あまつぶ

7.31

 7月も今日で終わりか。早いもんだ。しかしここのところずっとなんだかはっきりしない天気が続いていていやな感じだ。暑くても湿度が低ければそれなりに過ごしやすいと思うのだが…。

 25日に書いたドラッグマネージャの話の続き。さっきらんだむかべがみをバージョンアップしてバイナリをアップロードしたところだから一応「ゴミ箱にドラッグしたら消去」というのはできたのだけど、いまいち思ったとおりになっていないような気がする。そのあたりについて少し。
 ドラッグした場所を調べるのは、flavorTypePromiseHFSを使えばできる。これはTechnoteに書いてあるとおりにやればいいだけだからすぐにできた。このflavorを単に追加しただけなら、今までと同様に動くだけ。Finderからファイルの位置を伝えるための要求がくるが、これを無視してもPICT flavorがあるからクリッピングファイルは作られる。適当にデバッガで追いつつ調べてみたところ、まずドロップされた位置の情報が得られ、その後にPICTの要求がくるらしいことがわかった。ドロップされた位置がゴミ箱ならその後の要求を無視して、代わりにパターンを削除すれば望み通りにいくはず、と思ったのだが…。
 アプリケーション自体の動きはこれでいいみたいなのだが、この方法ではドラッグしたときに表示される四角い枠がパターンのウィンドウに戻ってきてしまうようだ。おそらくまあFinderからの要求をすべて無視しているわけだからドラッグマネージャが「ああ、ドラッグできなかったのね」と思って枠を戻してくれているのだろうが、ゴミ箱にドラッグされたかどうかを知りたいだけという場合には、「いらぬお世話」だ。この戻ってくる四角をどうにかして表示しないようにしようと思ったのだが、いろいろやってみてもうまくいかなかった。
 PICT flavorを追加するときにflavorSenderTranslatedにするとFinderにドロップしたときにクリッピングファイルが自動的に作られなくなるからこれを利用して…とも思ったのだが、枠が戻ってきてしまう問題は解決しそうにない。結局はゴミ箱にドラッグされたときもPICTデータを送信することにして(だからゴミ箱の中にPICTクリッピングができる)同時にパターンを削除するようにしてみた。あまりスマートな方法とはいえないが、うまい方法がわかるまでの暫定的処置ということで。

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