(5)。X での設定。

  - X の dtterm ではそのままでは利用できるキーの組み合わせが少ないので、
    X リソースを設定する必要があります。
    aixterm でも 一部 シフト無しとShift+とで同じEsc文字列を生成する
    ものがあるので、それを区別する為にX リソースの設定が必要です。
  - 環境変数を設定して dtterm/aixterm を起動します。
    例えば次のような行を.profile に設定します。
    export XENVIRONMENT=$HOME/.Xdefaults.xe
    或いは添付のシェル atm(aixterm用)/dtm(dtterm用)を使用してください。

    .Xdefaults.xe は次のようになっています。

        aixterm_xe.Translations: #override \
         Shift<Key>BackSpace:    string("\033~0e081")\n\
         Shift<Key>Return:       string("\033~1c0d1")\n\
         Shift<Key>KP_Enter:     string("\033~1c0d1")\n\
         Shift<Key>Insert:       string("\033~52001")\n\
         Shift<Key>Delete:       string("\033~53001")

    ("\033~xxyyz" は 旧Formatの "\033~~xxyyz" でもOKです)
    1行目の aixterm_xe は aixterm コマンドの -name aixterm_xe パラメータ
    に対応しています。aixtermを -name パラメータなしで起動する場合は
    1行目は  aixterm.Translations: #override \  とする必要があります。
    2行目以降は aixterm が発生するEsc文字列で Shift キー有り/無し
    で区別がつかないものについて異なる文字列を発生させるための指定で
    意味はTeraTermの場合と同じようにDOSのスキャンコード、文字コードと
    シフトIDを指定します。
    キーのシンボル名は AIX 上の keysymdef.h を見てください。