4.8 23:00 【IDEでメモ】 ModalDialogでモードレスダイアログ……はさすがに無理か。通常のイベント処理ルーチンを呼び出せばそれらしく動くかも知れないけど、アプリケーションの切り替えはできないようなのでそのアプリケーションの中でだけの「モードレス」になってしまう(^^;; わざわざそのルーチンを書くくらいならまじめに(?)処理ルーチンを書く方がいい。アプリケーションを切り替えさせたくないという局面なら使えるかも知れないけど、そんな場面は滅多にないか。 いろいろ試していたら、別の問題を発見してしまった。ダイアログを表示した時に最前面のウィンドウがディアクティベートされないのだ。フィルタルーチンを作ったことによってなにかやらないといけないことが増えたのかと思ったら、前のバージョンでも同じだった。今まで全然気がついてなかったっけ(^^;; おそらく通常の方法(苦笑)で作ったウィンドウなら問題なく処理されるのだろうけど、フローティングウィンドウを処理するためにWindowExtensionsを使っているからダイアログを表示する時になにかしないといけないのかな。これまでなにかをした記憶はないなぁと思ってIconPartyをチェックしてみたらこっちもそうだった(おいおい)。モーダルダイアログを使っていないアバウトダイアログでは正常みたいだったからModalDialogと相性が悪いのかな。ちょっと調べてみないといけないな。 IDEをメモソフトとして使えるか……という話。影山さんとこの掲示板から出てきた話なので「何をいきなり……」と思われるかも知れないが(^^;; うちではメモはほとんど全部スティッキーズで管理していて、プログラム関係の長いものはIDEでテキストファイルにしてある。プログラムを書きながら読むことも多いし、中にソースが入っている場合にも読みやすいから。RFCとかもIDEのドキュメントにしてある。 以前はノートやルーズリーフ、そのへんの紙(苦笑)にメモしていたりしたのだが、どこにメモしたのかわからなくなってしまうことがよくあって、いつからかスティッキーズを使うようになった。タイトルバーだけにしておけばたいして邪魔にならないし、1行で済むようなものならすぐ確認できるというメリットもある。動作も軽くて安定しているし。 が、それでも、メモが増えてくるとだんだんごちゃごちゃしてくる。タイトルバーだけの状態から元に戻すのはマウスを使わないといけないのも面倒だし、メモが長くなってくるとスクロールが面倒だ。スクロール位置を覚えていてくれないのもいただけない。できればメモを階層化できるとうれしいのだけど、もちろんそんな機能はないし。 前置きが長くなったが、IDEでメモを管理することができるか、と。ダミーのプロジェクトファイルを作って、そこにメモを追加していけば一応管理できそうだ。1つのウィンドウですべてを見渡せるし、キーボードですべて操作できるし、階層化ももちろん可能だ。起動にちょっと時間がかかるのが難点かも知れないが、IDEを常用している人ならそれほど気にならないかも知れない。 そんなわけでさっそく実験。「メモ」という名前のプロジェクトファイルを作り、ターゲットのLikerをNoneにする。そして、File MappingでタイプTEXT、拡張子.memoというのを追加。これをメモにする。オプションは、Ignored by makeだけをチェック。あとは、.txtとかも追加しておく(RFCが全部そうだから)。エディタとしてIDE以外を使用したい場合は、launchableもチェックしておく。使い分けたい場合はlaunchableにしておいてファイルのクリエータで区別するようにすると。 スティッキーズのメモからテキストをコピーしてメモファイルを作成していく。メモファイルの作成先はプロジェクトファイルと同じ階層に「memo」フォルダを作成してそこに保存した。ま、これはどこでもいい。で、できたメモファイルをプロジェクトに追加して、好きなように階層化する。すでにテキストになっていたものはそのままプロジェクトに追加。その際に「.doc」だとか「.txt」だとか拡張子をつけると。「拡張子は好きになれないから嫌だ」という場合はファイルタイプがTEXTで拡張子なしのファイルをFile Mappingに追加しておけばok。これを使えばプロジェクトファイルでソフトのドキュメントを管理することも可能になる。 ここまでで、メモの管理やドキュメントの閲覧ができるようになった。が、まだこれだけではIDEを使うようにするメリットはあまりない。ポイントはここから。おそらくIDEを使っている人ならソフトのプロジェクトがいくつかあると思うけど、それらをメモプロジェクトに追加していく。うちでは「Projects」というグループを作ってその中に「作業中」「完成」というグループを作った。これでプロジェクトラウンチャとしても使えるようになった。 ついでによく開くフォルダを開くことができるといいなと思ったのだけどそれはちょっと難しそうだ。このへんはNavi iRaeの力を借りることにする。それから、HTMLも管理できないかなと試してみたが、同じ名前のファイルを同一プロジェクトに追加できないという制限があるらしく、断念。index.html以外は同じ名前のファイルはないと思うんでそれをなんとかすればいけるかもしれないけど。 使い初めてみて気付く問題というのもいくつか。プロジェクトラウンチャはたしかに便利なのだが、最初に開くプロジェクトが「メモ」になるからこのプロジェクトがデフォルトプロジェクトになってしまう。要するに、cmd+0が使えないのだ。ま、一度メモプロジェクトにいけばそこから目的のプロジェクトにいくことができるから、慣れの問題かな? 慣れれば逆に各プロジェクト間の移動が楽になって便利かも知れないし。まだ実験段階だから、これからまたいろいろと試してみることにしよう。 と、いいところ(?)なんだけど、引っ越しのためしばらく更新できない。落ち着いたらまた復活するのでしばらくお待ちを(^^;;; |