BURDLO 3D

これはもともと4眼カメラとして作られた「Nimslo」をベースに生産された製品。UK のDavid Burder氏による。
(David Burder氏:3D作家、コレクター、ロンドンステレオスコピック協会前会長)
レンズ・シャッター部を2眼に丸ごと取り換えることで、35mmフルサイズ×2を実現している。改造品とは思えない"factory finished"な出来栄え。David Burder氏によるNimslo改造カメラは、この2眼のほかに、単眼からなんと24眼まであるらしい。
このアングルから見ると、ベース機である NIMSLO とまったく見分けがつかない。 35mmフルサイズがぎちぎちに接近して撮影される。ペアとなる2コマの間隔はほとんどゼロ。フジのラボに「マウント仕上げ」で現像を出したら、10枚ほどマウントしてくれたが、コマ間隔ゼロに音を上げたのだろうか、「撮影ミスと思われます」の紙と一緒に、残りは長巻きで返ってきた・・・。仕方がないので自分でマウントした。

2つのレンズをカバーする大径72mmのフィルターネジがあり、フィルターまたはクローズアップレンズを取り付けることができる。 VivitarのClose-up Lens Set (+1,+2,+4) がカメラとセット販売されている。取説(Tips for using the BURDLO 3-D Camera)には「ベースライン(レンズ間隔)が36mmと短いので、接写に最適である・・・」の記載あり(下図参照:クリックで拡大)。

絞りが絞られる状況では、イメージサークルの外側が欠ける。 取説(Tips for using the BURDLO 3-D Camera)


参考:Reel 3-D Enterprises, Inc. - 3-D Stereo Photography Supplies and books: Web Site Special Offers
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