あまつぶ

2.10 20:00 【ResEditに近づく】

 IconPartyの続き。前にほしいなと思ったパターンパレットを追加。パターンを変更したりできないからまだいまいちなんだけど、ResEditで使えるパレットは全部使えるのでとりあえずはこんなもんかもしれない。で、背景色をどうやって変更するか悩んだのだけど、まずはカラーパレットをオプション+クリックというインタフェースにしてみた。背景色を表示しておく場所がないのでまずはパターンパレットでだけ表示するという方法をとった。表示するとしたらブレンドパレットの一番上の部分か情報ウィンドウを広げるかくらいだと思うけど実際のところパターンの場合くらいにしか使わないような気がするのでこのままでもいいかもしれない。一応背景色は消しゴムで消す場合に使うことにしてみたが、この機能はない方が使いやすいかな?
 それから、ファミリウィンドウのアイコンをダブルクリックするとペイントウィンドウが開いてそこでそのまま編集できるようになった。16色だとか白黒のアイコンの場合をどうするか悩んだのだけど、まずはすべて256色で開くことにしてみた。保存する時に勝手に減色されるからそれほど気にすることもないかと。ただまあ、16色のアイコンを開いた時は16色の色にチェックをつける……というくらいの配慮は必要かも知れない。
 この機能をつけたことによって、急にアイコン編集ソフトらしくなってきた。これまではまずアイコンにする元の絵を作ってそこからアイコンにしていくという流れだったけど、これからはまずアイコンを作って(あるいは既存のアイコンを開いて)編集していくことができる。流れとしてもかなり自然だ。元となる絵は別にもう少し広い画面で作った方がよさそうだけど一度アイコンにしたあとそれをちょっといじった別のアイコンを……なんて時にはかなり便利だ。試しにちょっと使ってみたが、あっという間に新しいアイコンが作成できた。
 こうなると、今度はBNDLだとかFREFだとかのリソースもあわせて編集できるといいななんて思う。あるいはアイコンファイルを保存して閉じてResEditに開いてもらうといった機能でもいいけど。全部IconPartyで……が理想だけど他のリソースはResEditで作るんだから「託す」機能でも十分使い物になりそうだ。ResEditが起動している時ならResEditにAppleEventを送ってやれば開いてもらえそうだけど、起動していない時はどうやるのかな。。FinderにAppleEventを送ってもファイルの作成アプリケーションで開くことになってしまうし、ResEditを起動してから……というのも最初のスプラッシュウィンドウなんかが表示されてしまいそうで。おそらくなにか方法があるはずだから考えてみよう。
 その他は細かい変更とバグ修正。だいぶバグもとれてきたのでそろそろ区切りをつけてβの印をとりたいなと思う。目標とするところまではまだ達していないので、1.0にはならないと思うけど。

 JPEGのやつの方の続き(そろそろタイトルをつけてしまいたいが……)。やっとスクロールバーの処理ができるようになった。なにがまずいのか結局わからなかったが、動かしたあとにDraw1Controlで再描画してやるようにしたらうまくいった。なんだかよくわからないが、動いたからいいか。倍率変更も1倍〜8倍までできるようになって、細かい部分の確認もokと。
 それからクリップボードに入っている画像を開く機能も追加。スクリーンショットをクリップボードにおさめたあとに使いやすくするため。ドラッグ&ドロップはまだだけどピクチャクリッピングをつくるだけならたいしたことはないかな。
 あとは、やはり画像の縮小機能があるといいなぁ。取り消し処理なんかも考えるとちょっと面倒だけど、たいしたことができるわけじゃないから気に入らなければ開きなおす……とかでもいいかもしれないし(笑)。それから画像の一部を切り出す……言い出せばきりがないか。ま、せっかくQT3の機能を使うんだから画像にフィルタをかけるくらいできるようにしてもいいかなと思いつつ。

 次の予定は特になし。

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