実験方法
蒸発皿に 5 g 程の亜鉛粉末を入れ、この亜鉛粉末を完全におおう程度の 6M 水酸化ナトリウム水溶液で満たします。
蒸発皿をバーナーで沸騰するくらいまで加熱して、きれいに磨いた銅貨を入れます。しばらくすると、銅貨が亜鉛でコーティングされます。
亜鉛メッキされた銅貨は銀貨に見えます。( この反応は酸化還元反応です。)
この銀貨をピンセットで取り出して、水洗いした後、バーナーの炎の中に入れます。
亜鉛と銅が溶解、融合して黄銅ができます。この黄銅が金色のため、銅貨は金貨に見えます。
色が変わってきた段階で炎から取りださないと失敗します。また、最近の銅貨は中心に亜鉛を使っていますので、加熱しすぎると亜鉛が漏れ出ます。 |