普段から地道に地道に活動している人達の方が、何か派手な問題が起こった時だけ、 急 に頑張っちゃったり、にわか評論家に早変わりする無責任な人々なんかより、よっぽど尊敬に価する。そりゃ何もしないよりマシかも知れないけどさ・・・
まぁワシなんかは音楽作ることくらいしか出来ないし、 その範囲で努力するしかないんだけど、プロなら当然のこと、アマチュアだってね、 例えばこのインターネットＷＷＷだってそうだけど、メディアに何らかの情報を流すんだったら、 発信者はそれ相応の責任を負って当然だと思うのよね。それは音楽や美術だろうが宗教や政治的主張だろうが、同じことなはず。
事件は世の中を映す鏡なわけでさ、決してこの事件の犯人だけの特異な事例と考えちゃいけないよね。 少年に限らず、場合によっちゃ誰だってそういう心境に陥る、かも知れないような世の中を自分たちが作り出してきた、って責任は社会全員が負ってるはずだ。 そういえば、わが身を振り返っても、ワシの部屋の目の前が中学校なのだが、そこの生徒と挨拶なんてほとんどすることないもんなぁ... 使い方次第で、音楽なんてうまく行けば言葉よりもずっと説得力を持つことだって出来るんだから、 ミュージシャン達にも張りきって価値のある作品を発表してってもらいたいです。

「ニュースステーション」が、"返還"という言い方はイギリス側(=帝国主義、植民地支配者の立場)から見た表現であって、 本来の主権者である中国側の立場からすれば"回収"なんだ、とコメントしていたのが印象的だった。