのソースでためしてみたらめでたくうまくいった。
ただ、これまでのソースファイルを参照するようにプロジェクトを変更
してみたら、コンパイル時に中間ファイルを作成するところでエラーが
発生してしまった。おそらく途中のフォルダに日本語名が使われているのが
原因なのだと思うけど、ちょっとこれは不便だな。
ProjectBuilderのプロジェクトファイルをこれまでのソースを置いていた
フォルダに移すのがいちばん簡単なのかな・・・。
もうひとつ。libpngとかのライブラリ作成について。
ライブラリという概念があるのかどうかわからないけど、似たような感じの
フレームワークというのを作ってみた。フレームワーク自体は、libpng+
zlibで簡単に作成できたのだけど、これを参照しに行く方法がわからない。
適当にやってみたらリンク時にエラーが出てしまったし。
ヘルプにそれらしい説明があったような気がするので、そのうちまた
読んでみることにしよう。 |