10.23 【Interfaces and Libraries 3.3a1】
昨日書いたHTMLRendering.hの件。ヘッダとライブラリを入れ替えてテストプロジェクトで実行してみたら、あっさりとfalseが返ってきた。んー、やはりOS9以降でないと動かないというわけか……。
入れ替えたついでに(もちろん、入れ替える前のものはバックアップしてあるが)これまでに作ったプログラムがそのままでコンパイルされるかどうかを確かめてみた。とりあえず最近アップデートしたIconPartyとQT-Qをチェック。
ある程度予想はしていたけど、かなりたくさんのエラー発生。見るとコントロール関係の定数が定義されていないというエラーがほとんどだ。kControlUpButtonPartなどの定数が定義されていないらしい。コントロールの扱いが変わってこれまでのパートコードが使用できなくなったのかなと焦ったが、実はControls.hで定義されていた定数や構造体の一部がControlDefinitions.hに移動していただけだった。新しいヘッダファイルをインクルードしてコンパイルし直してやると、たくさんあったエラーがすべて消えてしまった。ふう。
いちいち関係のあるすべてのソースを書き換えるのも面倒なので、プリコンパイルヘッダ(MacHeaders.pchでインクルードされているMacHeaders.c)にControlDefinitions.hを追加しておいた。これでヘッダファイルのバージョンを気にせずにコンパイルできるようになった。
QuickTimeLibのファイルサイズがQT4 SDKに入っていたものに比べてかなり小さいのが気になっていたのだが、QT-Qの動作を見るかぎりでは問題なさそうだ。QuickTimeLibのしていることって、結局はQuickTime
PowerPlugの中にある関数を呼ぶためのインタフェースを提供してくれているだけなのだろうから(このあたりがstubと呼ばれる所以か)たいしたサイズはいらないってことなのかな。よくわからんけど。
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