あまつぶ

6.30 【まだまだ荒削り】

 昨日はすごい雨だった。地方によっては死者や行方不明者が出たところもあるんだそうで……。

 某ランチャの続き。セル間のドラッグ&ドロップ、ごみ箱へのドロップなどは完成。だいぶ使いやすくなってきた感じだ。が、まだいろんな部分で手抜きをしているのでそのあたりをなんとかしていかないと。
 現在のバージョンではパレットの内容が変更された場合にすべてのセルを保存しなおすという形式をとっているが、、たった一ケ所いじっただけで保存に時間がかかってしまってちょっとうっとうしい。パレットに位置だけを変更した場合には位置情報を上書きするようにして多少はましになったことはなったのだけど。
 位置情報を上書き……のルーチンでは結構ひどい目にあった。自分で作ったバグが原因なのだけど、なんと、パレットに保存したはずがResEditに保存されてしまってResEditを破壊。どうも保存がうまくいっていないようなのでなにがまずいのかなぁとパレットをResEditで開こうとしたら……「これは破損しているかこのコンピュータでは使用できません」。バックアップからResEditをインストールしなおして新しい方で開いてみると、、内容はまさにパレットのリソース。な、なんで……?
 なぜResEditに保存されてしまったのかさっぱりわからないが、その後も関係ないファイルをいろいろと破壊してしまったようだ。Finderの設定もおかしいのか、ポップアップにしてあるフォルダが再起動すると元に戻ってしまうという謎の症状まで。とりあえずこれを書き終わったらDisk First Aidにでも見てもらおうかしら。うむむ。ポップアップの設定ってどこにあるのかよく知らないんだけど、各ディスクのどこかに保存されているのかな?

 ま、それはそれとして、他にも不便な点がいくつかある。アイコンの再描画が遅いのだ。ファイルの位置情報(エイリアスレコード)だけを記録していてアイコンは必要になったらその都度読み込んで表示しているから効率が悪い。セルのデータの中にアイコンも入れておく必要があるのかな。メモリを余分に使うのが気になるけど、16*16の8ビットアイコンでも256バイトだからたいしたことはないか。
 あとはやはり保存処理かな。リソースIDを128から順に……というのはやめて各セルにリソースIDも記録しておいてなにか変更されるごとに自動的に書き込むという方がスマート。位置を入れ替えた場合なんかはIDとエイリアスレコードは元のままで位置情報を保存するリソースだけを変更すればいいから速度的にもかなり得なような気がするし。まだ保存されていないファイルについてはIDにダミーデータを入れておいて保存するときにまとめて保存すると。このときは時間がかかるだろうけど、最初はどうしようもないからよし。パレットごとにテンポラリファイルを作っておいて……という手もあるけどめんどくさいしなぁ(笑)。

 あとは全体の設定として、ホットスポットと起動時にFinderを前面に出すというのを追加。このくらいは必要かなと。各パレットについての設定はまだ作っていないけど、タイトルバーの位置と色くらいは変えられるといいかも。あ、あと、画面の右端に置いた場合に画面の解像度が変更されると位置が変わってしまう問題をなんとかしたいなぁ。DragStripでは「右端に沿う」みたいな設定ができたけど、Malphではどうしてたのかな……。例えば画面上の位置で左寄りにあれば画面の左端からの距離を一定に、右寄りにあれば右端からの距離を一定に保つように動くとか……どうだろう。

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