8.31 07:00 ImprMailに関連して、「HyperCardでメーラーは可能か?」というような主旨のメールをいただいたのでそれに関するぼくの回答。 今のところ送信のためのルーチンしか作っていないが、受信部分も作ることは可能だ。プログラムさえ書けば、テキストのみのものだけでなく、添付ファイルつきのメールだとかHTMLメールだとかもちゃんと受け取ることができるだろう。ここがちょっとめんどくさい。送信については「テキストのみが送信可能です」ということにしてもそれほど困ることはないだろうが、「添付ファイルつきのメールは受信できません」ということではまずい。また日本語のエンコードについても、メーラーによっては妙な(矛盾した?)エンコードで送ってくるものもあるのでそういうメールも正しく読めるようにしないといけない。そのあたりが送信ソフトはあっても受信ソフトはないという1つの理由になっているように思う。 が、おそらく、もう1つ別の理由がある。それは受信したメールの管理だ。メールというのは読んで返事を書いたら終わりというわけではなく、もちろん保存しておいてあとから読むということも可能でなくてはならない。要するになんらかの形でファイルとして残しておかなければならないというわけ。これが結構めんどくさい。もちろんこのあたりはHyperTalkだけで作ることもできるだろうが、速度的な問題などを考えるとCなどで作った方がよさそうな気もする。 ぼくもHyperCardベースの簡易メーラーのようなものを作りたいと思ってはいるが、メールの管理を考えるとめんどくさそうなので「ファイルとして保存せずにサーバに届いているメールを閲覧して必要なら保存できる」というようなソフトにしようかなと考えている。まあ実際にどうなるかはわからないけど…。 |
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