#ifdef XXE
#else

(4)Xの設定。

(4A) KDE 環境.

    . konsoleのショートカット設定は メニュから Settings->Configure shortcuts です。
      Shift+InsertのPasteへの割り当てもここから解除します。
      xeの機能キーを十分利用できるようにするには keytabファイルを設定する必要があります
      (8)-(j) xe.keytab を見てください。

(4B) GNOME 環境.

   . X では xmodmap コマンドで キーコードと機能の割り当てを設定できますが
     キーに文字列を設定できません。代わりに xterm,kterm 等のターミナル
     エミュレーターが文字列を発生します。ターミナルエミュレーターの
   生成する文字列の種類は限られていて xe には十分ではないので 、
     Shiftキーとの組み合わせなどは X のリソースとして追加設定する必要が
     あります。

     以下はxterm,ktermの場合でgnome-terminal,konsoleの場合は
     ".gnome-terminalの場合" へ進んでください

     添付の ファイル xelnxres.xxx を xrdb コマンドで Xリソースに
     マージしてください。xxxはディストリビュションID。
   このファイルはxterm,kterm で動く他のApplと干渉しないように
     アプリケーション名をxeとして作成しているので、
     それを 次のようにxterm/ktermに通知する必要があります。
     例えば、 "kterm -name xe -e xe"の
     -name はアプリケーション名で -e は起動するプルログラム名です。
     -name の "xe" が 次に示すようにxelnxres.xxx の中の xeに対応しています。
        xe*cursorColor: blue
        xe*vt100.Translations:  #override \n\
            Shift<Key>F1:   string(0x1b)    string("~54001")\n\
            :
            :
     次のような xe 起動シェル を作っておくと良いでしょう。

        xrdb -merge /g/src/xe/xelnxres.xxx
        kterm -name xe -e xe $1 $2 $3
     ==>(6)章のサンプル xekt,xextを参照してください。

     xe 専用の設定をするには次の様な方法もあります。
     プログラム名ktermのコピー、例えば ktermxe を作成し、
     xelnxres.xxx のアプリケーション名を ktermxe に変更し
     kterm をその ktermxe で起動する。
     コピー先のプログラム名の一部にはxterm,ktermを残してください。
     xeがターミナルエミュレーターを判断するときに実行モジュール名に
     xterm,kterm等の文字列があるかをChkしています。

     他のアプリケーションとの干渉が問題とならない場合、
     次のようにすることも出来ます。
     アプリケーション名を KTerm*vt100.Translations .. の様に
     (KTermはアプリケーションクラス名でketrmはアプリケーション名です、
     linuxの版によっては一方のみ有効のものもあるようです)変更すれば
     kterm を起動したときにリソースの設定は終っているので kterm 上で
     単に プログラム名 xe を入力するだけで全ての機能キーを使用できます。
     KTermと修正したものをxelnxres.xxx とした場合、xe 起動シェルを
        xrdb -merge /g/src/xe/xelnxres.xxx
        xe $1 $2 $3

     尚、xekbchk --sfnm で xe が認識するキー入力文字列を表示しますが
     ^[~xxyyz (DOS scan+char+shiftid)形式の文字列はxekbchkの出力に
     なくても認識します。^[~xxyyz 形式以外の他のアプリケーションと
     共用できる文字列でxeが認識できるものが表示されます。
     ==>(9)-(b)表参照

    . gnome-terminalの場合。

     gnome-terminalはXリソースを見てないのでこのような設定はできません。
     F1はHelpキーに割り当てられているので、メニューの Edit-->Keybindings
     で   Help を Disableにしてください。
     F10のメニューショートカット割り当ても無効にしてください
     FedoraCore4ではShift+F10でポップアップメニューがでますが、
     これはGTKにhardcodeされていてgnome-terminalがそのまま使っているので
     変更できないようです。
     更に、gnome-terminalはvteに依存しています。
     vteはいくつかのキーの組み合わせを自分で処理します。(vte SRPMのvte.cを参照)
     例えばShift+InsertはPRIMARYクリップボードからペーストします。
     Shift+PgDb/PgUp/Home/Endも自前の処理をしています。
     これを回避するにはxmodmapで別の割り当てをしてください。
     sample file (e)xelnxkey.xxx を参照。

#endif